カーテン生地の活用はカーテンだけにあらず!カーテン生地のまとめ!
2016/04/14
るおう・あららぎ
2016/05/14 更新
インテリアの重要な部分を占めるカーテン。お部屋の雰囲気を大きく左右したり、装飾だけでなく目隠しや断熱など多くの機能があります。カーテンを上手に取り付け、心地良い空間にするにはどうしたらよいでしょうか。取り付けのポイントをチェックしてみましょう。
まずは、カーテンの種類を押さえておきましょう
カーテンの素材 ~アクリル~
石油や石灰石などで作られているアクリル製カーテン
軽くてシワになりにくく、日光にも強い一方で、やや毛羽立つこともあり熱に弱い面があります
カーテンの素材 ~ポリエステル~
ポリエステルのカーテンは石炭や石油から作られています
シワになりにくく、縮みにくい、熱に強いという長所がありますが、静電気が起きやすく汚れがつきやすいデメリットもあります
カーテンの素材 ~レーヨン~
パルプから作られるレーヨンのカーテンは、吸湿性が良く安価です
混紡や混織に適していて、ドレープ性が良いです
カーテンを吊っていて伸びてしまうこともあり、家庭での洗濯では縮むおそれもあります
カーテンの素材 ~綿~
綿のカーテンは通気性が良く、保温性もあります
静電気が起こりにくく、汚れがつきにくいというメリットも持ち合わせていますが、初めのうちは洗濯で縮むものがあるので取り付け前に注意が必要です
カーテン地の種類 ~ドレープ~
厚手の織物のカーテンを指します
保温性に優れており、高級感があります
遮光の為に取り付けるのがベストです
カーテン地の種類 ~プリント~
カーテンの中でも、カジュアルテイストな雰囲気を持ちます
比較的フラットな生地にプリントされており、色や柄など豊富にあります
カーテン地の種類 ~レース~
透過性のあるカーテンですが、編みや織りの技法を使って縫製されたものでポリエステル素材のものが多いようです
カーテンの取り付けには厚地と薄地の2重吊りされることが多く、その薄地の方を一般的にレースカーテンと呼ばれたりもします
カーテンを取り付けるにあたって、さまざまな付属品があります
各名称をご紹介します
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンを吊り、開けたり閉めたりするのに必要な器具がカーテンレールです
2本平行になっているのは、厚地用と薄地用です
窓にこのカーテンレールから取り付けしなくてはいけないのか、要確認の器具です
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンレールではなく、ポール状になっているものもあります
リングがぶら下がっており、それにカーテンを吊り下げます
機能としてはカーテンレールと同じです
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンレールを左右に行ったり来たりするこの小さな部品を、ランナーといいます
カーテンを吊り下げ、移動させる重要な役割を持っています
カーテンレールではなくポールの場合は、ランナーはリング状です
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンをランナーに取り付けるのに必要なのが、フックです
一般的にAフック、Bフックと分かれていますが、最近はアジャスターフックが増えています
アジャスターフックの場合、カーテンの取り付け位置を上下に動かすことが出来るので便利です
★Aフック、Bフックはレールの種類、カーテンの取り付け位置で選ばなければいけません
Bフックは天井に付いているレールや装飾のあるレールでは開け閉めしづらく、適していません
AフックとBフックの違い
カーテンをかけた時、レールを見せるか隠すかでフックの種類が変わります
A服はどのレールにも対応可能で、一般的です
Bフックはレールの上にもカーテンがあるので、光漏れを軽減できる効果があります
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンレールにフックを使わずに直接ポールに通して吊るカーテンもあります
カーテンにハトメ金具がついており、そのハトメにカーテンレールやポールなどに通し取り付け方法です
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンをまとめておくときに使うのがカーテンタッセルです
カーテンをオーダーしたり購入したときに、カーテンと同じ生地でカーテンをまとめるものがついてきたりもします
カーテンの取り付け ~各名称~
カーテンをまとめるタッセルを留めておくのに使われるのが、房かけと呼ばれるものです
カーテンレールはついていても、房かけがなかった!なんてこともあるので取り付けの際は確認をしてください
一番重要なのが、カーテンのサイズです
長すぎても短すぎてもいけません
カーテンの取り付け方 ~サイズを測ろう~
カーテンの仕上がりの幅は、カーテンレールの長さを図ります
レールの長さの3~8%程度のゆとり分をプラスして計算します
カーテンの取り付け方 ~サイズを測ろう~
カーテンの仕上がり丈は掃き出し窓の場合、ランナーの穴から床までの長さから1cmひきます
腰窓の場合はランナーの穴から窓枠までの長さに15~20cm長くします
薄地のレースカーテンは、厚地のものより1cmほど短くします
これまでは一般的なカーテンをみてきましたが、ほかにもいろいろなカーテンがあります
どんなカーテンを取り付けたいか、参考にしてください
いろいろなカーテンを取り付けよう
タブカーテンと呼ばれるものです
タブのように飛び出した輪になっている部分を引っ掛けて吊るします
カジュアルにすることも、上品にすることも出来るスタイルです
いろいろなカーテンを取り付けよう
小さな窓やキッチンなどインテリア性の高いカフェカーテンです
窓の真ん中あたりに取り付けます
簡単につっぱり棒などを使って、取り付けることもできます
いろいろなカーテンを取り付けよう
カーテンのエッジがひらひらとした可愛らしい印象のラッフルカーテン
房かけなどでまとめると、とてもキュートなイメージになります
いろいろなカーテンを取り付けよう
ロールカーテンとかロールスクリーンと呼ばれます
上部にくるくると巻き上げるので、左右にまとめるドレープカーテンと違いたまりが出来ないメリットがあります
カーテンの取り付けについて、器具や名称、種類などわかりましたか?
単純に色や柄を選ぶのではなく、こだわり抜いたカーテンで素敵なインテリアにしてください
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