家作りをする前に考えたい。暮らしやすい間取りをシミュレーション!
2016/11/23
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2016/05/07 更新
家探し、マイホーム設計を始めて気になるのは間取りですよね。ライフスタイル・ライフステージ・家族構成・・・様々な要素を分析して、あなたにピッタリの間取りを見つけるポイントを押さえれば、後悔のない住まいが手に入ります。家の間取り選びがきっと楽しくなる!
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家の間取りは百人百様。でもたくさんの間取りを見れば見るほど迷ってしまうものです。
間取り選びにはまず各部屋のスタイルを見て、自分の生活にはどれが合うか見極めるのがコツ。
まずは部屋別に主なスタイルをご紹介します。
共用スペースとは、リビング・ダイニング・キッチン・トイレなどの他の家族とともに使う部屋のことを指します。
家の間取りを考える時、共用スペースの様式を知り、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
独立したリビングルーム
リビングルームをキッチンやダイニングと別のスペースとして独立させると、生活感を感じずくつろぎを追及した空間になります。
憧れを実現する間取りの中心に独立型リビングルームはいかがですか?
リビングルームとダイニングルームの兼用
十分な面積を確保できない場合はリビングとダイニングを兼用してみては?
家族みんなが集う家の中心なること間違いなしです。
デメリットとしては食べるとくつろぐのメリハリをつけないと、どっちつかずになってしまうこと。
家族の食事時間がバラバラなご家庭には不向きかもしれません。
階段のあるリビング
リビングルームが階段のホールの役目も果たしているレイアウト。
2階への動線がリビングルームを通るので、パーソナルスペースとパブリックスペースを緩やかにつないでくれます。
お客様をリビングルームにお通しした場合、家族がリビングを行き来するので生活感を感じやすいというデメリットがあります。
リビング、ダイニング、キッチンを1つの空間に
LDKを1つの空間にまとめると開放感があり面積も広く見えるという利点があります。
狭小住宅でよくつかわれる事例ですが、キッチンやダイニングの片づけをおろそかにすると空間全体が生活感にあふれた雑多なものに・・・。
人気の間取りですが、片付けが苦手な方は見えない工夫が必要です。
独立したダイニングルーム
ダイニングルームを独立させればホームパーティーが盛り上がること間違いなし!ですが、狭い日本の家ではなかなか独立したダイニングルームを作るのは難しいとされています。
カウンター式のダイニング
キッチンと対面してカウンターを取り付けダイニングスペースとするのは、狭い日本の家にはぴったり。料理もすぐサーブ出来ます。
テーブルとしては少し狭く感じるカウンターですが、近年カフェのようなインテリア性が人気です。
ダイニングテーブルの活用術
LDKをコンパクトにまとめたことにより、狭い面積でも実現可能なレイアウトが魅力。
ダイニングテーブルを作業台として使うことができるので便利です。
ダイニングルームは無理でもダイニングアリアとして独立性を保った間取りです。
独立したキッチン
キッチンを1つの部屋として作ると壁面が多くなるので、吊戸棚などを容易に設けることができ収納性がUP!調理のにおいも他の部屋に移りにくくなります。
ダイニングまで料理を運ぶ、空いたお皿をひいてくるなど、家の中の動線が長くなるのが難点ですが、生活感の出やすいキッチン。ダイニングやリビングから見えないのはありがたいですね。
セミオープンのキッチン
独立型キッチンとオープンキッチンの良いところを併せ持ったセミオープンのキッチン。
家族との適度な距離感は残しつつも、リビングルームやダイニングエリアとコミュニケーションは取れるのが自慢です。
オープンキッチン
開放感が最大の魅力のオープンキッチン。
他エリアとの一体感を持つことが可能です。
一切仕切りがない分広さを感じますが、調理のにおいや生活感をリビングやダイニングと共有することになります。
共用スペースをまとめた間取りは、デッドスペースが少ないのも特徴です。
間取りとデザインの融合、両者のバランスが取れた家はとても住み心地がいいでしょう。
家の間取りは使い勝手の為だけに考えるのではありません。
ぜひ家や間取りで「あなた自身」を体現してください。
プライベート空間とはその名の通り、家族個人個人のプライベートな部屋を指します。
寝室・書斎・勉強部屋など細かく仕切ることもありますが、近年は空間をあえて仕切らずに家族の息遣いを感じられる間取りが人気です。
また将来の家族の増減に対応できるような間取りの工夫が光る物件に注目が集まっています。
可動式の収納で柔かく寝室を分ける
大きな空間を可動式の収納で分ければ二つの部屋ができます。
収納を壁際に寄せれば大空間に戻すことが可能です。
子供部屋にも使える間取りの方法ですね。
フレームのような壁下地 アーティスティックな空間に
将来的に間仕切り壁を作りたいが現在はまだ必要ない場合、このように下地だけ作っておくのも良いアイデアですね。
薄手のファブリックやカーテンを吊るしたり、樹脂パネルをはめ込むことで光の量を調節することも可能です。
家の将来にいろんな可能性が見える間取りは今大人気です。
大きな部屋 間取りはいつか考える
家族みんなで眠るという発想も定着しつつあります。
間取りに行き詰まったらフレキシブルなワンルームだけ作っておく。そんな自由さも家づくりに大切なのかもしれません。
小さなスペースが書斎に変わる
キッチンの隅にこんなワークスペースはいかがですか?
家の中のどんなに小さなスキマも有効に使いたいですね。
誰でもデスク
パパが仕事を、ママがレシピを、子供が宿題を・・・みんなが自由に使える机を作りつけるのも楽しそうです。
省スペースだからこそ寄り添うように肩を並べて。みんなの家だって再確認出来ちゃいそうです。
お気に入りのインテリアや間取りを見つけたら、スクラップしておきましょう。あなたの希望や憧れがいっぱい詰まったスクラップブックは、設計士さんや不動産屋さんに視覚的に希望を提示することができます。
普段から家づくり・間取り選びの為になる情報に敏感になることが大切です。
画像を貼るだけでOK。あまり作り込み過ぎると間取りの選択肢が少なくなります。
希望の提示が主な目的ですから「この写真のここが好き」といったちょっとしたコメントを書くのもよいですね。
家づくりの第一歩は知ること。知らなければ好きなスタイルを選べません。
自分の生活を見直してみましょう。生活の特徴がわかれば、おのずとぴったりのスタイルが見えてきます。
あなたの作ったスクラップブックには、あなたの好みや家づくりのヒントがいっぱい詰まっているはずです。
間取りのプロである設計士さんや不動産屋さんとのコミュニケーションにも一役買います。
素人が知らない手法や最近のトレンドなど、プロはたくさんの情報を持っています。
安くしたい・もっとおしゃれになど間取りに納得いくまで相談するのが近道です。
住まいを考える時、家の間取りによって生活が大きく左右されます。それだけに迷ったり慎重になるのは当たり前。
気負わず構えず、理想の住まいに向かって目いっぱい楽しむことが大切ですよ!
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