2016/07/20
koko*
1970/01/01 更新
痒みや発疹などの皮膚症状が起きる原因として、ダニが考えられる場合があります。では、ダニによる症状とはどのようなものがあるのでしょうか。また、ダニ対策に、どのような方法があるのでしょうか。ダニが増える季節になる前に知識を深めましょう。
痒みの症状は皮膚の炎症かも?
皮膚炎の原因は様々・・・。
その皮膚炎、もしかしたら、原因はダニかもしれませんよ?
ダニによって、痒みなどの皮膚症状や、アレルギーが出たという話は良く聞きますよね。
そんなダニにもいろんな種類があります。
人に健康被害をもたらすダニもいれば、まったく人に害のないダニもいるようです。
では、皮膚症状やアレルギーが現れる原因になるダニとは、どんなダニなのでしょうか。
コナヒョウヒダニ
コナヒョウヒダニは、カーペットやソファー、クッション、布団や枕などに多く生息しているようです。
ほこりや、人のふけなどが餌になります。
フトツメダニ
フトツメダニは、カーペットや畳などに生息しているダニです。
コナヒョウヒダニなどが餌のようです。
比較的、数は少ないようです。
イエダニ
イエダニは、ネズミや鳥の寄生しているダニです。
暗いところが好きで、夜間に刺されることが多いようです。
この他にも、人に害のあるダニは、たくさんいます。
この3つは主に、家に生息しているダニです。
家での生活の中で、何かしらの症状が出るならば、その症状はダニが原因かもしれません。
ダニが繁殖する季節・・・。どんなイメージがありますか?
どのような環境で、ダニが繁殖するのでしょうか。
ダニによる症状は、一年中出ることがあります。
しかし、ダニが繁殖しやすい環境があることが分かっています。
その時期に対策をすると、ダニによる症状を抑えることができるかもしれません。
ダニの繁殖条件
(1)温度…20~30度
(2)湿度…60%以上
(3)栄養源…カビ、他のダニ、人のフケ、食べ物など
(4)繁殖期…6~10月。6~7月に増殖が始まり、8月にピークを迎える
ダニの繁殖条件は、上記の通りです。
梅雨から夏にかけての湿気と、家の中の室温は、ダニにとってとても住みやすい条件のようです。
冬は、湿気が少なく気温が低いため、繁殖しにくいとされています。
しかし、加湿器や暖房の使い方によっては、ダニが繁殖しやすい環境を作ってしまっているかもしれませんね。
ダニは、寝具やカーペット、畳などに多く生息しているようです。
そこは、私たちの皮膚に直接触れることが多い場所です。
ダニによる皮膚症状や、アレルギー症状は様々です。
では、ダニが原因の特徴的な症状とは、どのようなものなのでしょうか。
ダニに刺されると、赤色丘疹と呼ばれる発疹がでます。
小さくぷくっと腫れているようなら、ダニによる症状の可能性があります。
腫る症状の他に、必ず現れる症状が痒みの症状です。
我慢できないくらいの痒みと表現する人も多いようです。
ダニは、肌の露出していない柔らかい部分を刺すことが多いようです。
腕の内側や、内太ももなどに皮膚症状がある場合は、ダニの可能性が高いようです。
ダニによる症状は、痒みが強い症状のため、子供はひどく掻いてしまうこともあるようです。
では、ダニ症状に悩まないためにできる対策とはどんなことがあるのでしょうか。
ダニは、50℃以上にならないと死なないと言われています。
布団乾燥機を使う場合、1時間以上かけておく必要があるようです。
ホットカーペットには、ダニ撃退の機能がついているもののあるようです。
定期的に使用することでダニ対策ができます。
布団乾燥機やホットカーペットがない家もあるかもしれませんね。
そんな方はスチームアイロンでダニを撃退されてはいかがですか?
熱でダニを死滅することが出来ますが、死骸を放っておくとアレルギーの原因になります。
熱で死滅させた後は、しっかりと掃除機で死骸を取り除く必要があります。
ためしてガッテン
布団に多いダニについての様々な対策を紹介している番組です。
布団乾燥機の正しい使い方についても説明されています。
紹介したダニ撃退方法の他には、様々なグッズが発売されています。
では、どのような撃退グッズが良いのでしょうか。
よくCMでみるくん煙剤は、広範囲のダニを撃退でき、値段はお手頃ですが、ペットや子供がいる家では、使いにくいと言ったデメリットがあるようです。
手軽にダニを集めて、そのまま捨てることができるダニ取りマットは、無害で安全ですが、他のグッズに比べて値段が高いようです。
ダニ除け香料は、無害で安全ですが、匂いが気になる場合があるようです。また、効果もくん煙剤やマットよりは劣るようです。
ダニによる症状は、人それぞれ・・・。
ペットや子供がいる家では、ダニを撃退したいと思っているところは多いですよね。
ダニによる症状や、ダニ対策についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ダニによる症状は、腫れや痒みが強いようです。また、服で隠れている肌に柔らかい部分に症状が現れている場合は、ダニに刺されたと考えることが多いようです。
対策も様々なものがありますが、自分に合った対策を見つける必要があるようです。
もし、ダニに刺されたと思った時は、ひどくなる前に皮膚科を受診するようにしましょう。
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