プール・水遊びの必需品!子供用ラップタオルの作り方を紹介します
2016/11/30
やまだーこうち
2016/06/22 更新
前立てのついた男性用のズボンの作り方はちょっと難しいですが、ゴムを入れたズボンなら実は簡単に作れるんです!自分で縫えばサイズや丈も自由自在。子供用なら手ぬぐいやタオルからだって作れちゃいます♪色々なデザインの楽しいズボンの作り方をどうぞ☆
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手作りでワンピースまで縫う立派なお母さんが、ズボンだけは縫える気がしない、と言っていました。たぶん股上の部分がわかりにくいというか、形に納得がいかないのだと思います。しかしズボンの作り方は、実はギャザースカートより簡単! コツさえわかればバンバン作れますよ♪
着る人のズボンを紙に載せて形を写し、型紙を作ります。前身ごろと後身ごろをつなげて一枚にしておくと、布を裁つときに便利です。
できたズボンの型紙を、半分に折った生地の上に置いて、1cmの縫い代をつけて裁断します。つまり同時に2枚を裁断するわけです。その2枚(右脚と左脚の分)を中表に合わせて、カーブしたところを縫ってから、縁にジグザグミシンをかけます。
股上のところを縫ったズボンを、ふつうのズボンの形に折りなおします。そして脚の股下のところを縫い合わせ、ほつれ止めにジグザグミシンをかけます。図ではポケットが描いてありますが、実際は裏から縫っているのでポケットは見えません。
How to make a pants.パンツ(ズボン)の作り方。ゴムパンツの作り方
ウェストにゴムを入れる一番かんたんなズボンの作り方を、小さな見本で実演しています。生地を4枚に分けて裁断しているので、最初に縫い合わせていますが、その後は上の縫う順番と同じです。
2歳から5歳児ぐらいまで着られるこのかわいいズボンは、四角い布をほぼ全部使って、むだのない作り方をしています。型紙を作る必要もなく、布にじかに線を描いて裁つことができます。
ズボン用に45cm×40cmの布を2枚用意します。その布を重ねて、45cmのほうを20cmと25cmに分け、図のように線を描きます。縫い代も入っているので、このまま布を裁ってください。
ズボンの作り方は、まず脇と脇を縫い合わせて4枚のパーツを2枚にまとめます。その2枚を、中表(中を表地)にして重ね合わせ、カーブした部分(股上)を縫います。それから股下(脚の内側)を縫ってズボンの形にして、すそを1cm折りあげて縫い、ウェストを3cm折ってゴム通し口を2cmあけてぐるりと縫います。最後にウェストの長さに合ったゴムを通して、できあがり!
リサイクルするズボンの作り方は、まずおとな用のTシャツを縦2つに折ります。子供用ズボンをTシャツの折り目に重ねて、縫い代1cm~1.5cmつけて、ジョキジョキと裁っていきます。縫い代は少し幅が広くなったり細くなったりしても大丈夫。
あとの作り方は、上のズボンの作り方と同じですので、参考にしてください。Tシャツをリサイクルする作り方では、ズボンのすそをTシャツのすそに合わせると、すそ縫いを後からやらなくていいので、いっそう簡単にできます。写真のように、Tシャツのすそをポケットの口に使ってもいいですね♪
子ども用ズボンの作り方(リメイク)how to make children's trousers
このズボンの作り方では、ジャージのズボンをリメイクしていますが、Tシャツとやり方は同じです。作り方を実際に目で見ると、わかりやすいですね。
おまけレシピ こどものハーフパンツの作り方
本格的な子供用ズボンの作り方です。ポケットのきれいなカーブの作り方は必見。ロックミシンはジグザグミシンでも代用できます。この作り方では、ズボンの股下とすそを先に縫って、片方を表に返して中に差し込み、股上を後で縫っています。
100均の手ぬぐい1枚でできる簡単ズボンです! 写真のように、赤ちゃんから3歳児ぐらいまで使えます♪ ゆったりしていて涼しいので、夏のパジャマにいかがでしょう。
手ぬぐいを半分に折ります。写真だと左が「わ」で、右が端です。作り方は、左下に縦2cm横4cmの印をつけ、曲線で結んでカットします。右下は1cmの縫い代を入れて縦2cm横5cmに印をつけ、やはり曲線で結んで切ります。左が前の股下で、右が後ろの股下になります。
右側の、手ぬぐいの端が重なった上を5mm幅で縫います。手ぬぐいの裏からではなく、表から縫うのが作り方の大事なところ。裏返してもう一度、同じところを縫います。こうすると袋縫いといって縫い代が中に入り、丈夫で見た目もよくなります。
丸くカットした股上の部分を重ね、5mm幅で縫います。ここの作り方も、かならず手ぬぐいの表(模様がはっきり見えるほう)から縫い、裏返して同じところを5mm幅でもう一度縫ってください。
甚平ズボンのはき口を三つ折りして、ゴムを通したいところに切り込みを入れ、三つ折りした部分をぐるりと縫います。そこにゴムを安全ピンで通せば、かわいらしい甚平ズボンのできあがり!
早川ユミさんが考案されたゆったりもんぺです。2m×74cmの布地を1cmもむだにすることなく、たっぷりしたズボンに仕立てられます。日本で昔から働き着などに使われてきた三角マチの応用です。
2m×74cmのズボン用生地を4つに折って、その頂点(図の右下)から13cmと、わになっている左下から37cmに印をつけて直線で結び、裁断します。切り取った三角形は、開くとひし形になっているはずです。また、残った大きな部分を開くとズボンの形になっているので、足首のところを切り離します。
作り方は、まずズボンの形をしている布の両脇を縫い合わせます。それから、最初に切り取ったひし形の布を上下逆にして、股下に縫いつけます。つまり、ひし形の細く尖ったほうを足首に当てて、もんぺズボンの前身ごろと後ろ身ごろに挟んで縫っていきます。これが股下のマチになります。
最後に胴回りと足首回りを三つ折りにして胴にゴムを通せば、ゆったりと動きやすいもんぺズボンの完成です!
では最後に、普段使いならこれで充分、近くなら買い物にだって行けるという、簡単すっきりなズボンの作り方を紹介します。必要なのは、お好みの布(ここでは90cm×90cmの布を使います)、ウェストゴム(100均でも売っています)、裾上げテープ(100均や手芸店で売っています)、それにミシンとアイロンです。
まずズボン用の布を裁ちます。横はヒップ寸法の半分に20cmを足して計算し、縦は好きな長さ+5cmにした長方形を2枚裁断します。2枚を重ねて、角から横に10cm、縦に30cmの長方形を書き、図のように左下から3cmのところを通ってカーブを描きます。これは大人用の寸法です。
ズボン用生地のすそを2cmほど折り上げて、裾上げ用テープでアイロンを使って止めていきます。こうすると早くできますが、もちろん三つ折りにしてミシンをかけてもけっこうです。
ズボンの股下をミシンで縫います。細くすっきりと見せたい場合は、すそに向かって斜めの直線で切ってください。ただ、あまり細くしすぎると脚が入らなくなるのでご注意を。
そこからの作り方は、上の動画『おまけレシピ こどものハーフパンツの作り方』と同じなので、そちらを参考にしてください。さあ、きれいにすっきり、スピーディーにズボンができあがりました☆
いかがでしたか? ズボンの作り方は意外にもほとんど直線縫いで、股上のところだけカーブですが、そんなに縫いにくいということもなく、少しぐらい縫い目が曲がったってわかりません。お子さんの小さなズボンなら1日で縫えそう! 大人用にも、暑い夏にリラックスできるステテコなどを自分サイズで、しかもお安く作れますよ。気軽に試してみてくださいね♪
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