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シンボルツリーでも人気の『シマトネリコ』正しい剪定方法は?

シンボルツリーでも人気のシマトネリコ。明るい葉で、さらさらとした枝葉の常緑広葉樹です。もともと10m以上にも成長する樹木なので、剪定は欠かせません。シマトネリコの涼しげな印象を損なうことなく、樹形やサイズを保つための正しい剪定方法をご紹介します。

シマトネリコはどんな植物?

シマトネリコはモクセイ科の樹木
シマトネリコは沖縄、台湾からインドを原産地とするモクセイ科の樹木です。
密集した葉は光沢があり、夏は涼しげでとても感じが良く、初夏に白くて小さな花を咲かせます。

シマトネリコの花言葉は、偉大、服従、思慮分別、高潔、荘厳など神々しいイメージのものばかりです。
これはセイヨウトネリコという近隣種が北欧神話に登場することから由来されているそうです。

北欧神話には9つの世界があるとされ、それぞれの世界を大樹(セイヨウトネリコ)がつないでいました。
また、セイヨウトネリコから最初の人類を作り出したという伝説があります。

他にも、ギリシア神話やローマ神話では戦争の神の木とされていることが言葉の由来とも考えられています。

シマトネリコの名前の由来
シマトネリコの「シマ」は沖縄諸島のことを表しています。
沖縄からインドにかけての原産だからですね。

トネリコは枝や樹皮につく虫が分泌する白蠟(トネリ)を練って敷居に塗ると滑りがよくなる、
また、トヌリキ(戸塗り木)がなまったという説もあります。

シマトネリコの失敗しない育て方

比較的丈夫で育てやすいシマトネリコですが、基本的な育て方はどうなのでしょうか

[日当たり]
シマトネリコは日向や半日陰あたりで育てましょう。
室内で育てる場合でも、出来るだけ明るい場所や窓際に置いてあげるのがベストです。

[温度]
-3℃ぐらいまでなら耐えられ、多少の寒さでも枯れません。
しかし霜に当たるのはよくありません。
沖縄などの暖地が原産なので、その分暑さには強いシマトネリコです。

[水やり]
シマトネリコの土の表面が乾いたら、鉢底から水がでるまで十分に与えることを基本にします。
水切れに弱いので、夏場はとくに気をつけましょう。

庭木でも夏は朝の涼しい時間、春や秋は乾燥具合をみて水やりをしましょう。

[肥料]
シマトネリコを植え付けるときに、緩効性化成肥料を元肥として与えてあげます。
その後は3月頃、新芽が出るまえに化成肥料を毎年あげるとよいでしょう。

[害虫]
シマトネリコは害虫の心配は少ない樹木ですが、『シマケンモン』などの虫に新芽を食べられないように注意する必要はあります。

ハダニなども発生することがありますが、害虫を見つけたらすぐに取り除き薬剤を散布するなど対処しましょう。

[植え替え]
シマトネリコは生長の早い樹木なので、根詰まりしないようにしましょう。
鉢植えでは4月~6月頃、2年に1度の植え替えがベストです。

もしも鉢底の穴から根が出てきているならば、毎年でも植え替えしたほうがよいでしょう。

シマトネリコの剪定時期

育て方がわかったら、次は剪定について調べてみましょう。
剪定するにも適した時期があります。

剪定時期

剪定に適した時期は、6~7月、9~12月、2~3月頃です。
真夏や真冬は弱ってしまい、枯れてしまう可能性があるので枝は切らない方がいいでしょう。

[剪定時期]
剪定に適した時期は、6~7月、9~12月、2~3月頃です。
真夏や真冬は弱ってしまい、枯れてしまう可能性があるので枝は切らない方がいいでしょう。

[強く剪定したいとき]
樹形が乱れ、間延びした枝を取り除くような軽い剪定はいつでも構いませんが、強く剪定したい場合は梅雨が明けた頃がオススメです。

花を咲かせたいときのシマトネリコ剪定時期は?

[開花は6~7月]
シマトネリコの開花は6~7月です。
とても控えめで可愛らしい白い花が咲きます。

[花とつぼみ]
白く丸い、綿棒の先のようなものがつぼみです。花の咲いた後は長い鞘のような実がなります。

[6~7月前は剪定しない]
シマトネリコに花を咲かせたい場合、剪定時期に気をつけます。

花が咲く6~7月前の初夏には、剪定を控えた方がいいです。
よくシマトネリコを観察してから剪定しましょう。

シマトネリコの剪定方法

[剪定ポイント①]
シマトネリコの良さは清涼感です。
あまり茂っていてはサラサラ感が失われるので、枝を間引いて透け感のある樹形にするのが剪定のポイントです。

[剪定ポイント②]
シマトネリコは1年に50~60cmも伸びることがあります。
株立ちの樹形では、下枝は切り落として幹を見せるように剪定するとスッキリとキレイにまとまります。

[シマトネリコに向かない剪定例]
刈り込みバサミで葉をザクザクとまんまるに剪定してしまっています。
これではシマトネリコの涼しげな美しさを生かせません。

[剪定イメージ]
シマトネリコの剪定イメージは、葉を切り刻まずに細い枝を付け根で剪定して樹形の形を作っていいくことが大切です。

剪定方法①
剪定方法の基本は、3本に枝分かれしているものの真ん中の太い枝を、小枝のある位置まで切り戻します。
逆に、高さを出したい時は真ん中を残し、脇に出てきた新芽を切ります。

剪定方法②
切って残した枝の勢いがそろうように、順次剪定をしていきます。
焦らず、少しずつ高さや量を揃えるように行っていく剪定が良いです。
大きく刈り込まないよう注意が必要です。

剪定方法③
剪定後、枝先が樹形ラインをつくります。

シマトネリコ全体が楕円形になるように、イメージをしながら切りそろえていきましょう。

仕上げ
枯れた枝、内向きで混み合っている枝、上に高く伸びている枝、下向きに生えている枝などを切り戻していきましょう。

シマトネリコの剪定方法まとめ

シマトネリコの剪定をすると、見た目が良くなるだけでなく風通しがよくなり病害虫を防ぐ効果もあります。

シマトネリコを育てている方はぜひ剪定時の参考にしてみて下さいね。

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