カーテンのサイズを決めるには、幅と高さを計測しないといけません。
2016/01/14
やまだーこうち
2016/04/16 更新
カーテンを購入する時、サイズ選びで迷いますよね。たかがカーテンとはいえ間違えたサイズを買ってしまうと、使いにくかったり、なんとなく居心地の悪いお部屋になってしまったり…カーテンの測り方を覚えて自宅にピッタリサイズなカーテンを選びましょう♪
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お部屋の印象はカーテンで決まる!
殆どのお部屋にはカーテンがありますよね。
カーテンはお部屋の中でも目に入りやすく、面積の広い部分に使われているので、お部屋の印象を左右する重要な部分。
寸足らずのカーテンは眩しい!
下に隙間が空いてしまうような窓よりも短いカーテンだと、下まで遮光できずにお部屋に日が射し込んでしまいます。
カーテンには防音や防寒などの効果があるものがありますが、窓全体を覆う事ができないと効果をうまく発揮できなくなってしまいます。
長すぎるカーテンはホコリが絡む…
長すぎるカーテンは完全に窓を遮断できるので防寒効果は高いものの、床でホコリを絡めとってしまい汚れやすくなってしまいます。
寒い地域では効果的ですが、そうでない地方ならここまでの長さは必要ないかも知れませんね。
窓とお部屋にピッタリのカーテンを選ぶことは、見た目的にも機能的にも大事なこと。
それにしても、カーテンを選ぶ時って本当に迷ってしまいますよね。
デザインもそうですが、そもそもサイズがよくわからない…という事、ありませんか?
カーテンのサイズを測る事も大切ですが、窓の種類によって必要な長さが変わるんです!
おうちの窓がどんな窓か把握して、正しくサイズを測れるようにしておきましょう♪
掃き出し窓
リビングなど広いお部屋の大きな窓が、この「掃き出し窓」です。
足元まで開く窓になっている作りの窓のことを言います。
お部屋に対しての面積が広いので、カーテン選びが重要になりそうです☆
人の出入りが頻繁でも邪魔にならないカーテンを選ぶのも大切。
腰窓
個人のお部屋にあるような天井から腰辺りまでの窓を「腰窓」といいます。
左右開閉の布カーテンから上下開閉のロールスクリーンまで、一番幅広いデザインのカーテンが使いやすいのが特徴。
お部屋に馴染ませてもよし、アクセントにしてもよし、選び甲斐のあるカーテンになりそう♪
出窓
お部屋の採光用で、ディスプレイも楽しめちゃうのが「出窓」。
窓が開閉するものとしないもの、一部だけ開閉するものなど、どれくらい窓を活用するかによってもカーテンを選ぶポイントが変わってきそうです。
外から見た時のディスプレイを気にする場合、裏地がかわいいカーテンなどもいいですよね♪
いわゆる一般的なカーテンではなく、カフェカーテンなら裏地もかわいいのでおすすめです。
小窓
採光のための小さな窓が「小窓」です。
よほど小さな窓以外であれば、小窓にもカーテンをつけるのがおすすめです。
かわいいデザインのカーテンを選んで、お部屋のアクセントにしましょう♪
正しいカーテンサイズの測り方って知っていますか?
サイズを測ったはずなのに、短すぎた長すぎたなんて事があった場合、サイズの測り方を間違えているかも…
計測にはメジャーを使う
サイズを計測する時にはメジャーを使うようにしましょう。
ものさしや定規では長さが足りず、かなりアバウトになって、結果的にサイズの合わないカーテンになってしまう可能性があります。
角度は正しく
サイズを測る時は、カーテンレールに対して垂直・水平になるように測りましょう。
斜めになった状態では正しいサイズを測ることができません。
カーテンそのものの長さを測らないこと!
ピッタリなカーテンのサイズを測るためには、窓のサイズを基準にします。
今かかっているカーテンのサイズを測るのはNGです。
レールの幅を測る時はカーテンレールの両サイドにある留め具と留め具の間を測ります。
装飾用のレールも同様です。
掃き出し窓&出窓の場合
カーテンレールのランナーから床やカウンターまでの長さをきっちり計測しましょう!
掃き出し窓の場合、1人で測るのは少し大変なので、手伝ってくれる人がいる時は2人で計測するとスムーズです☆
腰窓&小窓の場合
カーテンレールのランナーから窓枠の下までの長さを計測しましょう。
小窓は高い位置にあることも多いので、台などの上に乗る時は気をつけましょう♪
基準となる窓のサイズが測れたら、実際にカーテンを買う時のサイズを計算しましょう。
幅は1.05倍
カーテンといえば美しいドレープですよね。
美しいドレープを作るためのカーテンのサイズは、カーテンレールの長さに3~5%プラスします。
例としてカーテンレールが200cmの場合「200cm×105%」なので、幅は210cm前後のサイズのカーテンが適切です。
両開きの時は半分こ
両開きのカーテンの時は、計算した適切な幅を二分割しましょう。
上の例にならうと、210cmの半分なので105cmサイズのカーテンが2枚、ということになります。
掃き出し窓&出窓の場合、丈は-1cm
掃き出し窓や出窓は床や棚板に触れて引きずってしまわないように、計測した丈よりも1cmほど短い長さが適切なサイズになります。
掃き出し窓の場合、足元が小上がり気味になっていることがありますが、その時は窓を覆い切れる床に引きずらない丈にすると良いでしょう。
腰高窓&小窓の場合、丈は+15~20cm
腰高窓や小窓の場合は窓枠の下まではみ出したサイズが適切。
カーテンの隙間から日差しが部屋に差し込まないようにするためです。
レースカーテンはドレープカーテンの-2~3cm
ドレープカーテンよりも外側(窓側)に、レースのカーテンをかける場合は、ドレープカーテンの丈よりも-2~3cmを目安にしましょう。
ドレープカーテンと同じ長さにしてしまうと、下の隙間からレースカーテンがはみ出してしまいます。
アジャスターフックを活用!
サイズを間違えてしまった場合、数cmであればアジャスターフックで対応できる事があります。
ホームセンターなどで販売しているので、困ったときはアジャスターフックを活用するのも良いかも知れません。
左右開きタイプ
カーテンの種類にはいくつかありますが、大きく分けると2種類。
ひとつが左右開きタイプのカーテンです。
いわゆる一般的なカーテンやカフェカーテンなどですね。
厚手のドレープカーテンやカフェカーテンは様々な色や柄があって見ているのも楽しくなりますよね♪
ドレープカーテンには防音や防寒効果があるものもあります。
レースカーテンは風になびく姿がとても美しく爽やか。
上下開きタイプ
もうひとつが上下開きタイプのカーテン。
ロールスクリーンやblindがこちらのタイプですね。
左右開きに比べるとデザインは少なめですが、シンプルなデザインがグッとお部屋を引き締めてくれます。
足元だけの採光もできるので光は取り入れたいけどまぶしすぎるのはちょっと…という場合にも便利です。
適切なサイズのカーテンはカーテンの機能を100%活用できます。
窓に合うカーテンを選んで、インテリアを楽しみましょう♪
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