使わなくなった家電たち。あなたは正しい処分方法を知っていますか?
2016/05/03
Cima0206
2016/02/29 更新
引っ越しの時や突然家電が壊れた場合の家電の処分はどうすればいいでしょうか?エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビは家電リサイクル法で処分する方法が決まっていますが、そのほかの小物家電の処分はどうすればいいのか家電の処分方法を調べてみました。
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3分アニメでわかる家電リサイクル法
経済産業省が作った家電リサイクル法がわかる3分アニメです。私のように家電リサイクル法についてあまりわかっていない人にもわかるように説明してくれています。
◆家電リサイクル法とは?
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です
【どのように処分すれば良い?】
◆手順1:対象品目を確認
対象となる廃棄物は、下記の家電4品目と呼ばれるものです。製造メーカーによって回収料金が異なるので、確認しておきましょう。
●エアコン
●テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
●冷蔵庫・冷凍庫
●洗濯機・衣類乾燥機
【手順2:回収方法を確認】
廃棄する家電を「購入した」もしくは「買替え」するお店に引取りを依頼しましょう。お店によって引き取り方が異なるので、お問い合わせください。
遠方に引っ越しをしたため購入したお店が近くにない場合などは、お住まいの地域の自治体へ相談しましょう。
他にも郵便局振込方式で料金を支払い、指定引取場所に直接持ち込む方法などもあります。
【手順3:回収してもらう】
引取りを依頼した場合、指定された回収日時に回収業者が訪問します。回収してもらうには「家電リサイクル券」に必要事項を記入しなければなりません(回収時、または店頭での記入)。
引渡し時に、控えを渡されます。この控えでお店やホームページでリサイクル状況を確認することができます。
【「無許可」の業者の場合があるからです】
街中で大音量で巡回したり、インターネットで広告をしたりなどで無料回収をうたう業者の中には、廃棄物の収集や処分を「無許可」で行う業者がいます。
必要な「許可」とはお住まいの自治体の「一般廃棄物処理業」や委託です。
「無許可」の業者に引き渡すと、法を守った適正な処理の確認が出来ません。
不法投棄、不適正処理、不適正な管理による火災などの事例が報告されています!
◆「高額請求トラブル」も発生
はじめは「無料」と言っていたのに、荷物を積み込んだ後に「全てが無料ではない」と高額の請求をしてくる。そんな悪質な業者とのトラブルも発生しています。 正しいリサイクルで環境だけではなく、自分の身も守りましょう。
【いらなくなった家電は『正しく』リサイクル】
◆処分にかかる料金は?
不要になった廃家電を引取ってもらうにはリサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金はメーカー毎に、収集・運搬料金は小売業者毎に異なります。
信頼できる業者を選び依頼するようにしましょう。
【エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の処分方法】
引っ越しの荷物を処分するときに最大の問題となるのが大型粗大ゴミですね。
なかでもエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機というのは
家電リサイクル法という法律で処分方法が決められています。
そのためエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機に粗大ゴミシールを貼って、
ゴミ捨て場に置いておいておくのは違法!刑罰の対象となるので要注意です。
不法投棄に関する法律条文
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年十二月二十五日法律第百三十七号)
(投棄禁止)第十六条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない
第二十五条
次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の
罰金に処し、又はこれを併科する。
これらの家電製品を処分するには以下の5つの方法のいずれかを選択する必要があります。
◆エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機を処分する5つの方法
1.(買い換えの場合)新しく購入する小売店に収集依頼をする
2.(処分する場合)過去のその家電を購入した小売店に収集依頼をする
3.リサイクルショップに買い取ってもらう
4.ネットオークションなどで販売する
5.郵便局でリサイクル券を買って、指定取引場所へ直接搬入する
それぞれの方法と注意する点について詳しく説明します。
【家電を(買い換えの場合)新しく購入する小売店に収集依頼をする】
新居で新しい家電を購入して利用する場合は、新しく購入する小売店に収集義務があります。
ここで発生する費用はリサイクル料金+収集運搬料金。
同じ市内に引っ越しする場合は、この方法が確実です。
【(処分する場合)過去のその家電を購入した小売店に収集依頼をする】
完全に処分をしてしまう場合にはこの方法です。
過去にその家電を購入した小売店にも収集義務があります。
ここで発生する費用はリサイクル料金+収集運搬料金。
市外・県外に引っ越す場合は、この方法が良いでしょう。
【リサイクルショップに買い取ってもらう】
小売店で処分してもらうとお金がかかりますので、
リサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。
普通に処分してもらうお金がかかりますが、買い取ってもらうことができれば
お金を手にすることができるのでかなり魅力的と言えます。
ですが、いくつか注意点がありますので紹介しておきます。
●全て買い取ってくれるわけではない
→古いもの、使えないものは買い取ってもらえない。
●引き取りにお金を取られることもある
→買い取ってもらえないものの引き取りとして、逆に高いお金を払わせられることもあります。
●無料回収!という言葉には要注意!
→無料と聞いていたのに、引き取ってもらった後にお金を請求されたというケースもあるそうです。事前に本当に無料なのかを確認してください。
●違法な不用品回収業者に依頼しない
→違法な会社は廃品を回収して、家電製品の中にある貴重な部品を取った後、そのゴミを不法投棄することがあります。
このような点を注意しながら処分する必要があります。
特に違法な会社かどうかを見極めるためには「一般廃棄物収集運搬業の許可」か「市町村の委託」がされている会社なのかを事前に確認するようにしてください。
軽い気持ちで業者に依頼すると、あなたも違法行為に荷担していることとなりますので、
細心の注意が必要です!
【ネットオークションなどで販売する】
自己責任で買い取ってもらう方法としては、
ネットオークションを利用するのも1つの手ではあります。
この場合、手間と郵送料はかかりますが、
買い手が見つかれば、お金を手にすることができます。
ただし、買い手が見つからなかった場合には、自分で家電を処分しないといけなくなるので、ネットオークションを利用するのであれば、早めに行動を起こすようにしてください。
【郵便局でリサイクル券を買って、指定取引場所へ直接搬入する】
小売店が遠方にあったり、廃業していて依頼できない場合や、
自分で処分した方が早い場合には、この方法が良いでしょう。
流れとしては、郵便局でリサイクル料金を支払い、リサイクル券を手に入れてください。その上で地域が指定する指定取引場所まで直接搬入すればOKです。
もし、自家用車などで指定取引場所まで運べない場合は、指定の業者まで収集依頼をすればもっていってくれるので、ご安心を!(この場合のみ収集運搬料金が発生します)
以上が4つの大型家電を処理する方法です。
家電の処分にお困りではないですか?
回収業者に依頼した時に処分料の見積りを聞いて「こんなにお金がかかるの!?」と驚いた人も多いでしょう。そこでここでは、無料で電化製品を処分する方法や、無料で回収してくれる業者をご紹介します。
【1.不要になった電化製品、無料で処分したい!】
不要になったり、壊れたりした電化製品を処分するのに困っている人は多いものです。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電から、炊飯器や電子レンジ、トースターなどの小型家電まで、無料で処分する方法はあるのでしょうか?
いくつかの方法をご紹介しましょう。
【1-1.リサイクルショップや家電買取業者に売る】
家電リサイクル法により、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品は、新品を購入する替わりに小売店に引き取ってもらう場合も、自分で処分する場合も、リサイクル料金と収集運搬料金を支払わなければなりません。
かなり小型の家電なら不燃ゴミで捨てたり、デジカメや電卓などは、自治体の小型家電回収に出せます。
しかしながらおおむね30センチを超えるものは、粗大ゴミとして有料で回収してもらわなければなりません。
これらの電化製品を無料で処分するには、リサイクルショップや家電買取業者で買い取ってもらう方法があります。
ショップや業者によって買取対象となる電化製品の種類は異なりますが、出張料・査定料・送料が無料なら、買い取ってもらえれば「処分料は無料」ということに!
もし高額買取になれば、処分料が無料どころかプラスになるのでお得です。
出張査定サービスや、宅配査定サービスを行っているリサイクルショップなら、自分で家電を運ばなくてもよいので便利でしょう。
また店頭に持ち込めば、その場で査定し交渉成立後にその場で現金を払ってくれるところもあります。
ただし、リサイクルショップや家電買取業者の場合、不要な家電をすべて買い取ってくれるというわけではありません。
故障して使用できない製品、かなり古い製品などは買い取ってもらえないこともあり、手数料や廃棄料などを支払い、有料で処分してもらうこともある…と覚えておいてください。
【1-2.不用品回収サービス業者に引き取ってもらう】
不用品回収サービス業者に、電化製品を引き取ってもらう方法もあります。
業者によりシステムは異なりますが、回収する電化製品を一通り査定しリサイクル販売が可能なものは買い取り、買い取りできないものは無料で処分してくれる業者もいるようです。
ただし、作業費や運送料などの別途費用がかかることもあり、「無料回収できた」ということにならないケースもあるので要注意!
業者によって回収できる家電とできない家電があるので、依頼する時には事前に詳細を聞いてからにしましょう。
大きな家電から小さな家電まで、処分するにはなにかとお金がかかります。
リサイクルショップや家電買取業者の場合、買取不可能なら有料で処分してもらうことになり、家電無料回収をうたっている業者の場合でも、家電の種類によっては有料になり、全て無料で回収してもらえるわけではありません。
でも、諦めるのはまだ早い!
「無料で処分は難しい」…とお悩みの人におすすめなのが、パソコン・電化製品・不用品の無料回収「パソコンダスト」です。
パソコンダストの無料回収サービスをご紹介しましょう。
【2-1.他社では有料となる製品も無料で回収】
パソコンダストは全国のお客様を対象に、中古パソコンやノートパソコンの無料回収を行っている会社です。
またパソコンだけではなく、周辺機器や電話・ファックス・コピー機・エアコン・空気清浄機などの家電、デジカメやビデオカメラ、液晶テレビ、ビデオデッキやDVDプレイヤーなど…業界最多の取り扱い数を誇るさまざまな家電回収が可能です。
他社では処分料が有料の製品も、ここでは無料で回収してもらえます。
【2-2.宅配引き取りか持込み引き取り】
パソコンダストの無料回収サービスの引き取り方法は、「宅配引き取り」か、「持ち込み引き取り」の2種類です。
宅配引き取り…引き取ってほしい家電を梱包して送ります。(梱包材の費用や送料は利用者の負担)
持ち込み引き取り…直接本社(東京都東村山市)に引き取ってほしい家電を持ち込みしてください。近くにお住まいの方や、点数が多く送料がかかりそうな場合におすすめです。
※注…家電リサイクル法対象品の、冷蔵庫・洗濯機・ブラウン管・プラズマテレビと、パソコンリサイクル法の対象品のCRTモニター、大型複合コピー機は回収できません。
【2-3.送料無料の対象商品があれば同梱も無料!】
パソコンダストは、家電無料回収サービスの宅配引き取りの場合、送料がかかります。
ただし、その送料を無料にできることもあるのです!
回収製品のなかに「送料無料対象商品」があれば、同梱する家電はすべて無料になります。
送料無料対象商品とは、
●デスクトップパソコン
●ノートパソコン
●液晶モニター
●液晶テレビ
●タブレット端末
●スマートフォン・ハイスペックゲーム機
…の6種類。
このなかの1点でもあれば、同梱する他の家電も送料無料になります。
さらに、送料無料対象商品が5台以上あれば自宅やオフィスまで出張回収もしてくれるのです。
◆2-4.家電を無料回収できるワケ
パソコンダストでは、なぜ他の会社で有料になってしまう家電でも無料で回収できるのでしょうか?
その理由としては、
【中古品として再販売している】
回収した家電のなかから、中古品として需要があるものはメンテナンスや修理を施し再販売を実施しています。
利用者にとっては無料で廃棄した家電でも、会社にとっては無料で仕入れたことになるので、利益がでる分メンテナンスや修理にお金をかけ再販売することができるのです。
【貴重な資源を回収】
古いパソコンや家電で使用されているパーツのなかには、貴金属やレアメタルなどの資源が含まれていることが多いのです。
これらの資源は高値で取引されているので、無料回収した家電から採取して再販売しています。
【無料処分は会社にとってもメリットがある】
無料回収の看板をあげながら、後で費用を請求する業者もいるような家電回収業界のなかで、パソコンダストは利用者と会社と両方にメリットのある方法を行っているので、無料回収が可能になったのです。
家電の無料回収・無料廃棄をうたう業者はネット上でもたくさん見かけますし、家のポストにチラシが入っていることも多いでしょう。
「無料処分!」の文字を見ると、不要な家電の処分に頭を悩ませている人としては、思わず業者に連絡したくなってしまいます。
しかしながら、なかには悪徳業者もいるので要注意です!
【3-1.悪徳回収業者の例】
「無料で回収!とアナウンスしながら走っていた車を停めて回収を頼んだら、荷物を積んだ後にリサイクル料金を請求された」
「電化製品を回収して車に積んだ後に、見積りで聞いた金額の倍以上の料金を請求された」
「不要な家電を無料で引き取り…と書いてあった業者に処分を頼んだ。回収後に、無料対象外の製品だからと料金を請求され仕方なく支払ったら、後日不法投棄されていた」
…このような悪徳業者によるトラブルの例は、後を断たないばかりか年々増加しています。業者に依頼する時には十分な注意が必要です。
【3-2.会社名のない業者には要注意】
トラックで不用品や不要家電の回収を行っている業者は、「無料回収」とアナウンスをしながらも、実際にはお金を取ることが多いものです。
また会社の所在地がない業者は、回収したものを不法投棄する可能性もあります!
業者が特定できないので、廃棄家電の出所が確定されると、処分を依頼した人がお金を支払わなければなりません。
さらに「見積り無料!」のチラシに引かれ頼んだ時に、きちんと見積もりの明細を出さない業者も断ったほうが良いでしょう。
荷物を回収した後に、「この品物は無料の対象外だから」などの理由で料金を請求してくるケースも多いのです。
【3-3.国の許可を得ている業者に依頼しよう】
業者を選ぶ時には、産業廃棄物処理の許可・古物商の許可をきちんと持っている業者にしましょう。
ホームページなどで許可を持っている業者かどうかを確認してから依頼してください。
トラックで周回している会社名のない個人業者は、避けたほうが無難です。
電化製品って、なかなか気軽に捨てられませんよね。それも家電製品のテレビ・冷蔵庫・エアコンは、自治体では処分を受け付けてくれません。
では、電化製品はどうやって廃棄処分にすればよいのでしょうか。
【買ったお店で処分してもらう】
一番安く済むのは、買ったお店に不要な電化製品を処分してもらうことです。
処分料金として数千円の費用がかかりますが、これだけで済みます。
また買い換えの場合は、処分料金は同じ金額ですが、処分費用以外の諸経費を加算されることがありません。
ただ引き取りに来てもらうだけの処分だと、例えばアパートの2階で人力で降ろさないといけない時などは、処分料金とは別に料金を請求されます。エレベーターがあれば、手数料として取られる事はないでしょう。エレベーターなしの3階以上ですと、階が上がるごとに加算される事もあります。
その点、買い換えで処分してもらう時の方が、手数料のような形では料金を取られることはないのです。
【メーカーに処分してもらう】
次は、電化製品を作ったメーカーに処分してもらうという方法です。
これは、処分にある程度時間がかかるのを覚悟してください。
この場合も、処分料金は前述と同じように数千円かかります。
また依頼する業者によっては、廃棄の電化製品を移動するための手数料も請求されることがあります。
【民間の不用品回収を利用する】
一番高くつくのは、民間の不用品回収業者です。
注意しないといけないのは、無許可で電化製品の処分を行っている回収業者です。
場合によっては、見積だけと言ってもかなりの金額を請求されることもあるので、身分の確かな業者を選んでください。
よく街で見かける、「電化製品をなんでも無料で処分します」等と放送して回っている業者さんもいますが、あれは手で簡単に移動できるような電化製品のことで、大型のエアコンや洗濯機・冷蔵庫などの電化製品は別扱いで、処分料金としてけっこう取られます。
電化製品単品で金額を提示している業者もあります。だいたいの処分料金は5,000円〜となっています。
これに移動の手数料などが個々に入ります。テレビを1つ出すにしても7,000円前後は確実にかかってしまいます。
【自治体の回収を利用する】
パソコン、冷蔵庫、エアコン、テレビ以外の電化製品でしたら、各自治体の不燃物のゴミ収集袋に入るのであれば、全て自治体が持って行ってくれます。
しかし冷蔵庫やエアコンなどの大型の家電製品だと、粗大ゴミとして特別な処分となります。
【急ぎの場合は...】
どうしても早く処分したい場合は、民間の処分業者が一番早いです。
見積りに来てくれて、金額が折り合えばすぐにその場で処分してくれます。予算に余裕があって時間がないという人にはおすすめだと思います。
処分してもらいたい電化製品が複数ある場合は、値段交渉が可能なこともあるので確認してみましょう。
昨今は特に物が捨てにくい時代です。
物を大切にして、処分するものをできるだけ増やさない努力も必要ですね。
いかがでしたか?家電リサイクル法はわかりました?処分するのにお金がかかるのはわかりました。でも、資源を大切にするという意味ではリサイクル法は守らないといけませんね!だから、家電を処分する時は、たとえ急いでいても、悪徳回収業者には出さないように気を付けなければいけません。貴方も法律を守って、家電の正しい処分をしてください。
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