ワインのコルクをスマートに。コルクの開け方を憶えておきましょう
2015/11/28
やまだーこうち
ワインやシャンパンのコルク、上手な抜き方は知っていますか?知らないと、 ワインのコルクが途中で折れた!シャンパンのコルクが飛んでいって大惨事!なんてこともしばしば…使いやすいオープナーと抜き方のコツを覚えてスマートにコルクを抜いちゃいましょう♪
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なかなか難しいコルク抜き
ワインやスパークリングワインは、お祝いごとにはぴったりなお酒ですよね。
ちょっと特別な日には1本開けて乾杯したいものです。
しかし、ワインやスパークリングワインを楽しむために必要な「コルク抜き」…
これが上手にできずに敬遠してしまう方も多いのでは。
ワインコルクは折れやすい
ワインオープナーをくるくると刺し込んでいるうちにコルクにヒビが入ってしまったり、ぐいぐいと力まかせに引っ張ったらコルクが割れてしまったり…
早く乾杯したいのに、そもそもグラスに注ぐことすらできないなんて悲しい結末も。
スパークリングワインのコルクは飛ぶ
お店でパーティーをする時のようにかっこよく開けられたら素敵ですが、家だと中々そうもいかないですよね。
飛んでいってしまったコルクがインテリアを破壊して大惨事!という事も…
コルクをスマートに抜きたい!
ワインやシャンパンのコルクをスマートに抜くことができたらかっこいいですよね。
スムーズに食事に入る事もできるし、なによりお酒をもっと楽しむ事ができるようになります。
コルクの抜き方を覚えてお酒を楽しんで下さい♪
どんなワインオープナーを使っていますか?
コルクを抜く時は多くの人がワインオープナー(コルク抜き)を使っていると思います。
コルクが上手に抜けない原因は、自分に合っていないワインオープナーを使っているところにあるのかも知れません!
ワインオープナーにも種類があるので、自分に合ったワインオープナーを使用した抜き方をする事で上手に抜けるようになるかも…
コルクスクリュー
ワインオープナーの中でも一番単純な作りで、見た目通りの使い方をするのが「コルクスクリュー」です。
ねじ巻きの先端をコルクに回し刺して引き抜くだけです。
「ポンッ」と良い音でコルクを抜けるので、フォーマルではないものの、パーティー気分を盛り上げてくれるかも♪
一番簡単で安価なものも多いのですが、コルクが折れやすく、開栓時に力が必要なのとこぼれやすいのが難点。
テコ式(ウィング型)
頭の部分をくるくると回してねじ巻き部分をコルクに刺すと、歯車で両サイドの取手が上がり、その取手を押し下げる事でコルクを抜くのが「テコ式」です。
ウィング型とも言います。
抜き方自体に難しい所はなく、少ない力で開栓できちゃいます。
不器用さんや慣れていない方にはおすすめです。
スクリュープル
テコ式と同じように頭の部分をくるくると回すのですが、下の部分はワインボトルの口に固定されるため、回すのと同時にコルクが抜けるのが「スクリュープル」。
コルクのカスがボトル内に落ちてしまうのが難点ですが、テコ式同様に簡単な抜き方なので不器用さんにもおすすめ。
ソムリエナイフ
使いこなせたらかっこいいNo.1のワインオープナーといえば「ソムリエナイフ」です。
コルクをスムーズにオープンするためのツールが全部揃っているので、1本でかっこよく開栓できます。
便利なソムリエナイフですが、コルクの抜き方にはコツが必要。
使い方に慣れるまでは上手に抜けない事も…
シングルアクション型とダブルアクション型で抜き方が違うので注意しましょう。
電動ワインオープナー
様々なワインオープナーの中でももっとも簡単な抜き方ができるのはやっぱり「電動ワインオープナー」です♪
ヴィンテージワインでもなんでもボタンひとつで簡単に開栓できます。
他のワインオープナーに比べて価格が高いのが難点です。
大体3,000円前後から販売しています。
総合するとお手頃価格で簡単な抜き方ができる「テコ式」や「スクリュープル」のワインオープナーは誰にでもおすすめ。
もし今使っているワインオープナーで抜きにくければ、これらのタイプで試してみてください♪
抜き方はシンプル!
ねじ巻き部分の先端をコルクに突き刺してくるくると回します。
ねじ巻き全体が埋め込まれたらT字の持ち手を引っ張るだけ!
コルクが折れやすいので、「刺し込むときはできるだけ中央に垂直に」「引き抜く時は力まかせではなくゆっくりと」を心がけましょう。
抜き方が簡単なのがうれしいテコ式。
特別なコツは不要で、こんな感じで弱い力でもスムーズにコルクを抜くことができちゃいます。
こちらもテコ式同様、抜き方は簡単。
取手を回すのと同時にコルクを引き抜いていくので、テコ式に比べて取手を回すのが重たく感じるかも知れません。
シングルアクション型のコルクの抜き方
ソムリエナイフでワインを開栓したらかっこいいですよね♪
抜き方にコツが必要で、他のものに比べると難しいですが、慣れてしまうと一番抜きやすいですよ!
ダブルアクション型のコルクの抜き方
シングルアクション型はまだ使いこなせそう…
だけどソムリエナイフには挑戦したい!
そんな方におすすめなのがダブルアクション型ソムリエナイフ。
2段階でコルクを引き抜くので、シングルアクション型よりもコルクが折れにくいです。
ワインオープナーとしてはちょっと高価な電動ワインオープナー。
購入前にはどんな感じか気になりますよね。
ボタンひとつでこんな感じで簡単にコルクが抜けてしまいます!
使い方を見て自分に合ったワインオープナーを選ぶのも良いですね。
抜きやすいワインオープナーを使えばコルクが折れる確率もぐっと減りますよ!
いつもはワインを飲まないのにワインを頂いてしまった!
ただの瓶ジュースを買ったつもりがコルクで栓がしてある!
普段ワインを飲まない家庭にはワインオープナーがなくて困ってしまうこともありますよね。
また、コルクが途中で折れてしまった時はワインオープナーで開けるのが難しい場合も…
そんな時の応急処置として、ワインオープナーがなくてもコルクを抜けるワザをご紹介します☆
靴を使う!
まさかの靴です。
驚きですが、動画を見るときちんと抜けていますね。
抜き方は、ボトルを靴にはめて叩きつける!
中身が盛大にシェイクされてしまうので、古くなったワインの沈殿物が浮遊してしまいます。
抜き方もちょっと大変なので本当に「応急処置」ですね。
靴はサンダルや革靴など、固い靴底の方が開けやすいようです。
コルクを押し込む
マジックペンをトンカチで叩いてコルクをボトル内に落としてしまいましょう!
当然コルクがなくなってしまうので、全部飲み干してしまうか、保管しておきたい時はワインボトル用のフタを使用しましょう。
続きをすぐに飲みきれそうなら、ラップでも良いかもしれません。
どちらの応急処置もちょっと大変ですが、ワインオープナーがない時やコルクが折れた時にはこんなワザで抜く事ができるので、困ったときは挑戦してみて下さい☆
事前準備
コルクを抜くのと同時に噴き出してしまわないように、ボトルはよく冷やしておきましょう!
氷水なら30分以上、冷蔵庫なら4時間以上が目安です。
手順はこちら!
コルクを飛ばさないための抜き方はこちら。
布をかぶせるのがポイントですね!
事前のコツと抜き方のコツを両方押さえておくことで、コルクの飛び出しを防ぐ事ができます☆
美味しいお酒を楽しんで♪
コルクがスマートに抜けるようになると、ワインの楽しみが広がります。
いつもは面倒でスクリューキャップのものばかり選びがちだった方も、コルクのワインに是非挑戦してみてください☆
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