好みのアクセサリーを作りたい。自作アクセサリーの作り方をご紹介!
2016/03/31
夢廼あくい
2016/10/04 更新
「自作のシルバーアクセサリー」と聞くと、なんだか敷居が高く感じてしまいますよね。でも実は、想像しているよりも簡単に自分好みのデザインで、シルバーアクセサリーを作れてしまうのです。そこで今回は、シルバーアクセサリーを自作する3つの方法を紹介します。
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シルバーアクセサリーを自作する方法には、大きくわけて「彫金」「ロストワックス」「シルバークレイ(銀粘土)」という3つの方法があります。
今回は、この3つの詳しい作り方を紹介します。
彫金とは、金属工芸のうちの1つで「たがね」という道具を使って、もともとは金属に彫刻することを意味していました。
現在では金属の塊を使って、アクセサリーを作る技術全般のことを指します。
たがねと併用する金槌
たがね同様、様々な大きさ、細さが存在します。
自作シルバーアクセサリーを作る際に、たがねの端を金槌で叩いて使用します。力の入れ加減が難しそうですね。
自作シルバーアクセサリーを製作している時は、小さなたがねを持ち、もう片方の手に金槌を持ちましょう。指に伝わる繊細な感覚で彫っていきます。
彫金で作るデメリット
★きちんとした工具が必要
★しっかりした場所が必要
地金というものを熱して叩いたり、彫ったりしながら加工していく作り方なので、きちんとした工具と場所が必要となるため、、難易度が高くなります。彫金は初心者には、取り組みにくい方法でもあります。
彫金を自分でやってみたいという方は、まずは作り方を載せているサイトで、工程をチェックしてみましょう。
彫金教室での自作シルバーアクセサリー・リング編
彫金教室での自作シルバーアクセサリーは、3,000円程度で2~3時間で作れてしまいます。お手頃な値段で、体験できるのが嬉しいですよね。
蝋で作られているワックスを 削ったりして、シルバーアクセサリーの形を作る方法です。ワックス(wax)=蝋を、ロスト (lost)=失うという意味です。
最終的に蝋が無くなってしまうので、こう呼ばれています。
カニコンパス
自作シルバーアクセサリーの元となるワックスなどに下書きしたり、平行線を書いたりする道具です。
ハサミの部分は、うまく固定しておかないと更に開いて線がずれてしまったりすることもあるので、注意が必要です。
ロストワックスのメリット
★ワックスは柔らかいのでボリュームや曲線などの表面の表現がしやすく、無理な力を入れなくても加工できる。
★型を取って鋳造するため、量産できる。
ロストワックスのデメリット
★鋳造は専門とする業者に頼まなければならないため、全工程を一人で行えない。
ワックスでの自作シルバーアクセサリー・リング編1
ワックスチューブで製作する自作シルバーアクセサリーの動画です。
ワックスでの自作シルバーアクセサリー・リング編2
1ではワックスチューブの切断と内径の削り、2ではワックスの内径から、外形、側面のやすりがけの動画になります。
業者に依頼する仕上げ
原型を作ったら、業者に依頼して鋳造します。鋳造は、ゴム台にワックス原型を取り付け、石膏を流し込んで型取りをします。
そこに金属を流し込んで、シルバーアクセサリーを作成します。
銀粘土素材を造形してシルバーアクセサリーを作る方法です。
銀粘土の技術は、1991年に初めて日本企業である三菱マテリアルが開発しました。
シルバークレイのメリット
★粘土なので、造形や修正がしやすい。
★粘土を焼く際は、手軽にガスコンロで焼けるので、自宅で全工程を自分1人でできる。
シルバークレイのデメリット
★銀粘土をこねる段階で乾くと、ヒビが入ってしまう。
★柔らかいので、折れたり割れたりしやすい。
★粘土を焼くと縮んでしまい、出来上がりのサイズが小さくなってしまう。
かんたんアートクレイシルバーはじめてキット
¥3,086(税込)
銀粘土7グラムと基本的な道具がセットになっているので、これ1つでシルバーアクセサリーを自作できます。
アートクレイシルバーの体験教室は、全国で開催されています。1人でも友人とでも参加できるので、記念に製作してみるのもアリですよね。
シルバークレイの自作シルバーアクセサリー作り・入門編
造形・乾燥編の動画です。銀粘土を使ったとても簡単な工程ですので、誰にでもチャレンジできます。
シルバークレイの自作シルバーアクセサリー作り・入門編2
整形編の動画です。前回の造形・乾燥でできた銀粘土をやすりがけし、きれいに整形します。ここでどれだけ綺麗に整形したかが、完成時の出来栄えを左右します。
シルバークレイの自作シルバーアクセサリー作り・入門編3
焼成・仕上げ編の動画です。火を扱うので、火傷などに注意してください。
丸型のチャーム付き
自作シルバーアクセサリーの魅力は、やはり自分で作ったという世界で1つの作品が手に残ることではないでしょうか。
丁寧に丹精込めて作った作品を目にした時、感慨深い気持ちになれそうですよね。
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