【diy】レンガを使ったdiyでおしゃれなお部屋づくり!【レンガ】
2015/12/08
sora11
2016/05/18 更新
レンガを使った庭は洋風でおしゃれ。diyでレンガ積みすれば経済的だし、好きなように作れますよね。レンガ積みdiyは、ポイントをつかめば思ったほど難しくありません。手近な道具をうまく使って、おしゃれなレンガ積みの庭をdiyしちゃいましょう☆
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家の外壁を作るときや、大きなレンガ塀を建てるときは、やはり専門家にレンガ積みしてもらうのが無難。では初心者がやってみたいレンガ積みのdiyとはどんなことでしょう。それはおしゃれな花壇や通り道を作って、庭をすてきに飾ることではないでしょうか。
マンションや借家などで、本格的なレンガ積みができないとき、簡単diyでレンガを重ねて、花壇の囲いを作ったりします。これもなかなかいいんですが、目地(レンガをつなぐ部分)がないため、ちょっとお手軽に見えてしまいますね。
では、こちらはどうでしょう? レンガ積みの間があいて、目地があります。いや、あるように見えます。ちょっとした工夫で、だいぶ印象が変わって立派に見えませんか?
これは、今の花壇を裏から見たところ。実は板をはさんでいました! コロンブスの卵的発想ですね。板はホームセンターで安く売っているものを使えばいいですし、園芸用土を入れて板が腐ってきても、すぐ崩してまたレンガ積みdiyで直せるので心配ありません。
レンガを交互に重ねるだけの花壇でも、やりかた次第ではかっこよく見せることができました。ただ、この手が使えるのはレンガ3~4段ぐらいまでの小型花壇。それ以上重ねると崩れやすくなります。
それでいよいよ本格的に土台を作り、モルタルで接着するレンガ積み本格diyをご紹介しますが、まずはしょっちゅうレンガ積みdiyをするわけではないので、できるだけ道具を少なく経済的に、というやり方で。
レンガ
必要な材料のトップは、もちろんレンガ。レンガの大きさと作るものの体積からレンガの量を計算して、少し多めに買ってください。ネットで買うのが一番安上がりです。デザイン上で半分に切ったり角を落とす場合は、レンガ積みdiyの前に切り取っておくと、作業がはかどります。
砂
砂も絶対必要です。セメントと混ぜて、レンガ同士をつなげる接着用モルタルにしたり、レンガ積みの土台にも使います。砂は近くのホームセンターで買ったほうがいいです。
ポルトランドセメント
もっともよく使われる普通のセメントで、もちろんレンガ積みdiyにも使用できます。25kg700円前後で、どこでも手に入りますので、近くのホームセンターで買うのが楽です。
インスタントモルタル
砂とセメントに水を入れてかきまぜるのは疲れる作業なので、モルタルが少しでいいなら、初めから砂とセメントをまぜたdiy用のインスタントモルタルを使うほうが楽です。ホームセンターで売っています。
砕石
ごつごつした砕石は、レンガ積みの土台になります。石の尖った部分がクサビのように土に食い込んで支え、それ以上沈まなくなるのです。ホームセンターでは売ってないところがあるようですが、ネットではアマゾンなどで通販しています。
左官コテ
レンガコテという便利なレンガ積み専用のコテがありますが、わざわざ買わなくても安い左官コテで代用できます。百均にも売っているそうですよ。
コテ板
これはレンガ積みのdiyをするとき、モルタルを載せて手に持ち、コテですくって楽に作業することができる道具です。写真は裏面を撮影しています。買えばけっこう高いですが、端材で写真のように簡単に作れます。
ハンマー
diyでレンガ積みをする際に、置いたレンガの位置を調整するためハンマーで軽く叩きます。そのとき使うのはゴムハンマーがいいのですが、なければ普通のハンマーでもできます。
水平器
レンガ積みのdiyをうまく仕上げるには、水平器が大切です。レンガがきちんと平らに積めていれば仕上がりが美しいですし、崩れにくくて丈夫にdiyできます。こういう横に長い器械のほうが正確に水平を出せますが、百均の水平器でも大丈夫です。
杭と水糸
杭を地面に打ち込み、水平に糸を張って、レンガ積みが正確にできるようにします。杭はホームセンターで安く売っていますが、さらに安い端材で代用できますし、水糸もタコ糸を代わりに使えます。
スポンジ
レンガ積みdiyをいちおう作り終えて、レンガの表面に流れたモルタルなどの汚れを拭くのに使います。家庭の食器洗い用で充分です。
砕石で土台を作る
まず、レンガ積みをする場所に砕石を5~6cmの厚さに敷き、上から圧力をかけて平らにします。転圧機をレンタルすれば本格的ですが、ふつうはしっかり踏み固めれば充分です。
レンガを水につける
モルタルで固定するdiyの場合、レンガは必ず1時間ほど水につけて湿らせてください。乾いたままだとモルタルの水分をレンガが吸い上げてしまい、うまく固まらないからです。
砂を敷く
砕石を踏み固めたら、上に砂を敷きます。ごろごろした砕石の隙間を埋めて、レンガ積みをしやすくするためです。砂を敷く厚さは4cmぐらいです。砂の代わりにバサモル(モルタル3:水1ぐらいで混ぜたバサバサのモルタル)を敷くこともできますが、モルタルは乾きが早いので作業がやや難しくなります。
レンガ積み1段目
できれば水糸を水平に張り、目地(レンガの隙間)の幅を1.5cmほど取って、1段目のレンガ積みを行います。深さはレンガの高さの半分ほど。水糸を張らない場合は水平器でレンガの高さと水平度がそろうよう確認しながらdiyしてください。並べ終わったらモルタル4:水1ぐらいに溶いたもので目地を埋めます。
レンガ積み2段目
2段目のレンガは1段目と半分ずつずらして積みます。モルタルで1段目のレンガとつなぐのですが、diyでは載せるモルタルが多すぎたり少なかったりで難しいです。
目地作りの型枠
そこで、写真のような簡単な木枠を作っておくと、目地用のモルタルの幅と高さがそろって、初心者のdiyでもきれいにレンガ積みができます。いいアイデアですね。
レンガ積み3段目~完成
このように型枠を使って横目地を作り、どんどんレンガ積みを進めて、目標の段まで積み上げます。型枠の内径はレンガより1cmほど小さく作ると、目地が凹んで見えてきれいです。
スポンジで拭く
レンガ積みdiyで、仕上がりの段まで積み終ったら、水でぬらしたスポンジで、隅々まできれいに拭き取りましょう。ていねいにやればやるほどきれいな仕上がりになりますから、スポンジを何度も水洗いしてモルタルなどの汚れを落としてください。
花壇の出来上がり
こうやってコツコツとレンガ積みしていくと、こんなにきちんとした美しい野菜用花壇だって作れてしまいます。みごとですね!
モルタル作りに
なお、この花壇のレンガ積みdiyをなさったご夫婦は、百均の土入れスコップでモルタルを練り、コテ板としても使ったそうです。なんとすばらしい! モルタルはすぐ乾くため少しずつ作らなければならないので、大きめなこの土入れはまさに理想的ですね。
レンガ職人のレンガ積
最後にレンガ積み職人さんの、まさに職人技をごらんください。横目地用のモルタルをサッと載せてから、縦目地をレンガに塗りつけてペタッとくっつけちゃってます。この手際の良さはdiyでは難しそうですね。
いかがでしたか? レンガ積みに必要な道具のところで、ずらっと並んでいて大変そうだなと思われたかもしれませんが、実は半分以上はお宅にあるもので代用できそうですし、簡単に作れる便利なお助け用品もあります。堂々とした立派なレンガの花壇や通路が自力で作れたら、注文するよりずっと安くできますし、ご近所にも注目されそう! 興味を持った方は、ぜひ挑戦してみてください♪
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