2016/03/28
piriodo
2016/04/08 更新
春になり、新しい生活を始めたという方も多いと思います。大好きなカレとそろそろ二人暮らしを、と考えている方も多いかもしれませんね。しかし一番気になるのは生活費。二人暮らしを始める前に、生活費のことはきちんと考えておかないと大変なことになるかもしれませんよ?
春はいろいろと新しいことを始めるには最適な季節ですよね。新しい仕事、新しい環境、そして新しい生活・・・。そろそろ私たちも二人暮らしを!なんて考えているカップルもきっと多いことでしょう。
ところが、いざ二人暮らしを始めてみると「こんなはずじゃなかった!」という声もチラホラ・・・。その原因はズバリお金!生活費や趣味、貯金でモメてしまったという経験を持つカップルはたくさんいます。
二人暮らしをしている女性のお悩みです。
生活費を出しているんだから共働きであっても家事をしろ!と言われて腹が立ったというお話。こんなトラブル、二人暮らしにはよくあることのようです。
お互い働きながらの二人暮らし。家事も生活費への出資もしっかりと話し合って分担したいところですよね。
しかし一番の問題である生活費が実際どれくらいかかるのか分からなければ、計画を立てることも話し合いもできません。
そこで今回は実際に二人暮らしにかかる生活費のモデルケースをご紹介するとともに、生活費をどう節約すれば良いかもご紹介しましょう。
若いカップルの将来のためにも、お金の話は現実をみてキッチリ話し合わないといけませんよね。その話し合いの資料として、ぜひ活用していただきたいものです!
お金の話は、夢のある二人暮らしを始めようというときに現実を見せ付けるようでイヤですが・・・これも若いカップルの将来のため。
まずは生活費にどれくらいお金を使って良いのか見てみましょう。
ここでは、「20代前半のカップル、共働き」という設定でお話をすすめます。お互いに収入があって二人暮らしのための生活費を出し合っていることにしましょう。
もちろん、稼いだお金の全てを使えるわけではありませんよね?お給料の金額から、支払わなければならない税金や費用があるからです。
20代の平均年収表
まずはこちらを見てください。この表は、東京国税庁が調査した20代男女の平均年収です。これを月収に直せば、男性はおおよそ22万円、女性であれば18万円ということになります。
このカップルが二人暮らしを始めたとしましょう。
この金額は、あくまでも「給料」の金額です。ご自分の給与明細を見ていただければ分かるとおり、給料から引かれる金額がありますよね。たとえば雇用保険や健康保険はお給料から天引きされます。また住民税や自動車税、固定資産税などの税金も納めなければなりません。
こうして考えていくと、生活費として使えるお金は限られてくるのが分かります。
このようにお給料から税金や社会保険の金額を差し引いて、手元に残ったお金のことを「可処分所得」といいます。生活費や貯金、趣味に使えるお金のことです。
なにかと税金が高くなっている今、可処分所得はお給料の8割程度と言われています。これを先ほどの平均年収にあてはめてみましょう。
男性であれば17万円ほど、女性なら14万円ほどが使えるお金になります。このお金で二人暮らしをしていくことになります。
実際には職業が違ったり、あるいは若くして役職についている方であれば収入は違ってくるでしょう。この金額はあくまで参考程度にしてください。
それでは今度は実際に二人暮らしをするにはどれくらいの生活費がかかるのか?を見てみましょう。平均でどれくらい二人暮らしにはお金がかかるんでしょうか?
二人暮らしをするなら少し広い部屋に引っ越したいものですよね。料理をする機会も増えるでしょう、電気やガス、水道も今までよりも費用が高くなることは間違いありません。二人でスマホを使えば通信料金も払わなければなりませんし、休日には外食を・・・なんてこともあります。
こうして生活費にかかるであろう金額を計算していくと・・・?
家賃
100,000円
電気
3,000円
水道
4,000円
自炊費
8,000円
携帯代
10,000円×二人分
通信回線費用
4,000円
ガス
4,500円
交通費
7,000円×二人分
外食代
20,000円×二人分
合計生活費
197,500円
これが20代の二人暮らしにかかる生活費のモデルケースとなります。
しかもこのモデルケースは、二人暮らしの生活費を節約した結果です。
たとえば1ヶ月で携帯料金が1万円で済むでしょうか?筆者は安くても18,000円ほどかかります。それに車通勤であれば交通費はガソリンの値段によってもっと高くなるでしょう。自炊費8,000円は食材の買い物などの金額です。1ヶ月のあいだ買い物が8,000円で納まるでしょうか?
そんなに細かく考えなくたって・・・と思う方もいるでしょう。
しかし、二人暮らしをするということは結婚を見据えている方も多いはず。いましっかりと生活費と収入のことを考えておかなければ、いつかどこかでうまくいかないことがおきるはずです。
結婚するからには貯金も大切です。生活費にすべてお金を使ってしまうわけにはいきません。
貯金するためには月にいくら貯金するかも決めないといけませんし、そのためには生活費を節約することが大事になってきます。
家賃だけは節約することはできませんよね。しかし、その他の金額は節約することができます。では二人暮らしの生活費を極力抑えるためにはどうすれば良いのでしょう?
二人暮らしを始めたら、水道光熱費が思った以上に高くなった!ということが良くあります。生活費のなかでも、電気や水道代は大きな出費になります。
二人暮らしをしていて水道代が高くなったという場合は、水の出しっぱなしが原因だったり、水の使いすぎが考えられます。
場合によっては、「アンタが水を出しっぱなしにするから!」なんてケンカになりかねません!(わが家がそうでした・・・)
二人暮らしをするときは、まず水の使い方を話し合っておいたほうが良いでしょう。
お次は電気代。夏は冷房、冬は暖房を使います。エアコンやクーラーのつけっぱなしは生活費がグンと高くなる原因です。さらにはスマホの充電、テレビ、パソコン・・・あげればキリがありません。
冷暖房の使いすぎに注意しましょう。またスマホの充電は乾電池式の充電機を使ったり、テレビを見る時間を制限するといった工夫をしないと生活費を節約することはできません。
そして二人暮らしをするうえでもっとも大切なのが食費。
先ほどご紹介したモデルケースでは、1ヶ月に2万円も外食にお金を使っています。生活費の節約を考えるなら、まずは外食を控えることが重要です。
とはいえ、お互い働いていれば料理をするのが面倒になることもあります。週末にはデートに出掛けて外食!なんてこともあるでしょう。
月に外食する回数を決めておくのが大切です。外食したりコンビニやスーパーを頼ってしまうと生活費はそれだけで高くなります。二人暮らしをしているわけですから、料理を交代で行うなんてことも必要になってきます。
こうして考えていけば、二人暮らしの生活費はかなり節約できるところが多いですよね。
二人暮らしにかかるお金を節約すれば、貯金もできるでしょうし二人で遊びにいくお金もできると思います。まずは生活費の節約を考えてみてください。
二人暮らしのトラブルを避けるため、生活費とお金のお話は必ず事前にしておくことをオススメします!いざ二人暮らしを始めてみて、後悔することのないように、そしてお互いに気持ちよく生活ができるようにしておきましょうね。
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