電気ケトルと電気ポット、生活スタイルに合わせて使い分けよう!
2017/04/14
yu-i521
2016/03/18 更新
電気ケトルは少量のお湯を沸かしたい時にとても便利で役立つキッチン家電です。毎日の家事の中でお湯が必要になるシーンは意外と多いものです。お湯を沸かす以外に機能もデザインも比較的多種多様な電気ケトル。使いやすさを比較して紹介します。
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電気ケトルは電気によって発生させた熱で温めてお湯を沸かします。「ケトル」は日本語で「やかん」のこと。つまり電気式のやかんという訳です。
電気ケトルは電熱ヒーターに通電して加熱し、電源プレートに伝達してお湯を沸かすという仕組みです。また沸いたお湯から出る蒸気で温度を検知して一定の温度に達すると通電をストップさせるので、お湯が沸くと電源が切れるようになっているのです。
電気ポットとの違いは?
電気ポットは電気ケトルと比較すると同じようにお湯を沸かせますが、さらに保温機能が付いているのが特徴です。そのため電気ケトルはお湯を沸かすとその後は冷めてしまいますが、電気ポットなら常時温かい温度を保ち沸かし直す必要がありません。
また電気ポットは手動、電動の違いはありますがポンプを使って沸いたお湯を出すことが出来ます。電気ケトルにはこの機能はなくケトルを傾けてお湯を注ぐスタイルになります。
コンピューターを内蔵しているものも多く、様々な便利な機能が搭載されたものが電気ポット。
電気ポットと比較して電気ケトルは必要な分だけお湯を沸かすというシンプルな機能のものと考えれば分かりやすいかも知れませんね。
電気代ってどれくらいかかるの?
1Lのお湯を沸かした時の電気ケトルの電気代は1回約2円ほどです。電気ケトルと比較してガスで沸かした場合は約4円前後になるようです。
電気ケトルは瞬間的にお湯を沸かすので、消費電力は大きく電子レンジ並みです。でも使う時間も短いので比較的電気代はそれほどかからないようですね。
必要な量だけ短時間で沸かせるのがメリット
他の物と比較して電気ケトルのいいところは使いたいとき、必要な時に必要な量のお湯だけを沸かすことができるということです。少量のお湯を作ることができるので、時間も比較的短時間で済みます。またお湯を沸かすだけのシンプルな機能なので操作も簡単で、重量も軽く比較的扱いやすいことが大きなメリットですね。
またコーヒー1杯分、150mlのお湯を沸かすのに電気ケトルは約1分ほどで沸かすことができます。1Lだと5分前後です。
ガスコンロで1L沸かした場合は約7分ほどと言われているので、ガスコンロと比較して電気ケトルの方が少し早く沸かすことができますね。
子どものいる家庭は火傷に注意!
とても便利な電気ケトルですが、電気ポットとの比較でその使いやすさゆえに注意すべきデメリットがあります。
電気ケトルはやかんと同じようなオープンな造りになっています。
なので例えば沸騰したケトルを倒したり、落としてしまったりすると中の熱湯が飛散してしまって火傷事故につながる恐れがあるのです。
また本体の温度も高く、お湯と同様に80℃から90℃に加熱されるので触ると火傷するものもあります。ただ日本の国内メーカーでは本体が熱くならないよう二重構造にしていたり、転倒時のお湯漏れを防ぐ工夫がなされていて国外メーカーと比較して安全対策をとられたものを製造、販売されています。
需要が高まってきた電気ケトルはデザインがおしゃれでスタイリッシュなものも多くあります。我が家にも一つ欲しいなと思っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ではどうやって電気ケトルを選べばいいのでしょうか。
ここでは電気ケトルを選ぶ時の基準の比較やヒントをご紹介します。
どれくらいの容量がいいの?
電気ケトルの容量は主に0.6L、0.8L、1L、1.2Lのものがあります。ファミリーサイズと呼ばれるもので1.7Lの大容量のものもあります。電気ケトルは必要な分量のお湯を沸かすもなので、どのように使うのかを比較して容量を決めると良いでしょう。
例えばインスタントコーヒー1杯分のお湯の量は140〜200ml、3人分なら420〜600ml必要となります。カップラーメンなら1人分300〜500ml、3人分なら900〜1500mlとなります。
容量の小さいものはそれ以上の量を沸かすことができませんが、容量が大きい製品は少量のお湯でも沸かすことができます。そのことからコストパフォーマンスの良い1.2Lサイズも比較的人気のようです。
どんなデザインがあるの?
電気ケトルのデザインはとっても様々です。調理器具らしいオーソドックスなものからインテリアとしてもお洒落なものまで好みによって比較して選ぶことができます。
表面の質感もポリプロピレン(プラスチックのような感じ)ならカジュアルな雰囲気、ステンレスなら高級感のあるハイセンスな雰囲気になります。
またカラーもブランドによっては比較的たくさんのバリエーションがあるものもあります。設置場所、お部屋のイメージに合わせて選んでくださいね。
1、T-fal 電気ケトル 「アプレシア プラス」:電気ケトルの中でも人気の高いオーソドックスなモデル
T-fal 電気ケトル 「アプレシア プラス」 コンパクトモデル カフェオレ 0.8L BF805170
¥3,400
■サイズ:幅220×奥行150×高さ180mm
■本体重量:750g
■素材・材質:ポリプロピレン、ステンレス、ナイロン
■定格消費電力:1250W
■容量:0.8L
電気ケトルで有名な「T-fal」の中でも比較して人気の商品です。コップ一杯分(140ml)を50秒で沸かすことができます。湯切れのよい注ぎ口は注ぎやすく安全で、注ぎ口カバーが付いていてホコリの侵入も防ぎます。
他にも湯量が一目でわかる窓がついていたり、スイッチが入っている間はパイロットランプでお知らせしたり、水が入っていない状態でスイッチを押してしまってもスイッチが自動的に切れる空焚き防止機能がついていたりと安心安全な機能がいっぱいです。
2、T-fal 電気ケトル 「アプレシア ウルトラクリーン ネオ」:清潔でキレイが保ちやすい抗菌仕様
T-fal 電気ケトル 「アプレシア ウルトラクリーン ネオ」 抗菌 ルビーレッド 0.8L KO3905JP
¥3,800
■サイズ:幅215×奥行153×高さ180mm
■本体重量:789g
■素材・材質:ポリプロピレン、ステンレス、ナイロン
■定格消費電力:1250W
■容量:0.8L
■カラー:ルビーレッド、パールホワイト、オニキスブラック
T-falkの電気ケトルの中で比較してお手入れ性が高機能な電気ケトルです。プラッスチックの表面にAg+(銀イオン)抗菌仕様Ag+(銀イオン)を練りこんだ抗菌素材「マイクロバン(R)」を使用しているので表面を清潔に保ち、細菌による臭いや着色を防ぎます。また内部の底面は水あかが付着しにくいウルトラポリッシュ底面になっていたり、フタが取り外せるので内部の洗浄がしやすくなっています。
通常のお手入れは必要ですが簡単に清潔キレイを保つことができるのは嬉しいですね。
3、recolte クラシック ケトル リーブル 0.8L:テーブルに置いてみせたくなるクラシカルデザインがお洒落
recolte クラシック 電気ケトル リーブル 0.8L ブルーシエル RCK-2(BL)
¥5,940
■サイズ:幅228×奥行132×高さ212mm
■本体重量:720g
■素材・材質:18-8ステンレス、ポリプロピレン
■定格消費電力:1000W
■容量:0.8L
■カラー:ブルーシエル、ヴィンテージレッド、シルバー、ホワイト
少しレトロでクラシカルなデザインが比較的人気のrecolteの電気ケトルです。内部は丈夫なステンレス製で、注ぎ口も湯切れがよく、細い水流も調整できるのでコーヒーのドリップにも最適です。お湯が沸騰すると自動で電源がOFFになる機能も搭載されていて安心です。
スマートでお洒落なフォルムはお部屋のインテリアにもなりそうですね。
4、タイガー 蒸気レス 電気ケトル わく子 1L:沸騰時の熱い蒸気をセーブしてヤケドを防止
タイガー 蒸気レス 電気ケトル わく子 1L ホワイト PCJ-A100-W
¥4,580
■サイズ:幅148×奥行223×高さ198mm
■本体重量:930g
■素材・材質:ステンレス、ポリプロピレン
■定格消費電力:1300W
■容量:1.0L
■カラー:ホワイト、ピンク、ブルー
蒸気孔から出る蒸気にふれてやけどをするおそれがない蒸気キャッチャー構造をフタの内部に搭載。容器の底面にヒーターを直接プリントした「ブリントヒーター」も搭載。お湯の沸騰スピードを上げ、素早い沸騰検知ができるためお湯の沸く時間が短くなり、電気代も比較して削減できるハイスペックモデルです。
比較的使いやすくて嬉しい機能がたっぷりの電気ケトルは重宝しそうですね。
5、DeLonghi kMix(ケーミックス) ブティック 電気ケトル:ビタミンカラーのケトルで元気いっぱい!
DeLonghi kMix(ケーミックス) ブティック 電気ケトル グリーン 0.75L SJM010J-GR
¥6,048
■サイズ:幅135×奥行210×高さ210mm
■本体重量:800g
■素材・材質:ステンレススチール、ポリプロピレン
■定格消費電力:1150W
■容量:0.75L
■カラー:グリーン、マゼンダ、ブルー、イエロー、オレンジ
元気なビタミンカラーがカッコいいデロンギのkMixシリーズの電気ケトルです。耐久性、堅牢性が高いメタルボディでも比較的コンパクト。電源コードもベースに巻き付けて収納できるので使わない時でも場所をとりません。
取っ手についているボタンを押すとフタが開く構造で片手での操作ができる便利さ。ゴミやほこりなどの異物の混入を防ぐフィルターは取り外し可能でお手入れも簡単です。
とっても色がきれいなケトルは全カラーを揃えたくなっちゃうかも知れませんね。
6、Russell Hobbs 電気カフェケトル:電気ケトルには見えないハイセンスなデザイン
Russell Hobbs 電気カフェケトル 1.0L 7410JP(電気ケトル)
¥7,599
■サイズ:幅255×奥行130×高さ220mm
■本体重量:730g
■素材・材質:ステンレス、ポリプロピレン
■定格消費電力:1250W
■容量:1L
高級感を感じさせるシンプルなステンレスカラー。沸騰した直後でもケトルの下は熱くならないのでそのままテーブルにおくことができます。指がフィットして握りやすい取っ手なので持ち運びもらくらくです。
またステンレス製で密閉に近い形状なので保温性も高く、比較的高い温度をキープできるのも嬉しいところ。フタを外せば間口も広く手を中に入れることができるからお手入れも簡単です。
コーヒーをドリップする時、こんな細くてスマートな注ぎ口でお湯を注ぎ入れたら本格的なコーヒーを味わえる気がしてきますね。
7、象印 電気ケトル 1.0L :沸騰後も1時間90℃保温機能がついて熱いお湯がより手軽に
象印 電気ケトル 1.0L 1時間90℃保温機能つき CK-AW10-RM
¥6,921
■サイズ:幅230×奥行145×高さ245mm
■本体重量:1300g
■素材・材質:ステンレス、印刷鋼板
■定格消費電力:1300W
■容量:1L
■カラー:メタリックレッド、メタリックブラウン
沸騰した後も1時間90℃をキープしてくれる保温機能がついているので、時間差でお湯を使うことがあっても二度手間になりません。また内部はプラチナナノ粒子がコーティングされていてお湯が弱アルカリ化します。そのお湯は茶葉に作用して茶葉からカテキンなどの抽出を促進、よりおいしいお茶が飲めるという優れもの。
倒れてもお湯がこぼれにくい転倒湯もれ防止構造だったり、ワンタチッチでフタが外せてお手入れがしやすかったり、安心で清潔が考えられた比較的頼もしい電気ケトルですね。
電気ケトルは少量のお湯を沸かすのにとっても便利なキッチン家電です。けれどそのシンプルな機能ゆえに安全面で気をつけておかなくてはならないこともあります。
一つは「転倒」。子どもがさわったりしてうっかり転倒させてしまうと沸騰したお湯がこぼれ出てヤケドの危険性があります。
製品の中には転倒してもこぼれ出にくくしてあるものもありますが完全に出ないという訳ではないので注意が必要です。
電気ケトルは上手に使いこなせば使い勝手が良く家事の手間を省いてくれるキッチン家電です。お湯を沸かすという基本的な機能以外にも色々な機能が付いたものも販売されています。
デザインもカジュアルなものからハイセンスなものまで多種多様です。ぜひライフスタイルに合ったお気に入りのマイベストを見つけてくださいね。
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