冷蔵庫の温度に関する疑問。適正温度は?部屋ごとに温度が違う?
2015/12/09
sura
2016/06/30 更新
お気に入りの大切なお洋服、アイロンがけでダメにしたくないですよね。高い温度でかけないとシワがのびないもの、低い温度でないと生地を傷めてしまうもの、繊維の性質によって様々です。基本的なアイロンがけの方法からアイロンの種類のご紹介までをまとめました。
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大切な服を気持ちよく着る
アイロンは上手に使えば、繊維の良さを活かして気持ちよく、素敵にお洋服を着られます。
そのためにアイロンの温度設定が大切です。
その繊維にあったアイロン温度を知っておきましょう。
髪に使うヘアアイロンの適正温度は140~170℃といわれています。
対して衣類のアイロンの設定温度は80~210℃なので、アイロンの方が幅広く温度調節できそうですね。
アイロン表示の温度と意味
高・・・180~210度で掛ける
中・・・140~160度で掛ける
低・・・80~120度で掛ける
✖印・・・アイロンがけ不可
波線・・・あて布をして掛ける
ドライで掛けるとき
以下のときはドライでアイロンがけしましょう。
①霧吹きやアイロン用のキーピングなどを使う時
②絹など薄地のものに生乾きの状態でかける時
③合成繊維にかける時
スチームで掛けるとき
以下の場合はスチームでアイロンがけしましょう。
①ウールなどのシワを伸ばすとき
②セーターの形を整えるとき
③ズボンに折り目をつけるとき
まとめてアイロンがけするとき
洗濯物をまとめてアイロンがけする時は、低温でかけるものから順に行っていきましょう。
アイロンは温度が下がるのに時間がかかるので、高温でかけるものからやってしまうと時間がかかってしまいます。
アイロンがけの後
アイロンをかけた後は、ちょっと面倒ですが、しばらくハンガーにかけて待ちましょう。
そうすると、残った熱や湿気でシワがついてしまうのを避けられます。
麻生地
引っ張りに強く、清涼感のある麻生地は、夏によくみられる生地ですね。
麻生地をアイロンがけする時は、180~200度の温度で行いましょう。
ただ、ものにもよりますが、麻生地はシワになりやすく、シワがのびにくいこともあるので、その場合はお洗濯の後脱水をしない「ぬれ干し」をするとアイロンがけが楽にできます。
綿(コットン)生地
お肌にやさしい、綿生地は肌着や靴下、タオルなどに用いられますね。
綿生地をアイロンがけする時は、160~180度の温度で行いましょう。
綿麻生地
綿麻の混合生地の場合は、綿100%と同じように洗濯、アイロンがけします。
麻の混合割合が多い生地は、スチームや霧吹きで湿り気を与えるか、生乾きの状態で、綿より高めの温度でかけましょう。
毛(ウール)生地
毛布やセーターなどに用いられ、摩擦に強く、吸湿性、弾力性があります。
アイロンがけする時は、110~150度の温度で行いましょう。
レーヨン生地
吸湿性があり、ほかの繊維と混ぜるのに適しているので、たいていの場合、レーヨン〇%、綿〇%などのように表示されています。
肌触りがよいので、下着や服の裏地、寝具などに用いられる再生繊維です。
水に弱い性質なので、ドライアイロンで当て布をし、110~150度の温度でかけましょう。
キュプラ生地
吸湿性があり、光沢の美しい再生繊維です。
やわらかくしなやかで、ドレープ性があり、スカーフなどにも用いられます。
静電気が起きにくいですが、摩擦によって毛羽立ちやすいので当て布をして、110~150度の温度でアイロンがけをしましょう。
ポリエステル生地
シワになりにくく、型崩れもしにくい、丈夫な合成繊維です。
ワイシャツ、ズボン、プリーツスカートなどに用いられます。
テカリ防止のため当て布をし、110~150度の温度でアイロンがけしましょう。
天然繊維よりも熱に弱いので注意が必要です。
絹(シルク)生地
軽くしなやかで、上品な風合いを持っている絹は、お着物などに用いられます。
美しい光沢があるのでスカーフやネクタイにも使われます。
デリケートな素材なので、必ず当て布をし、110~130度の温度でアイロンがけしましょう。
ナイロン生地
丈夫で軽く、光沢は絹のようで、汚れに強く乾きやすいナイロン生地は、スポーツウェアや水着などに用いられます。
すぐ乾きシワになりにくいので、アイロンをかける機会は少ないかもしれません。
もしアイロンがけが必要な場合は、熱に弱いので当て布をし、温度は110~130度でかけましょう。
アクリル生地
軽く柔らかい感触で、シワになりにくいアクリル生地は、セーター、肌着、カーペットなどに用いられます。
シワになりにくいアクリル生地ですが、アイロンをかける場合は、浮かしながらスチームで蒸気を軽く当て、形を整える程度にしましょう。
ポリウレタン生地
ゴムのようによく伸び縮みするので、最近ではジャケットやパンツなど、ストレッチ素材と呼ぱれる商品の多くがポリウレタンを使用しています。
しかし、とても熱に弱いので、アイロンをかけるのであれば当て布をして、温度設定は90~110度、短時間で済ませましょう。
ドライアイロン
高い温度と押さえる力でシワをのばします。
最近は、スチーム機能が必須になっているのでドライアイロンを販売していないメーカーも多く、製品が少なくなっています。
スチームアイロン
スチームを吹きかけることでシワをのばします。
最近はスチームアイロンが主流になり、種類も豊富なので選びやすいです。
スチームモードは、「パワーモード」や、「ハンガーショット」、「スプレー」など、いくつかモードがあるものが増えているようです。
コードつきアイロン
一般的なコードのついたアイロンです。
メリットは高い温度を維持できること、スチームの勢いも低下しにくいです。
長時間の使用に向いていますが、コードが邪魔なところが弱点です。
コードレスアイロン
充電台に置いて使うコードレスアイロン。
コードが邪魔しないので動かしやすいのが最大のメリットです。
掛けている間に温度が下がってしまうので、数分に一度、充電台に戻す必要があります。
温度維持がしにくいので、大きな面をかけるときは不便です。
ハンディアイロン
アイロン台を使わず、服をハンガーに吊るしたままアイロンがけができます。
スチームでシワをのばす「スチーマー」タイプや、ブラシでこすってシワをのばすタイプ、大きなクリップではさんでアイロンがけするタイプなどがあります。
コンパクトアイロン
出張や旅先などでも使えて便利なコンパクトなアイロンです。
手のひらサイズのものもあり、カバンに入れて持ち歩けるので助かります。
いかがでしたか?
生地に対する適切な温度設定はわかりましたでしょうか。アイロン温度を意識してかけると、今よりもっと素敵にお洋服を着られるかもしれません。大切なお洋服、よりよく活かしてみませんか?
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