【システムキッチンの価格】本体価格以外にもこれだけかかる？

新築の場合に施主が直接自分でシステムキッチンを購入してハウスメーカーや工務店に支給する、施主支給でコストを下げる方法があります。

新築では、システムキッチン等の設備についてもハウスメーカーや工務店に依頼して工事費も含めて契約する場合がほとんどです。

自分のこだわりのメーカーを選びたい、または価格を抑えたいという時にシステムキッチンを施主が手配して取り付けだけをハウスメーカーや工務店に頼むのが施主支給ですが、場合によっては価格が割高になることもあります。

施主支給で仮に低価格でシステムキッチンを購入しても工事価格、取付価格が別途加算されると割高になる場合も…ハウスメーカー、工務店と付き合いのあるメーカーで選ぶのが値引き率もよく価格も抑えられたりします。

施主支給でシステムキッチンを選び、ショールームで見積もりを依頼すると、思っていたより価格が高くなったりします。でも諦めずにハウスメーカーや工務店に相談してみると良いかもしれませんよ。

システムキッチンショールームの見積もりを持ってハウスメーカーや工務店に相談すると掛け合ってもらえて安くなったりします。中には半額になったというケースも！工務店などの方も、今までに取引のあまりなかったメーカーともやり取りすることで取引の幅も広がるのが良いのかもしれません。

もちろん、さほどシステムキッチンにこだわりがない場合は、ハウスメーカーや工務店の付き合いのあるメーカーで選べば値引き率も良く結果的に価格を抑えられます。

システムキッチンの取付価格は、オプションによって異なるのですが、一般的に10万円から25万円前後になることが多いようです。工賃よりはやはり本体価格の値引き率が響きますね。

リフォームでシステムキッチンを設置する場合の価格は、単純な取り換えだけでおさまらない場合があるため、追加料金が発生しやすいです。

システムキッチンリフォームの価格で追加料金が発生しやすいものというと、システムキッチン周りの壁紙交換、床の貼り換えなどが挙げられます。

また家自体の老朽化により、システムキッチンのリフォームの際に排水管の交換が必要になる場合も考えておかなければなりません。

システムキッチンの追加工事として、どんな事を行うのか、その現場ごとに違います。数ある事例を参考にすることが大切です。

システムキッチンのリフォーム事例を参考にしてみると、価格は全体の30％程度は80万円未満となっています。120万円までの事例が25％ほどです。この価格帯では、追加工事が行われていることが多くなります。

システムキッチンの価格を調べるとき、インターネットやパンフレットを使った情報収集はとても便利な時代になりました。しかしシステムキッチンは日常繰り返し使用しますので、できるだけショールームで自ら触ったりキッチンの前に立ってみることが大切です。

リフォームの概算費用は、システムキッチンの本体価格が仕様により異なりますが、40万円～90万円程、システムキッチンの設置価格が5万～10万円程です。

システムキッチン周りの給湯器配管接続工事価格は5万～15万円程、これに電気の配線工事がある場合は1万円程追加されます。

水道工事店や水道設備販売店、システムキッチンのショールームで工事店を紹介してもらったりしながら複数の業者から見積もり価格を取りましょう。見積もりをとる目的以外にも、その業者の雰囲気や人との相性を見るという点でも重要です。

システムキッチンメーカーの比較については、クチコミも参考になりますがそれだけをうのみにせず自分でショールームを見に行くことが一番です。

また、ホームセンターにもシステムキッチンの現物が置いてあったり、工事の見積もりもしてもらえるところもあります。ショールームより気軽に行けますね。

システムキッチンの価格は情報収集がキモになります。自分の目で確かめ、見積もりをとって比較検討し、インターネットの情報など、活用できるところを多方面から参考にしてみましょう。よりよいキッチンができることを願います。