2015/12/22
saikogoodgoo
2016/03/01 更新
女の子だって戦っているんです。家庭と、仕事と、世間と、人生と!? いろいろなこと、ありますよね。強力な相棒、包丁と戦場を駆け抜けて、おいしいお料理を作っちゃいましょう! でも、どこのメーカーの包丁がいいの? では、おすすめの包丁メーカーをご紹介します。
包丁には大きく分けて、和包丁と洋包丁があるのはご存知でしたか? 包丁にはこんなにたくさんの種類があるんですね!
出刃包丁
刃にとても厚みがあり、重いので、魚の頭や骨なども切ることができる包丁です。どこのメーカーでもだいたい扱っています。
柳刃・フグ引包丁
関西タイプの刺身包丁ですが、全国的に使われています。根元から先まで一気に引いて切るのが特徴の柳の葉のような形をした包丁です。
蛸引包丁
江戸前を中心に、関東で使われる刺身包丁です。四角い姿が特徴的で、柳刃包丁より若干薄い包丁です。ゼラチンや寒天などで固めた食品の切り分けにも使われます。
菜切包丁
家庭で使用される、野菜用の包丁です。刃は非常に薄く、両刃です。かつては包丁の中心的存在でしたが、最近は三徳包丁にその地位を奪われつつあります。
三徳包丁
菜切包丁と牛刀包丁のいいとこ取りの万能包丁。野菜、肉、魚など、様々なものに使えます。両刃で、構造としては洋包丁と同じです。
その他にも、あじ切り、さけ切り、ふぐ引き、貝裂、はも切り、うなぎ裂き、そば切り、などなど、たくさんの種類があります!
洋包丁各種
主に、三徳包丁・牛刀・薄刃包丁・ペティナイフが使われます。パンを切るためのパン切りナイフ、冷凍食品を切るための冷凍包丁などもあります。
包丁と刀剣とは、同じ焼き入れの方法をすることも。だから、刀匠さんが包丁を作っていらっしゃるメーカーもあるんです!
山村綱廣刀匠
刀剣、包丁、鋏など、様々な鉄製品を手掛けておられる名工。真剣な表情と鋭いまなざしがとても格好いいですね。
山浦綱廣刀匠の刀
山浦綱廣刀匠は、誰もが知っているあの有名刀匠、五郎入道正宗の二十四代孫でいらっしゃいます。鎌倉時代の刀匠、正宗の作品には「包丁正宗」という短刀もあるんですよ!
綱廣刀匠は現在、相州伝の本拠地である鎌倉で、正宗工芸美術製作所を営んでおられます。
菊一文字の本焼三徳包丁
はがねを使った包丁なので錆びますが、それを大事にお手入れしながら使うと、ますます愛着が湧いてきて、手放せなくなります。
菊一文字の鎚目和式文化包丁
作った時の鎚の跡がはっきり残る、メーカーの温もりを感じられる一本。職人さんの真剣なまなざしが目に浮かぶようです。
菊一文字の山水紋菜切包丁
山水画のような味わい深い模様が出た芸術的な包丁。使うだけでなく、眺めて楽しみたくなってしまう、メーカー渾身の作。
正宗工芸の牛刀
一般的な包丁で、とても使いやすく、メーカーの正宗工芸さんの包丁の中でも一番人気だそう。姿も格好良くて、ぜひ手元に置いておきたいですね。
正宗工芸の出刃包丁
魚をさばく時などに使う、刃の分厚い包丁。強靭で、普通の包丁ではさばくのが大変な魚でも、気持ち良くさばけそうですね!
正宗工芸の柳刃包丁
刺身包丁です。切っ先の尖った姿は、本来関西のメーカーの包丁の特徴なのだそうですが、近年では関東でもこちらが使われることが多くなってきているそう。
関孫六 ダマスカス 三徳
異なる32層ものステンレスが折り重なって生まれる、ダマスカス模様。関孫六メーカー最上位のシリーズです。切れ味が抜群によく、その持続性とメンテナンスのしやすさでメーカーのイチオシ品。
関孫六の 碧寿 ST 和包丁 出刃
「モリブデンバナジウム鋼」という、サビに強く、切れ味の鋭いステンレス素材を使用した、初めて和包丁を手にする方にもおすすめの逸品。伝統工法の「本格刃付け」で作られています。
名前もメーカーのセンスがキラリと光る、素敵な命名です。
関孫六の金寿 本鋼 和包丁 刺身
鋼と軟鉄を合わせて鍛え上げた、強靭な包丁。刃こぼれしにくく、かつ鋭さを実現した、メーカー自慢の本格刃和包丁。
切れ味抜群! とってもきれい! そんな包丁メーカーをご紹介します。ユニークな取り組みもしていらっしゃいます。
三条小鍛冶宗近の青紙 槌目梨地 薄刃
青紙という、プロ仕様の上質な鋼素材を使用した菜切り包丁。切れ味抜群で、硬度もあるので切れ味が長持ちします。メーカによると、すかしてみると刃文も見えるとか。
三条小鍛冶宗近の上級ペティナイフ
フルーツや小さめのお野菜などに使う、小ぶりの包丁、ペティナイフ。メーカーによると、日本刀と同じ焼き入れ方法なので、一つ一つ刃文が異なるそう。とても切れ味がいいです。
三条小鍛冶宗近のモリブデン鋼 牛刀 24
サビに強く、とてもよく切れる包丁。鋼の一枚ものなので、通常はメーカーのサービスとして受け付けている名入れができないとのこと。
三条小鍛冶宗近の小狐丸モデルストラップ
包丁メーカーですが、メーカーゆかりの刀剣グッズも販売しています。このほか、三日月宗近モデルのストラップ、三日月宗近の模造刀なども扱っています。
三条小鍛冶宗近の布製コースター 刀(三日月宗近・小狐丸)
メーカーゆかりの刀剣をモデルにして、こんな可愛いコースターも販売しています。ほかに、桃色と緑色のメーカーロゴをあしらたったコースターもあり、こちらもとてもキュート。
包丁メーカーの職人さんが包丁の上手な研ぎ方をご紹介!
メーカーの方が教えてくれる方法だから、安心ですね。
包丁は毎日使っているうちに刃先が磨耗して、どんどん切れにくくなっていきます。
特にプラスチック製のまな板を使用していると、木のまな板を使うよりもさらに包丁の刃先が磨耗しやすく、
切れ味もすぐ悪くなります。包丁は少なくとも、月に数回研いでください。
メーカーのおすすめ回数は、なんと月に数回以上! ちょっと手間かもしれませんが、気持ちよくお料理するには、そのくらいの頻度がいいのでしょうね。
☆荒砥石
200番
☆中砥石
1000番
☆仕上げ砥石
3000番
砥石は番号が多くなるにつれて、目が細かくなっていきます。荒いものから、細かいものへと進めていきます。
砥石は、使っているうちにへこんできます。特によく使う真ん中はへこみやすいので、平らで目の細かいコンクリートとこすりあわせるなどして、表面を平らにしておきましょう。
また、研ぐ時は砥石全体を平らにするつもりで砥ぎましょう。
砥いでいくうちに、どろどろしたものが出てきますが、これは鋭く砥ぐために必要なものなので、洗い流さず、水を少し加えながら、そのまま研いでいってください。
1、砥石を水に充分につけこみ、気泡が出なくなるまで待ちます。
2、砥石の下にぬれふきんを置き、すべらないようにします。砥石の手前側に3センチくらいの厚みの枕を入れます。これで包丁が研ぎやすくなります。
3、砥石を前後にまんべんなく使って、力を入れながら包丁を動かします。
4、図のa点からb点の方向、つまり手前に引く時には少し力を抜きます。
以上のやり方で包丁を往復させて研ぎます。
あまり力を込めすぎず、普通の力で左手の指3本くらいで包丁を押さえて、包丁の先から根元まで、徐々に移動させながら研ぐのがコツだそうです。
包丁を研ぐ位置を変えると同時に指の位置も変え、表と裏とを仕上げます。横や縦にぶれさせないで静かに平均に研ぐのが上手に仕上がるコツ。
いかがでしたか? 毎日使う包丁だから、気に入ったもの、いいものを、大事に使いたいですよね。
お気に入りの一本を、ぜひ探してみてください!
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