【おしゃれで実用的な手作りエプロン♪】簡単エプロンの作り方☆
2016/04/16
tahata
洋裁が苦手でも今回ご紹介する簡単エプロンの作り方なら大丈夫!好きなデザインが選べるのに作り方はとても簡単です。手作りしたエプロンであなたの魅力もアップ。彼や旦那様にも褒められる“愛されエプロン”は、驚くほど簡単に手作りできます。
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エプロンには、腰から下をカバーする「前かけ」と胸元から覆う「胸当て付き」があります。基本は次の5タイプ。どれも作り方は簡単ですが、丈の長さやデザインで手間と難易度は違ってきます。
カフェエプロン(ショートエプロン)
胸当てがなく、スカートのように腰に巻きつけるタイプのエプロンです。着脱が簡単で、作り方もシンプル。ポケットなしにするなら四角い布にひもを縫い付けるだけ、ミシンがなければ手縫いでもOK。使う布の材質、色柄でいろいろな表情を楽しめます。とにかく簡単なので、手作りエプロン初心者にはこのタイプをオススメします。
ソムリエエプロン
腰に巻くタイプで足首くらいまでカバーするロング丈のエプロンを、ソムリエエプロンと呼びます。その名の通り、ソムリエやカフェのスタッフが愛用するエプロンだけあって、見た目がスタイリッシュなうえに汚れもしっかりガードするプロ仕様のエプロンです。
でも、作り方はとても簡単。布の使用量が増える程度で、作り方はカフェエプロンとほとんど変わりません。
クロスエプロン
胸元からひざ下くらいまで、家事をする時に汚れやすい部分をカバーする、エプロンの定番です。クロスエプロンは、腰ひもを後ろで結ぶと可愛い感じ、写真のように前で結ぶとシャープな印象に。手作りすればひもの長さを変えるのも簡単、好みのスタイルが楽しめます。
ホルターネックエプロン
肩ひもを首の後ろで結ぶタイプのエプロンです。リボン状に結ぶ、ボタンで留めるといった肩ひもの付け方、丈の長さと素材の組み合わせで違った表情が楽しめるのは手作りエプロンならでは。肩幅が狭い人、なで肩でよくエプロンの肩ひもが落ちてイライラするという人には、特にオススメのデザインです。
かっぽう着エプロン
袖口や脇まで完全にカバーできるかっぽう着。もともとは着物が汚れないようにと日本で考案された、後ろ開きのエプロンです。フランスでは「タブリエ」と呼ばれ、日常のエプロンとして子供から大人まで幅広く愛用されているのがこのタイプ。日本でも子育て中のママに人気があります。子供とおそろいで作って“ホームウェア”にしてもよさそうです。
「簡単エプロン作り方型紙」といったキーワードでネット検索。エプロンの作り方、型紙の無料ダウンロードできるサイトがたくさん見つかります。
頻繁にお洗濯をして使うエプロンには、丈夫で縫うにも簡単な綿や麻など天然素材が最適。プリント地やワッフル、ジャガード、ツイルのような織柄のある生地ならシワも目立ちません。
シャツ地によく使う綿ブロードは縫いやすく、色柄が豊富で値段も手頃なので初心者にオススメ。シンプルなデザインはデニム地のようにやや厚手の生地でもOK、フリルやギャザーが入ったエプロンを手作りするなら薄手のガーゼやツイルを選ぶとよいでしょう。
●布地
簡単なカフェエプロンをシングル幅(約90〜120cm)の布で手作りする場合、大人用・子供用ともに丈の長さ+10cmが目安です。
●付属品 綾テープ・平ゴム・レース、ボタンなど装飾用アイテム
「作り方」に出ているモノ、自分でアレンジしたい場合に。
●ミシン・裁縫道具
まち針、針と糸など裁縫道具をスタンバイさせておけば作業がはかどります。
布をカットしたらあとはミシンを用意。直線縫いだけなのでミシンを使い慣れない人でもエプロンなら簡単に作れます。
作り方が簡単で初心者でも手作りできる「カフェエプロン」と「ホルターネックエプロン」。基本2タイプの作り方を手順を追って紹介します。
簡単カフェエプロン
手作りが大好きなkata-kotoさんの「簡単♪カフェエプロン」は、型紙不要で作り方も簡単。布をカットして縫うだけでおしゃれなカフェエプロンが完成します。
●用意するモノ
本体用布(コットンやリネンなど)47cm×88cm
ポケット用布(コットンやリネンなど)19cm×30cm
腰ひも用綾テープ(2cm幅)85cm×2本
腰ひもに付けるレース85cm×2本
1 ポケット口を三つ折りにする
ポケット口の縫い代は3cm。半分を内側にたたんで三つ折りにします。
2 ポケット口にミシンをかける
三つ折り側(裏)にミシンをかけて、ポケット口を仕上げます。
3 ポケットを本体に縫い付ける
本体の中心線上で上から18cmくらいの位置にポケットを縫い付けます。
4 本体の上下にミシンをかける
エプロン本体の上部(ウエスト側)と裾をそれぞれ三つ折りにしてミシンをかけます。
5 腰ひもにレースを付ける
腰ひも用綾テープの表にレースを付けます。レースを付けない場合は次のステップへ。
6 腰ひもと一緒に脇を縫う
本体の左右に縫い代を3cmほどとります。三つ折りにして腰ひもをはさみ、ミシンをかけます。
アイロンをかけて形を整えれば、簡単カフェエプロンが完成。おしゃれなカフェの店員さんがつけているようなステキなエプロンが手作りできました♪
ソムリエエプロンは丈を長くするだけでOK
ソムリエエプロンの基本的な作り方はカフェエプロンと同じ。型紙の丈を長くして作ればソムリエエプロンが出来上がります。作り方をマスターしたら、彼や旦那様にも作ってあげましょう。おそろいのソムリエエプロンでホームワーク!一緒にすごす時間がますます楽しくなること間違いなしです。
デニム地キッズエプロン
海外サイトで紹介されている「Kid’s Ric Rac Apron」はデニム地で作る子供用のホルターネックエプロンです。こちらも型紙不要、布をカットして縫うだけと簡単。オリジナルは2〜5歳の子供用ですが、ここでは大人用の寸法で作り方を紹介します。
●用意するモノ
本体用布(薄手のデニム地、リネンなど)70cmX88cm
ポケット用布(本体と違う布でもOK)20X20cm
綾テープ 肩・腰ひも用180cm/ポケット用20cm
飾り用テープ 肩・腰ひも用180cm/ポケット用20cm
※飾り用テープを付けない場合は不要
1 本体用の布をカットする
本体用の布を縦半分にたたみます。布の中心(折り目側)から14cm、両端は下(裾側)から75cmのところに印をつけます。印を直線で結んで三角形になる部分を布を重ねたままカットします。
2 腰・肩ひもに飾りテープを付ける
腰・肩ひも用の綾テープの表に飾りテープを縫い付けます。
※ひもに飾りを付けない場合は3へ。
3 ポケットに飾りを付ける
ポケット口に縫い代2cmを取って、裏に三つ折りにしてミシンをかけます。2と同じ要領でポケット飾り用の綾テープに飾りテープを付けて、ポケット口に縫い付けます。
※飾りテープはお好みで。
4 本体の上部と脇を縫う
本体の上部と脇の縫い代はそれぞれ1.5cm。裏側に三つ折りにしてミシンをかけます。
5 本体の斜めの部分を縫う
1でカットした斜めの部分を裏側に4cm折り、さらに内側へ1cm折りたたみます。あとで肩・腰ひも用の綾テープを通す口が開くように、斜めのラインだけにミシンをかけます。
6 ポケットを付ける
ポケットの左右と下端にジグザグミシンをかけます。裏側に1.5cm折って、エプロン本体にまち針で仮止めして位置を調整してから縫い付けます。
7 肩・腰ひもを本体に通す
5で作ったテープの通し口から左右に肩・腰ひもを通します。飾りテープを付けた場合は表裏を間違えないように気をつけましょう。
最後にアイロンをかけて形を整えたら完成です。綾テープをロープや綿レースに変えてアレンジを楽しんでみましょう。
作り方が簡単なエプロンは1枚作ると布を変えてまた作りたくなるはず。そんな時に役に立つ、世界でたった1枚のオリジナルエプロンを手作りするのに欠かせないステキな布や型紙が手に入るショップ情報です。
Nu:Hand Worksのリネン
肌触りがよくて丈夫なリネンや可愛いプリントのコットン地など、上質で手頃なファブリックが豊富。50cm単位の販売で1.5mまでならメール便での発送もしてくれます。手作りエプロンにちょうどいい分量のカット生地、お試しリネン、ネットショップ限定セールなど、定期的にチェックしているとお得な情報が入手できます。
IKEAのキッチンファブリック
ディッシュクロス、ティータオルなどサイズや素材、色柄も多彩にそろうIKEA。子供用エプロンならひもを付けるだけで簡単に作れます。またIKEAには「ファブリック&ソーイング」という商品カテゴリーがあるくらい手作り好きの強い味方です。北欧テイスト生地、縫い糸からソーイングセットまでおしゃれな手作りアイテムがたくさん見つかります。
※IKEAジャパンではネット通販は行っていません。
Nara-Kara.
布や手作り用品を扱うNara-kara.では、簡単に作れるおしゃれなエプロンの型紙や手作りキットが見つかります。写真で作りたいエプロンのイメージを確認でき、作り方の難易度も表示されているので、気に入ったエプロンの中から自分に合った形と作り方を選んでみましょう。
ココットン
ココットンは、女の子が大好きな可愛い洋服や小物の型紙、ひも、ゴムなどの副素材をそろえたオンラインショップ。フリルたっぷりのエプロンは、子供が自分で脱ぎ着しやすいようにゴムを通した肩ひもに頭を通す作りになっています。別売の「三角巾と収納バッグ」もこのエプロンと同じ布で作ってあげて。
LINNET
LENNETは、リネンを中心に上質な天然素材とソーイングまわりの雑貨を扱う京都の人気ショップ。このお店のオリジナル型紙に布と作り方がついたセットは、簡単におしゃれな服や雑貨が作れると全国の手作りファンから好評を得ています。必要なモノがそろうセットを利用すれば、型紙作りが大変なかっぽう着も苦労なし!この型紙が1つあれば夏は袖なしで、冬は丈を長くしてとオールシーズン使えます。
難しそうなイメージがあるエプロンも、形と作り方次第で意外と簡単に手作りできます。好きな布とデザインで、面倒なことや手間がかかる部分はちょっぴり手抜きしても、自分好みなエプロンが手に入るのは手作りしてこそ。エプロンは何枚あっても困らない、いつでも大活躍してくれるアイテムです。自分のための初めての1枚、彼や旦那様、子供とおそろいで作った1枚、手作りエプロンの数だけ幸せもいっぱい、毎日がもっと楽しくなります。
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