2017/02/16
yoko-t
2016/06/11 更新
夏も冬も活躍してくれる加湿器ですが、実際どんな効果があるのか?また、ポピュラーな加熱式以外にも複数種類があって、どの加湿器がいいのか分からない。そんなあなたに、加熱式も含めた加湿器のメリットやデメリットなどをご紹介します!
まず最初に、加熱式の加湿器とはどういうものかをご説明します。
加熱式の加湿器とは、その名の通り、水を加熱して沸騰させることによって生じる蒸気を使って加湿をするタイプの加湿器です。
加熱式の加湿器は、別名「スチーム式」とも呼ばれます。また、そのスチームを遠方に飛ばすためのファンがついた「スチームファン式」の加湿器もあります。
加熱式の加湿器を大ざっぱに言ってしまうと、ストーブの上に水の入ったヤカンを乗せて、そのヤカンからでる湯気で部屋を加湿しているようなものです。
昔から行われていた、いわば生活の知恵とでも言うべきものを専用の機械にしたのが加熱式の加湿器と言えるかもしれません。
ここでは、加熱式のみならず加湿器全体で見て、加湿器を使う目的をご紹介します。
当たり前ですが、加熱式に限らず加湿器を使う目的としては、加湿をするということになります。部屋の湿度を上げるのが目的なわけです。
ではなぜ加湿器を使って加湿をするのか?ということですが、エアコンを使っている時などに部屋の乾燥を防ぐため、というのがよく言われる理由です。
乾燥すると何が良くないのか?これはまず、お肌に悪影響があります。美肌に保湿が重要なのはもはや常識になっていますので、特に冬場にヒーターなどを使って乾燥しやすい時などは、加熱式に限らず加湿器は非常に有用です。
部屋が乾燥していると、化粧ノリも悪くなってしまいます。そういったことを防ぐためにも加熱式にかぎらず、加湿器はやはり有用です。
また、加熱式を含めた加湿器の効果として近年よく言われているのが、インフルエンザウイルスに対する有用性です。
インフルエンザウイルスは湿度が低くなると活発に活動すると言われているんです。そのため、加熱式加熱式などで加湿をするのはインフルエンザ対策として有効であると言われています。
夏場など暑い時に湿度が高いとイヤなイメージがありますが、こうしてみると加熱式加熱式などの有用性がよくわかりますね。
加熱式加熱式以外の方式の加湿器もいくつかありますので、それらをざっと説明したいと思います。
こちらは気化式と呼ばれるタイプの加湿器です。水を含んているフィルターに風を当てることによって加湿をするタイプのものです。
こちらは超音波式の加湿器。超音波によって水を細かい粒子にして放出するというもので、加熱式の加湿器が昔ながらのものと考えると、随分とハイテク感の強い加湿器です。
こちらはハイブリッド式の加湿器。気化式の加湿器ではあるのですが、温度が低下したりすると加熱式などに切り替える、などの機能を備えたまさにハイブリッドな加湿器です。
ここでは、加熱式、その他の加湿器のメリット・デメリットについてご説明します。
まず加熱式加湿器のメリットとしては、加湿能力の高さが挙げられます。さらに、水を加熱することによって殺菌もされるので、加熱式加湿器は非常に衛生的といえます。
加熱式加湿器のデメリットとしては、電気代が高めなことがあります。常時水を沸騰させているため、高いものになると1時間あたり10円近くまでかかるものもあります。
また、加熱式加湿器は高温の蒸気を噴出しているので、小さなお子さんがいる場合に吹き出し口に触ったりできないような場所においておく必要があります。
気化式加湿器のメリットは、加熱式と比べて電気代が安いことです。デメリットとしては、電気代が安い分加湿能力も高くないということがあります。
超音波式加湿器のメリットは、これまた加熱式と比べて電気代が安いということになります。デメリットとしては、内部に雑菌が繁殖しやすいということがあります。過去に超音波式加湿器内で繁殖した雑菌が原因で死亡した人が出たりしました。最近の超音波式は雑菌の繁殖を抑える工夫がされたものが増えていますが、古い超音波式加湿器には注意が必要です。
ハイブリッド式加湿器ですが、気化式と加熱式のいいとこ取り、と言った高性能がメリットです。デメリットはというと、価格の高さ。高性能ゆえ、加熱式などのシンプルなものよりかなり価格が高いものが多いです。
以上、加熱式他、加湿器の紹介とそれぞれのメリット・デメリットの説明でした。どれも長所・短所がありますので、ご自分の事情にあったものを選んでくださいね。
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