2016/06/19
ポメたん
最近、読書はしていますか?読書が苦手な人でも、文庫本なら隙間時間に手軽に読むことだってできちゃいます。今回は誰でも楽しめるおすすめの文庫本をご紹介します。読書好きの方にも苦手な方にもおすすめなので、どの本を読むか悩んでいる方は参考にして下さい!
そもそも「文庫」ってどういう意味?
「文庫本」はどういう意味?
何気なく聞く「文庫」そもそもどんな意味・・・?
文庫本はよく本屋さんでも見かけるアレですね!
文庫本はなじみがありますよね。
小さめで持ち運びにも便利なイメージです。
通勤・通学途中に文庫本を読んでいる人も見かけますね!
殺人・盗難・誘拐・詐欺など、なんらかの事件・犯罪の発生と、その合理的な解決へ向けての経過を描くものがミステリーのジャンルになります。
【夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。
きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。
だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。
僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。
あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。】
道尾秀介による日本の小説で、第6回本格ミステリ大賞候補となったおすすめの文庫本です。
【「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。】
2009年本屋大賞受賞の作品です。
映画化もされ、スイスイ読めちゃうおすすめの文庫本です。
【元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。
だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。
組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。】
2016年映画化もされたおすすめの文庫本です。
【花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。
第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。
一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。】
第二十六回柴田錬三郎賞受賞作で、今話題のおすすめ文庫本です。
【療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。
事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る―。
閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。そして迎える衝撃の結末とは。】
一気読み必至の“本格ミステリー×医療サスペンス”がおすすめの文庫本です。
【小学生の時の仲良し三人組が偶然十数年ぶりに再会した。
スケジュール帳を一杯にしたがるOL亜理子、頻繁に手を洗わないといられない梨紗、見栄っぱりで嘘ばかりつく恵美。
三人の遠い過去が少しずつ掘り起こされ、あの夏の日の封印された事件が甦る。三人が交わした秘密の「約束」とは何なのか。】
衝撃の心理サスペンスなので、一気読みしちゃうおすすめ文庫本です。
おすすめの恋愛小説(文庫本)です。
恋愛小説を読んでキュンとしましょう♡
【お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です―。
思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。
樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。】
2016年映画化の話題作です。読みやすくてキュンキュンするおすすめの文庫本です。
【数百キロ離れて暮らすカップル。久しぶりに再会したふたりは、お互いの存在を確かめ合うように幸せな時間を過ごす。
しかしその後には、胸の奥をえぐり取られるような悲しみが待っていた―。
16歳の年の差に悩む夫婦、禁断の恋に揺れる女性、自分が幸せになれないウエディングプランナー…。
迷い、傷つきながらも恋をする女性たちを描いた、10のショートストーリー。】
短編集なので様々な角度から恋愛を読み取れるおすすめの文庫本です。
【「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。
野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。
しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。】
恋愛の持つ切なさすべてが込められた、おすすめの文庫本です。
【天文台の赤道儀室で「幽霊」を見たと言う早川美沙子と、ぼくら級友は夜の雑木林へ出かけた。
だが「幽霊」は現れなかった。彼女は目立ちたがり屋の嘘つきだと言われ、学校で浮いてしまう。
怯えながらぎこちなく微笑む彼女に、心の底から笑ってほしくてぼくはある嘘をついた―。】
計6篇の恋愛小説集。長い小説が苦手な人におすすめの文庫本です。
【「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。
けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。
そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。】
山本周五郎賞を受賞、本屋大賞2位にも選ばれた恋愛ファンタジーは全女性におすすめの文庫本です。
【京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。】
もう一度読み返したくなるおすすめ文庫本です。
ミステリーや恋愛以外のジャンルのおすすめ文庫本をご紹介します。
読みやすさを重視して小説を選びました。
今回はご紹介しませんが、読書好きさんには人文・思想・社会などのジャンルもおすすめです!
【一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。
男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。
一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。】
こんなにも会社、人、国のために動く男がいるんかと感銘を受けるおすすめ文庫本です。
【がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告された男。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。
その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。
電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。】
2013年本屋大賞ノミネートの感動作!映画化もされたおすすめ文庫本です。
【結婚式直前に婚約を解消された明日羽(あすわ)。
傷心の彼女に叔母のロッカさんが提案したのは“やりたいことリスト"の作成だった。
自分の気持ちに正直に生きたいと願う全ての女性に贈る感動の物語。】
人生は気持ちひとつで変わると教えてくれるおすすめ文庫本です。
【ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。】
スッキリする!と話題のおすすめ文庫本です。最後は感動も・・・。
【中学校教師の宮本陽平は、子どもたちが家を出て、妻・美代子との初めての二人暮らしに困惑中。
ある日陽平は、美代子の署名入りの離婚届を見つけてしまう。彼女は離婚を考えているのか?
唯一の趣味である料理を通じた友人の一博と康文は、様子のおかしい陽平を心配するが、彼らの家庭も順風満帆ではなく……。
「人生とは、腹が減ることと、メシを食うことの繰り返し」。50歳前後の料理好きオヤジ3人を待っていた運命とは?】
パートナーとの向き合い方を考え直せるおすすめ文庫本です。
【15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。
家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。】
村上春樹さんの作品はどこか引き込まれる人が多いようです。こちらもおすすめ文庫本です。
おすすめの文庫本はいかがでしたか?
ご紹介したおすすめの文庫本は、どれも読みやすいものばかりです。
難しい本は嫌い。最後まで読めない。なんて方に特におすすめです!
本が好きな方も苦手な方も読みやすい文庫本はおすすめです!
読書を通して自分の知らない世界観を知れるのは素敵ですよね。
ぜひ、おすすめ文庫本を読んでみて下さい。
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