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手縫いだと裾上げが面倒……! ミシンで裾上げをする方法を大公開!

新しく新調したズボンの裾の長さが長すぎる、なんていうことはよくありますよね。成長に合わせる為に大き目なサイズを選んだことが裏目に出てしまうことも……。そんな時には、思い切ってミシンで裾上げしてしまいましょう。ミシンの裾上げをまとめますので、どうぞご覧ください♪

ミシンで洋服の裾上げをやりたい

ズボンの裾上げをミシンでできるようになるとわざわざお店に持っていく必要が無くなるのでお金も節約することができますしミシンの技術も向上します。

ミシン初心者の方にも分かりやすく裾上げの方法を解説しているので参考にしてみてください。

ミシンの裾上げに必要な道具。

ミシンの裾上げには、材料や道具が必要ですが、それ程たくさんの物が必要となるわけではありませんので、比較的簡単に揃えられると思いますよ。

ミシン。

ミシンで裾上げをするには、これが肝心。ミシンが必要ですよね(笑) 最近では、能力の優れたミシンが発売されていますので、ご自分の一番使い勝手の良いミシンを使うと良いと思います。

ミシン糸。

ミシンが必要ならば、これも必ずと言っていいほど必要となる物ですね。縫うものによって、ミシン糸の番号を変えていただければと思います。また、針にも番号がありますので、そちらも縫物の素材によって変えていただければ結構です。

チャコペン類。

鉛筆型のチャコペンシルや平らな形をしているチャコペンなど、様々な種類がありますが、ご自分が最も使いやすいものを使うようにすると良いと思います。線を決定するためのチャコペンが無ければ、裾上げがアバウトな丈になってしまいますから、必ず用意するようにしてくださいね。

ものさし・メジャー。

ものさしやメジャーは、寸法を測るのに必要となります。今回の裾上げでは、裾線や縫い代の線を測るのに使います。

洋裁バサミ。

普通のハサミでも布は切れますが、洋裁バサミの方が布を裁断するのに特化しているので、洋裁バサミをお勧めします。裾上げするのにとても重要な物で、カット線を切る際に使います。

まち針。

まち針にも様々な種類がありますが、一番スタンダードな針に丸いぽっちの付いたタイプが使いやすいと思います。まち針が無い場合は、ダブルクリップなどを使っても良いです。裾上げをする箇所に、一時的にその位置を維持する際に使います。

アイロン。

裾上げをする為に必要なアイロンです。生地に折り目を付けて、生地がずれたりしないようにしたり、ミシンがけしやすいようにします。

誰でもできる裾上げミシンの縫い方<パンツ・ジーンズ編>

裾線を決める。

裾線を決める場合は、靴を履いてジーンズの丈を調整するようにしてください。裾上げの完成に一番重要となる作業ですので、しっかりと決めるようにしましょう。

裾線を決める為に、丈を決める。

裾線のことをまたの名をヘムラインと言います。このヘムラインは、裾上げの最終的な裾となりますので、正しく計測しましょう。ものさしやメジャーなどで、現在の裾からこれから作る裾までの丈を測って、線を引いておきます。もう片方の裾も同じようにします。その際にずれないように、安全ピンで留めておくと良いでしょう。

アイロンをかける。

裾線が決まったら、中を表にして(裏側にひっくり返して)アイロンをかけます。ここでアイロンをかける際にまち針をしておくと、裾上げの裾線がずれたりしなくて良いです♪

4cmの縫い代を作る為に、裾線から4cm下にカット線を書きます。チャコペンとものさしなどを使い、裾線に対して平行に書きましょう。ここまで終わったら、裾上げはもう少しでミシン作業に入ります。

生地を切る。アイロンをかける。

先程、書いたカット線に沿ってハサミを入れます。ここで裁断した生地が多少ほつれていても、縫い代を折り込むので気にしなくても大丈夫です。別の裾上げのやり方で、端をミシンがけする方法もありますが、今回は生地を中に仕舞い込む方法をします。

生地を折り込む。アイロンをかける。

両方の裾が裁断できたら、裾線に向けて半分に折ります。そして、裾線でもう一回折ります。合計二回折りこむような形になったら、アイロンをかけます。ここまで来たら、後はまち針で留めるか、仕付け糸で仮縫いをしておくかします。裾上げは、もう少しで終わりますので、頑張りましょう!

ミシンで縫う。

折りこんだ生地を2~3mmの位置で、ミシンがけします。ミシンの縫い始めは、パンツやジーンズの内側……厚手の所から縫いはじめるようにしてください。ぐるっと一周縫ったら、きっちり一周ではなく、少し縫い重ねるようにすると、きちんと縫えて良いと思います。片方が終わったら、もう片方も同じように縫いましょう。糸の処理などをしたら、完成です。

普段ミシンに慣れていない方でも、裾上げは比較的簡単に行えることが理解できたかと思います。記事を読むだけでは分かり辛いという方は、動画も参考にしてみてくださいね。

ミシンでジーパンとチノパンの裾上げをする方法。

ミシンで裾上げをする、というと何だか難しいように感じてしまいますが、この動画を見ていただければ、思っていたよりも容易に裾上げができてしまいます。

裾上げをする時ミシンを使ってまつり縫いをやりたい

「ジーンズの裾上げをする際まつり縫いをして縫い目を目立たないようにしたいけどやり方がわからない」と悩んでいる方でもコツさえつかめばまつり縫いは簡単です。

ミシン以外の裾上げ方法。

裾上げテープ。

ホームセンターや100均などで売られている裾上げテープです。ミシンで裾上げをするのが面倒な方には、こちらを買って裾上げをしていただければと思います。

裾を上げる量を計測。ハサミで裁断。

裾を上げる量を決定し、計測します。計測し終わったら、折り曲げましょう。もう片方のパンツの足の裾も同じ数値で折り曲げて、どちらもアイロンを掛けておきます。必要無い部分の生地は、3cm~5cm程度残して裁断しておくと良いと思います。裾上げで生地を裁断するのが嫌な方は、そのままにされても構いませんが、裾上げをしている箇所が多少目立ってしまうことをご了承ください。

裾上げテープを水に濡らす。

裾上げテープをジーンズの周囲に巻いてみて、2~3cm長めに切って、コップに入れた水にしっかりと濡らします。濡らすことができたら、今度は手でぎゅっと搾りましょう。

裾上げテープで裾上げする。

先程搾った裾上げテープを、ハサミで裁断した端に合わせて、アイロンを掛けます。ミシンは一切必要ないですから、すごく楽チンです♪

裾上げテープの使い方。

動画主いわく使いやすいというアイロンらしいです。その使いやすいアイロンで裾上げテープで裾上げをする動画ですので、初めて裾上げテープを使う方はこの動画を参考にされると良いと思います。

ミシンの裾上げが面倒な場合は……。

お洋服を仕立て直してもらいに行く。

自分でミシンを掛けて裾を直すのが面倒だという場合は、専門のお洋服屋さんで裾を仕立て直してもらいに行くのが良いと思います。持って行く時には、裾上げしたい寸法を測って、その位置を維持する為にクリップなどで留めておくと良いでしょう。

裾上げをするのにおすすめのミシンをご紹介

AISIN (アイシン) 電子ミシン スーパージーンズ

¥44,064(税込)

ミシン初心者でもデニムやジーンズの裾上げが簡単にできてしまうスーパージーンズ は特に息子さんをお持ちの家庭に大人気のミシンです。

「デニムやジーンズの裾上げに関してはこのミシンが一番」との声がとても多いですね。

裾上げができる安いミシンが知りたい

SINGER 電動ミシン Amity フットコントローラー付き SN20A

¥10,800(税込)

安くて安全性に優れたミシンをお探しならSINGER SN20Aがとてもおすすめです。

フットコントローラー付きで操作もしやすく、デニムやジーンズの裾上げもパワフルなモーターを搭載しているので遠慮なくすることが出来ます。

解説動画DVDも付いているのでミシン初心者の方でも安心です。

ミシンの裾上げ方法まとめ。

今回のミシンで裾上げをする方法のまとめ記事はいかがでしたか?
想像していたよりも、手軽にミシンで裾上げができることがわかっていただけたことと思います。
皆様には、今回のまとめ記事を参考に、ミシンで裾上げをすることを臆することなくチャレンジしていただけることを祈っております。

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