2020/03/06
amenokutibasi
2016/06/07 更新
新築やリフォームでシステムキッチンを新しくするタイミングで、キッチンのサイズについて考えてみませんか?キッチンのサイズには幅や奥行きだけでなく、身長に合わせて高さを設定できるように考えられているんです。それでは、ご紹介していきますね。
システムキッチンを選ぶ時、サイズはどう考えたら良いでしょうか
キッチンのサイズ、例えば高さや幅については、料理をするときの効率の良さや身体が疲れないかという点に関わる重要なポイントです。
キッチンのサイズ、カウンターの高さについては、慎重に合わせた調整が効くものが最近は多く出ていますが、奥行きや幅はメーカーにより固定されている場合も。
お気に入りのキッチンメーカーが見つかったのに、サイズが合わない、というケースも出てくる事もあります。毎日の事ですから、サイズもキッチン全体の好みもこだわりたい場合は、オーダーメイドという選択肢もあります。
キッチンの幅のサイズについては、広さより動線を考えて
キッチンを選ぶ時の、幅のサイズについて考えてみましょう。幅というのは、広ければいいというものでもないんですよ。
キッチンの幅は、キッチン自体の形状によりますが作業効率を考えると広すぎるのも良くありません。図のように、270cm~のサイズが目安になります。
広々としたサイズのキッチンに憧れますが、動線を考えて長すぎるサイズは避けましょう。長くするとそれだけ費用もかさみます。
お子さんにお手伝いしてもらいたいという場合でも、270cm程度の幅のサイズがちょうど良いですよ。コンロとシンクの幅に、調理作業スペースが二か所も確保できます。
キッチンの奥行サイズはどうでしょうか
キッチンカウンターの奥行サイズは、一般的なもので60~65cmが主流となっています。やや広めでも75cm程度のサイズです。
奥行サイズが広がることのメリットととしては作業スペースが広くなること、カウンター下の収納が増えることが挙げられます。ただしその分キッチン価格も大きく上昇することに…。
キッチンの奥行サイズは、前面が壁なのか、食卓などにつながるオープンタイプなのかでも適したサイズは変わってきます。
アイランドキッチンやオープンキッチンなど、対面式で双方から作業できるような場合は奥行サイズを90cm~100cm程度に広く取ってもメリットがあります。
前面が壁のキッチンは、奥行サイズが広すぎると、身長などによっては奥の方が届きにくくなったりと不便が生じることもあるので注意が必要です。
キッチンの高さは身長でサイズを選んでみましょう
キッチンのサイズの中で選びやすいのがカウンターの高さです。身長に合わせて数段階のサイズが選べるように設定されたメーカーが多いです。
作業しやすいカウンターの高さのサイズ選びは、一般的に身長÷2+5cmといわれます。ただし、身長といっても実寸サイズではなく、日常的にスリッパを履くならその状況に応じてサイズ選びをしましょう。
ちょうどいいカウンターの高さサイズを選ぶことで、腰痛や肩こりに悩まされることも減ります。キッチンにいる時間は意外と長いものですから慎重に選びたいですね。
キッチンカウンターの高さは5cm刻みのサイズ展開が主流です。使用感には個人差もありますので、ショールームに行って実際に立ってサイズを確かめるのがおすすめです。普段使っているスリッパを持参すると良いでしょう。
キッチンのサイズは幅、奥行、高さとそれぞれのバランスを考えましょう
キッチンのサイズを選ぶとき、幅はコンロとシンク、作業スペース、動線を考慮するとおよそ270cm程度がちょうど良いとされています。
キッチンの奥行サイズについては、キッチン自体の形状により適したサイズが変わってきます。前面が壁なら奥まで届くサイズ、オープンタイプなら広くとっても良いです。
キッチンの高さについては、身長でまずどの高さが適正なサイズかを調べ、あとは個人差もありますから実際にショールームで確かめましょう。普段キッチンに立つ時のスタイルを再現するのがおすすめです。
キッチンのサイズは、ただ広いからいいという事ではありません。身体に負担のかからない適したサイズを選ぶこと、作業効率と便利な動線を考え配置することが大切です。
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