9月に咲く花や植えるのにおススメの花!素敵な9月の花のまとめ
2016/10/09
ポメたん
だんだん暖かくなり、お花もたくさん咲いてきました。広いスペースがなくても楽しめるのが、寄せ植えです。寄せ植えはいくつかの種類のお花を一緒に植えることで、お花の華やかさを増し、楽しむことができます。寄せ植えが初めての方も、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
寄せ植えとは一つの器(プランターや鉢など)に複数の植物を一緒に植えることです。庭などの広いスペースがなくとも、色々な種類の花や植物が楽しめ、また1つの種類でも複数一緒に植えることにより華やかさが増したりと、楽しみ方は様々あります。
必ずというわけではありませんが、だいたい寄せ植えの観賞期間は、2~3か月くらいです。では、長期間楽しむことのできる寄せ植えはできないのかというと、できなくはないようですが使用できる植物が限られてしまいます。逆に開花期間が短い花や植物を使った場合は楽しめる期間が1か月くらいになるということもあります。
寄せ植えは季節を感じて楽しむといいでしょう。
◇水やり
寄せ植えは複数の植物を1つの器に植えているので、過湿に注意が必要です。表面の土が乾いたら、鉢底から流れ出るくらい、たっぷりあげましょう。乾く前に水やりをし、常に土が湿った状態になると、植物が弱ってしまいます。
◇追肥
植物は成長するにつれて、元肥だけでは肥料が足りなくなってしまいます。そこで必要なのが追肥です。植えつけから10日から2週間くらいして、根が付き始めてきたら、追肥を始めましょう。1~2か月に1回程度、固形の緩効生肥料をやるか、どんどん花が咲く植物は1週間から10日に1回液体肥料をやるのがいいでしょう。
◇置き場所
植物にもよりますが、日当たりの良い場所に置きましょう。また、時々鉢の方向を変えてあげて、寄せ植え全体に日が当たるようにしてやるといいでしょう。
◇切り戻し、花がら摘み
春から夏にかけては植物が元気に成長します。成長はうれしいですが、茎や枝が伸びすぎたならバランス春から夏にかけては、茎や枝が伸びすぎたら、バランスを見ながら切り戻します。元気な葉のついた節を数節残しておけば、また茎や枝を伸ばします。花がら摘みや枯葉取りも忘れずに行い、寄せ植えを美しく保ちましょう。
寄せ植えをするのに、必要なものあると便利なものを紹介します。
◇必要なもの
①プランター・鉢
②花の苗
③スコップ
④土・肥料
⑤じょうろ
⑥ハサミ
⑦園芸用の手袋
他に鉢底石、鉢底ネットなど
◇あると便利なもの
・土入れ
・園芸用のブーツ
・園芸用のエプロン
・園芸用の帽子
など
まず、最初に寄せ植えの主役を決めましょう。主役となる植物は必ずしも豪華で目立つ植物である必要はありません。自分が好きな植物が主役になります。お店に行って、たくさんの植物の中からお気に入りを探すのは楽しいですね。
主役の植物やお花が決めたら、次はイメージやテーマを決めましょう。そして、イメージに合わせて寄せ植えをするプランターや器を選びます。どんなところに置くのか、どう楽しむのか、考えながら寄せ植えのテイストをイメージしてみましょう。例えば、ポップで明るいとか、ゴージャスとかお店でお花を見ながらイメージするのも楽しいですね。
他にも、グラスファイバー製、金属製、樹脂製、木製など素材は様々なものがあります。排水用の穴をあければ、インテリア用の雑貨も使うことができます。
初めて寄せ植えをする方は、ある程度の植物が植えられる大き目の鉢(8号)くらいがおすすめです。
鉢やプランターは様々な素材、形があるので、自分がイメージする寄せ植えに合うものを探しましょう。
◇素焼き、陶製
素焼きのものはは通気性や水はけがよく、植物がよく育ちやすいそうです。陶製は釉薬をかけて焼いている分、素焼きに比べて通気性、水はけで多少劣るが、生育にはあまり問題はないようです。高温で焼いたものほど固く、暑さや寒さにも強いのが特徴です。ただし、やはり落としたりすると割れるので注意しましょう。
鉢はプランターには様々な形があります。イメージや置き場所に合うものを探しましょう。
◇ラウンド型:丸い鉢は口径が大きく、花が開花してるるにつれて、ボリューム感がでてくるようになります。丸い形のものはどこからでも(四方から)見て楽しむのに向いています。
◇長方形のプランター:よくある四角いプランターは、ラウンドがったとは違い、壁際などにスッキリ置くことができます。あまりスペースのないベランダにもいいですね。四角のものは一つの方向から見ることが多くなるので、そのへんも考えるといいでしょう。
◇背の高い、深さのある鉢:草丈の高い花、下にしだれる匍匐性のある植物や花を使えば立体感がでます。また、根を深くはる植物や球根を植えるのにてきしています。
バラスの良い寄せ植えを作るのにはデザインも大切です。適当に植えてしまってはもったいないことになってしまいます。そこで、基本の2種類をご紹介します。これを基本に慣れてきたらアレンジしていくといいでしょう。
◇高低差を利用したデザイン
高、中、低と3段階の高さを用いた寄せ植えのデザインです。鉢の中を3つのゾーンに分け、正面から見たときに、一番後ろに背の高いもの、中央に中程度のもの、前方に低い植物と3段階の高さの差をつけて植えます。すると、奥行と立体感を出すことができるそうです。
◇ドーム型のこんもりとしたデザイン
ドーム型のこんもりと植物を茂らせた寄せ植えのデザインです。鉢の真ん中を基準とし、正三角形か対角線上に、植物を植えていくときれいなドーム型になるそうです。鉢の真ん中に1つ植物を植え、真ん中が空かないようにするのもポイントです。
◇同系色
同系色の濃い色と淡い色でグラデーションを作る失敗がすくないです。また、お花の色は3色くらいまでにするのがいいでしょう。これ以上多い色を使うとまとまりがなくなってきてしまいます。
お花の色の選び方は、寒色、暖色でまとめるなど、同系色でまとめると統一感がでて、落ち着いた印象になります。濃い色同士の場合は白色のお花を加えると、まとまり感が出ます。また、お花だけでなく葉の色にも注目して植物を集めましょう。
◇反対色
主役の花色を同系色の植物でサポートし、差し色(アクセント)に反対色を入れ、どちらの色も際立つようにする方法です。ただし、主役の色よりアクセントとして使う色が多くならないように注意しましょう。
ルピナス
開花時期:4月下旬から6月
草丈:20~150cm
花の色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,紫,複色など
耐寒性はあるが、暑さには弱いです。
チューリップ
開花時期:4月~5月上旬
草丈:10~70cm
花の色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,紫,黒,複色など
みなさんご存知のチューリップ、秋に球根を植えると春に花を咲かせます。色や形がたくさんあるのでお気に入りのものを見つけられるといいですね。
スイート・アリッサム
開花時期:2月下旬~6月上旬、9月下旬~12月上旬
草丈:10~15cm
花の色:白,赤,ピンク,オレンジ,紫
小さな花が密に咲くスイート・アリッサムは、横へ這うように広がって成長します。寄せ植えではわき役として活躍します。
ラベンダー
開花時期:4月~7月
草丈:20~130cm
花の色:紫、白、ピンク
こちらも、みなさんよくご存知のラベンダー。ラベンダーは鮮やかな紫色とよい香りが魅力のハーブです。
インパチェンス
開花時期:5月~11月上旬
草丈:15~40cm
花の色:白,赤,ピンク,オレンジ
インパチェンスは開花時期が長く、初心者でも育てやすいお花です。半日陰でも育ちます。
トレニア
開花時期:6月~10月
草丈:15~30cm
花の色:紫、ピンク、赤、白
トレニアは夏にたくさん花を咲かせ、耐陰性のある初心者にも育てやすい花です。
アンゲロニア
開花時期:6月~10月
草丈:30~100cmくらい
花の色:白,ピンク,紫,青,複色
アンゲロニアは初夏から秋までと長くお花を楽しめます。花を長期間咲かせ続けるには、肥料切れさせないことと、乾かしすぎないことがポイントです。
パンジー・ビオラ
開花時期:11月~6月
草丈:10~30cm
花の色:赤、ピンク、白、オレンジ、黄、青、紫
寒さに強く、お花が少なくなる秋から冬に寄せ植えでも重宝します。初心者にも育てやすいお花です。
ジニア(百日草)
開花時期:5月~11月
草丈:20~100cm
花の色:オレンジ、白、黄、ピンク
開花期間が長く、次々に花を咲かせ育てやすいお花です。
ガーデニングシクラメン
開花時期:10月~5月
草丈:10~20cm
花の色:赤、白、ピンク、黄、紫
ガーデンシクラメンは、シクラメンを小型にした品種です。耐寒性が高く、真冬にきれいな花を咲かせてくれますが、霜には当たらないようにしましょう。冬の寄せ植えにいいですね。
プリムラ・ジュリアン
開花時期:11月~4月
草丈:5~20cm
花の色:赤、ピンク、白、オレンジ、黄、青、紫など
プリムラは長い期間花を楽しめる、初心者でも育てやすい花です。プリムラの仲間は種類が豊富で、寒さに強いものプリムラ・ポリアンサやプリムラ・ジュリアン、寒さに弱いので、早春の寄せ植えなどに向くプリムラ・マラコイデス、寒さにやや弱いが日光不足には強いオブコニカなど様々な品種があります。
暖かくなってきて、寄せ植えを始めるのにいい季節になってきました。たくさんのお花がお店でも売られているので、自分好みの寄せ植えを作って楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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