2016/02/11
tadashi0613
2016/11/16 更新
エアコン選ぶ際、店員さんにおすすめされるがままに買ってしまったという経験はありませんか?エアコンは取り付け工事が必要となる家電製品のため、機能と価格だけでは選べない家電。そこで今回は、失敗しないエアコンの選び方とおすすめエアコンについてまとめてみました。
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種類も多く難しいエアコン選び。苦労した方も多いのではないでしょうか。
今回はエアコンの選び方と、おすすめのエアコンをまとめました。
カタログでチェックしたい項目は「畳数の目安(赤)」と「能力(青)」のふたつ。
【畳数の目安(赤)】8~10畳の部屋に適しているという意味ではなく、木造なら8畳・鉄筋なら10畳ということなので、注意!
【能力(青)】この数値が大きいほど、力が強く広い部屋に対応できるという意味。( )内の数値は、変更できる能力の幅で、この最小値が小さいほど、きめ細かな運転ができるエアコンなのでおすすめ。
【省エネ達成率】省エネ基準(目標値)をどれくらいクリアしているかを「%」で表しています。数値が大きいほど省エネエアコンの機種なので、おすすめ。
【冷暖房平均COP】消費電力1kWあたりの冷房・暖房能力(kW)を表した数値となります。COP数値が大きいほど、エネルギー効率がよい省エネエアコンの機種なのでおすすめ。冷暖房平均COPの数値は、省エネ達成率より重要なので良く確認しましょう!
【電気代の違い】
年間で標準タイプと比べて、省エネタイプは約20,000円、準省エネは10,000円も安くなる。 最初は高いが、電気代が安いので安物を買うより良い物を買いましょう。
【電圧の違い】200V使用の機器のほうが消費電力又は能力が100V使用に比べて消費電力は低く、能力は高くなります。もちろん省エネ率も上です。機器代は一緒なのに非常にお得な気分になりますよ。
冷暖房・基本性能
温度制御のプログラムやセンサーが搭載されているのは標準機能です。
【おすすめ機能チェックポイント】
・ 運転モード
・ 気流の工夫
・ ルーバースィングの範囲や角度
・ 温度設定の細かさ
・ センサー性能
どの程度細かく配慮されているかをチェックしましょう。
除湿機能
最近の主流は「再熱除湿」という除湿方式。
通常は湿度を下げると室温も下がってしまうのですが、再熱器で暖めた空気をミックスすることで、温度を下げずに湿度を下げてくれる機能です。除湿方式としては、これがおすすめ。
また「洗濯乾燥モード・結露防止モード」など除湿のモードも複数設定されていますので、必要or不要をチェックしましょう。
除菌機能
各エアコンメーカーではそれぞれ、プラズマ除菌・除菌イオン・光触媒・ナノチタン・UV照射など、何らかの対応をしています。
それぞれのメリットをカタログなどで確認し、自分が一番納得する方式を選ぶのがおすすめ。
最新機能
【エアコンのトレンド機能】
・ 換気機能(排気換気・給排気換気・給排気同時換気)
・ 空気清浄機能
・ 酸素機能
・ セルフクリーン機能
などが最近のおすすめです。
使い勝手&メンテナンス
エアコンの日々の使い勝手は大切。
・ リモコンの操作性
・ タイマーセットの仕方
・ 本体やフィルターのメンテナンス
などの確認をしましょう。
室内機・設置スペースの寸法(幅×高さ)
窓と絡む位置に設置する場合が多々あります。設置可能な空き寸法をしっかり確認しましょう。またエアコンを付けた場合に、近くに吊戸棚などがあると、扉が開かなることも! 周囲の状況も含めて良く確認しましょう。
室内機・下地補強の有無
エアコン取り付け位置が想定されている場合、下地の準備がされていますが、特に想定されていない場合は、壁の下地が必要かどうかを調べておきましょう。
電源の有無とコンセントの形状
コンセントといってもいろいろあるため、取り付けたいエアコンの機種によっては、容量・コンセントタイプなど、変更工事が発生する場合もあります。ご自宅にコンセントがある場合は、コンセントの形・ボルト(V)・アンペア(A)などをメモしておくのがおすすめ。
室外機・設置スペースの確保
カタログには、「配管の長さ」と「最大高低差」が記載されています。その範囲内でエアコンを設置できる場所があるか、しっかり調べておきましょう。
室内機の設置場所
エアコンの空気の吹き出しを考慮して、できるだけ効率が良く快適な位置を見極めましょう。
1.部屋の短辺につける
2.窓のそばから冷やす・温める
3.風(冷風・温風共)を人に直接あてない
室外機の設置場所
エアコン室外機の設置場所によっても、空調の効率に差がでるので、以下の点をチェックしておくのがおすすめ。
1.日陰に置く
2.風通しの良い場所に置く
以上がエアコン選びのポイントになります!
エアコンの選び方が分かったところで、メーカー別におすすめのエアコンを見ていきましょう!
うるるとさらら
効率と環境配慮を確実に進歩させた新冷媒【R32】は、2014年モデルでは他社のエアコンにも採用となったことで、エアコン専業メーカーとしての技術力を改めて立証したメーカー。“ぴちょんくん”でおなじみの「うるるとさらら」は、外気の水分を取り込み、加湿できるのが売り。下から吸い込む新スタイルで室内の空気を循環させる「サーキュレーション気流」や、業界で初めて外気温 45℃での冷房運転に対応するなど、エアコンのトレンドを牽引しています。
うるさら7 Rシリーズ(2016年モデル)
2013年モデルで新冷媒【R32】を採用し、省エネ製と環境性に優れた「うるさら7」。天井に沿って気流を遠くまで届かせる「サーキュレーション気流」に加え、2016年は暖房時の快適性を高める「垂直気流」を新たに搭載。ひとりひとりに風を当てるのではなく、人に直接風が当たらず、冷気・暖気を部屋の隅々までに素早く行き渡らせることで、快適な空間を実現するのが哲学。設定温度到達後も、温度・湿度を快適に保つ新冷房方式「プレミアム冷房」や、外気温 45℃でも対応できる冷房性能、−25℃での運転にも対応可能な凍結しにくい室外機をなど、技術的な革新もさすが!口コミでもおすすめのエアコンです。
自動お掃除機能を世に知らしめ、大ブレイクさせた立役者。人の活動量や間取り・日照などを見極めて運転をコントロールするセンサー搭載や、肌や髪のうるおいをキープできる快適機能、スマホでの遠隔操作など、その後も続々と新しい機能で、エアコン業界を盛り上げています。
Xシリーズ(2016年モデル)
「ひと・もの・日照・床温センサー」センサーに加え、人が感じる暑い寒いを見分ける「温冷感センサー」を追加し、ひとりひとりに快適な冷暖房を実現。コンプレッサーからの排熱を顕熱蓄熱してノンストップ暖房をする「エネチャージシステム」や新フォルムにより、ファンの径とフラップを大きくすることで、温風を浮き上がらせずしっかり足元まで届けられるようになり、足元の快適さを向上している。部屋の温度・湿度により自動運転する「室温みはり」や、「ひと・ものセンサー」と連携して家族の在宅が分かる「おへやモニター」など、便利機能も充実。大家族にもおすすめ。
霧ヶ峰
古くからセンサー搭載に着手していた三菱は、皆さんもお馴染み「ムーブアイ」のセンサー技術が好評。「省エネの見える化」にいち早く取り組んだ先見の明はおみごと。さらに、センシングの結果、自動で省エネ運転をするだけでなく、私たち使い手に省エネ行動をうながすメッセージが表示される機能を搭載するなど、意識を持って省エネに取り組みたい人におすすめ!2016年にはふたつのファンを搭載した新構造を開発!現在のエアコン構造のスタンダードを作った三菱電気が、自ら全く違う構造を提案し次世代を切り開きます。まさにエアコンのトレンドリーダーです。
FZシリーズ(2016年モデル)
2016年はエアコン50年ぶりの大革命!今までのエアコンに採用されていた筒型のラインフローを止め、業界初!ふたつのファンを搭載した「パーソナルツインフロー」を開発。左右独立したファンなので、それぞれ風量を変えることが可能。左右で最大3度の温度差に吹き分けることができます。360度センシング可能のムーブアイは、床・壁・エアコンが設置されている壁面の窓・人の体感温度など、あらゆるものを見極めて状況を的確に判断し、無駄・ムラのない冷暖房を実現。左右で温度を変えられるため、ひとりひとりが快適にすごせます。
nocria
実は、フィルターの自動お掃除をいち早く搭載したのがこのメーカー。フィルター自体をペロンと舌のように出してフィルターのホコリをとる、というスタイルに抵抗があったのか、大ブレイクには至らず……。しかし、フィルターメンテナンスを自動化するという発想で、エアコン業界に新風を送り込んだ功績は大きいはず。
また、室内機のコンパクト化に早くから着手し、幅・高・奥行き、それぞれの寸法が小さいタイプがある。古いエアコンからの付け替えでも選べる範囲が広いので、サイズに制限がある人は必見!
nocria Xシリーズ(2016年モデル)
本体から吹き出す冷気・暖気とは別に、気流をつくる新機構「デュアルブラスター」が最大の特徴。本体パネルのデザインのように見える両サイドが送風ファンになっていて、冷暖房運転に合わせて上下に回転し、暖気の上昇・冷気の下降をコントロールします。人に風を当てるのではなく、部屋全体を均一にすることに主眼をおいているのがポリシー。見た目にゴツかったデザインがかなりスッキリしたのも好印象。コンパクトなお部屋にもおすすめです。
白くまくん
ステンレス仕様の白くまくんのイメージ通り、フィルター・通風路・ルーバーなどにステンレスを採用し、熱交換器やファンも汚れがつきにくい仕上げになっているのが最大の特徴。キッチンに近いダイニングや、たばこを吸う部屋など、ベタベタ汚れがつきやすい部屋にはおすすめ。スッキリとしたデザインも人気。
Xシリーズ(2016年モデル)
2016年モデルの「くらしカメラ4」は、従来の「画像カメラ」「温度カメラ」「ものカメラ」に加え「お部屋カメラ」を搭載。ソファやテーブルなどの位置や形だけでなく、業界初床材の種類を判別可能に!さらに天井の温度や下り壁まで検知し、部屋の状況をより正確に見極められるように進化。「3分割フロントフラップ」との掛け合わせで、障害物に遮られることなく最適な場所に気流を届けたり、床材に応じて最適な温度にするなど快適性を向上。また、足元付近を平均36℃に暖める「ゆか暖」や、人の入室を検知して約30秒で温風が吹き出す「すぐ暖」など暖房機能も好評。もちろん、スマホによる遠隔操作も可能なので、最新好きにはおすすめのエアコンです。
プラズマクラスターエアコン
プラズマクラスターエアコンで有名なシャープ。
気流にこだわり、包み込む気流でストレスのないエアコン冷暖房で、成人より弱い赤ちゃんにでも快適なエアコンを目指ています。さらに、室内の空気をクリーンにしてくれる独自の技術「プラズマクライスターイオン」も人気! これらの技術で、2009年春には「癒し快適エビデンス推奨マーク」を取得。快適性を追求しているエアコンメーカー。液晶パネル搭載のリモコンも、液晶メーカーならでは。運転モードによりバックパネルの色が変わり、見やすさバツグン。
F-Xシリーズ(2016年モデル)
吹き出す風に含まれるカビ菌を大幅に軽減する「風クリーンシステム」を開発し、吹き出す風をより清潔にした新モデル。温度・湿度をみはって、室内が乾燥している時は、空気清浄機を連動して加湿するなど、最適な運転をする「みはり運転」も好評。プラズマクライスターイオンで、空中のカビ菌・ウィルス・アレル物質の作用を抑制するなど、独自の機能も人気。2016年モデルは、吹き出し口周辺のルーバーを完全に取り外せて水洗いができる仕様に。キレイ好きの人におすすめ!
大清快
みなさんご存知の、省エネ大賞常連メーカーです。
コンプレッサー内部のシリンダーを2つにした独自の容量可変方式「エナジーセーブコンプレッサー」により、少ない電力で安定した室温を維持する省エネ運転を実現。確かな技術力が自慢。また、エアコン内部全てのメンテナンスフリーを最初に実現。空気清浄機能にもこだわりが高く、空気のクリーン度にこだわる人におすすめ。
DRシリーズ(2016年モデル)
空気清浄機能に自信があるメーカーなので「プラズマ空気清浄機能付エアコン」と称して、空気清浄機をまるごと一台搭載したエアコン。空気清浄状況をLEDランプで示すエアモニターや、集じんから排水まで自動で行う機能を搭載し、エアコンの清潔もしっかり維持します。メンテナンスが少なくて済むのでおすすめ。従来機から好評の、1時間1円で運転する「涼風」「保温」運転や、暖房の立ち上がりを素早くする「朝ダッシュ」も健在。2016年モデルは暖房性能を強化!役30秒で高温風がでるので、寒い朝も快適です。
エアコンおすすめメーカーをご紹介しましたが、実際の売れ筋はどうなのでしょうか?
2016年11月現在の売れ筋ランキングを見てみましょう!
3位 白くまくん RAS-AJ28F
¥48,880~
冷房(木造和室目安):8畳 冷房(鉄筋洋室目安):12畳 暖房(木造和室目安):8畳 暖房(鉄筋洋室目安):10畳
2位 ダイキン S22TTES
¥36,000~
冷房(木造和室目安):6畳 冷房(鉄筋洋室目安):9畳 暖房(木造和室目安):5畳 暖房(鉄筋洋室目安):6畳
1位 パナソニック CS-226CF
¥34,780~
冷房(木造和室目安):6畳 冷房(鉄筋洋室目安):9畳 暖房(木造和室目安):5畳 暖房(鉄筋洋室目安):6畳
いかがでしたか?
今回はメーカー別におすすめのエアコンをご紹介しましたが、気になるエアコンはありましたか?
ぜひ今後のエアコン選びのご参考にお役立てください!!
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