2016/10/06
ちゃんぴち
2016/07/13 更新
日本人の主食のお米。ふっくらとして、つやつやの白米をみるだけで、幸せな気持ちになれます。お米といっても、おすすめのブランド米など種類はたくさんあります。その中で、おすすめのお米をチェックするために、知っておきたいポイントも理解しておきましょう。
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一般的に美味しいですよ~とおすすめされても、そのお米を食べてみないとわからないですよね。
しかし、買う前によくチェックすればいいポイントがあるんです。
それで、ある程度の味は保証されたも同然です。
米の等級
登録検査機関が、品位や成分等の検査を行い等級をつけます。
この等級が高いほど、お米の品質が高く、粒ぞろいで大粒なお米といえるのです。
等級の印
お米の等級検査を終えた玄米に、等級をランク分けされた印がついています。
この等級が高いほど、食味も良いものが多い傾向があります。
この等級検査は、見た目の美しさを判断する検査です。
一等米だからといって、必ず美味しいとは限らないということは忘れずに。
米の食味ランク
昭和46年産のお米から、毎年産地や品種ごとで食味官能試験が行われています。
この5項目プラス総合評価を加えて、優劣をランク付けしているのです。
米の食味ランキング 評価基準
(財)日本穀物検定協会が日本全国のお米を、このようにランキングしています。
基準米とは、複数産地のコシヒカリをブレンドしたものをいい、これと試験対象産地品種を比較しているのです。
おすすめのお米は、米の等級と食味ランキングが高評価のものを選ぶことです。
本当においしいお米を見つけることができるでしょう。
お米の原料?
米は米じゃないの?と思いますよね。
購入時に見るところは、まだあります。
単一原料米
同一の品種、同一生産地、同一生産年度のお米のみで構成されているお米です。
混じりっけなし、100%同じお米を食べたいなら、単一原料米をおすすめします。
複数原料米
いくつかのお米がブレンドされているのが、複数原料米です。
同じ品種でも、生産年度が異なれば単一原料米にはなりません。
粘りやつや、甘味のバランスがよく、お米の優等生ともいえるでしょう。
とくに粘りが強いのが特徴で、米粒がくっつき合いやすいです。
そのため、酢飯には向かないです。
米といえばコシヒカリというほど、日本を代表するブランド米です。
越の国に光り輝くという意味で命名されたそうです。
(越=新潟の越前)
新潟県魚沼産のコシヒカリは、特A認定25年連続したという国内最高評価のお米です。
おいしいお米を探しているというなら、魚沼産コシヒカリをおすすめします。
やや小粒のお米で、味のバランスがよく、炊き上がりの艶はピカイチです。
しっかりとした粒感があり、柔らかくなり過ぎないのでおすすめです。
小野小町が秋田県に生まれたことにちなんで、名付けられたのが「あきたこまち」です。
しっかりとした粒はモチモチながらも、やや硬めに炊き上がるので、おにぎりや丼ものにおすすめです。
あっさりとしているから、どんな料理にも合います。
すこし柔らかめの食感のお米です。
コシヒカリの次に、全国で作付面積2位の人気ブランド米です。
コシヒカリよりも大粒で、あっさりとしている食べやすさもおすすめポイント。
ふっくらと美しいつやで炊き上がります。
ほのかな甘味、あっさりとして飽きのこない美味しさです。
噛めば噛むほど甘味があり、おかずとの相性がバツグン。
すし飯におすすめの品種です。
くせのないお米をさがしているなら、おすすめです。
すこし小粒で、しゃっきりとしています。
長時間の保温には向いていません。
冷めてもおいしいお米なので、お弁当におすすめ。
米の作付面積は3位です。
ヒノ(陽の)は西日本・九州をあらわしています。
コシヒカリに味わいは似ていながらも、価格は安めなのでおすすめです。
ご飯の個性は必要ない、と感じるならきらら397をおすすめします。
北海道で開発された「きらら397」は、変わった命名ですよね。
一般公募の「きらら」と稲の系統番号「397」が由来しています。
リーズナブルなお米でおすすめです。
しつこくない、もっちりとした感触のお米ならゆめぴりか。
食べ応えが欲しい方におすすめです。
北海道内では、最高級の品種です。
もっちり感が特徴で、炊くときはお米1合につき大さじ1杯の水を減らすとちょうど良いとされます。
炊き上がりが柔らかめがいい人に、おすすめです。
さらっとしていて、ベトつかない、しっとり感のある炊き上がりになるお米です。
お寿司やお弁当におすすめの品種です。
北海道で、一番作付けされている人気のお米です。
冷めても味が落ちにくく、柔らかくなり過ぎない炊き上がりはおにぎりにもおすすめです。
光沢がよく、冷めても硬くならないので、お弁当やおにぎりにおすすめです。
もちもちで、粘りが強いのが特徴です。
もち米に近い特性を持っているのが、ミルキークイーンです。
炊くときは水加減を10%程度少なめにすると、ちょうどよく炊き上がるといいます。
粘りが強すぎると感じたら、他のお米と2~3割ブレンドするのがおすすめ。
最近注目されているお米です。
粒が大きく、つややかです。
粘りと甘味がちょうどよく、さっぱりとした感じもあります。
最近、話題急上昇中のおすすめなお米です。
食味ランク10年連続で特Aを受賞したことがあります。
山形県であきたこまちを改良した品種です。
粘り強く、歯ごたえがあり、もっちりとした食感です。
しっかりとしたお米を食べたいなら、おすすめです。
千葉県が独自に育成した早生品種のお米です。
粒が大きく、ふっくらと炊き上がるお米です。
白く艶のある、見た目もキレイでおすすめできます。
粘りは強くなく、さっぱり食べられます。
お米のチェックポイントは、わかりましたか。
おすすめのお米も紹介したもの以外に、まだまだあります。
特徴を知って、おいしくお米をいただきましょう。
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