大人気の多肉植物、あなたはその種類をどれくらいご存知ですか?
2016/12/23
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多肉植物の種類は、原種だけでも1万5千種を超えると言われています。種類の多い多肉植物類に共通しているのは、肉厚な葉や茎に水分を蓄えて乾燥に耐えられることです。小まめなお世話が不要忙しい方にもお勧め、かわいい多肉植物を育てて帰るのが楽しみなお部屋にしませんか?
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多肉植物には、ブドウの房のようなプックりした葉をした種類や、葉ボタンの様に葉が花の形をした種類などあります。また多くのサボテンも多肉植物として扱われている種類があります。
多肉植物は、大まかにサボテンの種類のものとサボテン以外の種類に分かれています。多肉植物を専門的に扱っているところでは、サボテン以外の種類のものを多肉植物と表していることもあります。
インドアプランツ、グリーンインテリアとしても人気の多肉植物。多肉植物の原種の数だけでも1万5千種類以上だと言われています。
原産地もメキシコや南アフリカ、マダガスカルや中国、アラビア半島など多岐に渡ります。
多くは観賞用として栽培されています。多肉植物の種類中でも、ハマミズナ科のマツバギクや、スベリヒユ科のマツバボタンなどのように花を観賞するものがあります。
多肉植物の特徴があまり外見に現われていない姿の種類ものには、乾燥に強い性質を利用して多くは石垣など水はけのよい場所で栽培されています。屋上の緑化など芝生に代わって利用されるマンネングサ類も多肉植物です。
多肉植物としてブームになるずっと以前から、サボテン科や観葉植物のリュウゼツラン科、アロエ科やベンケイソウ科などの多肉植物は、それぞれ園芸のジャンルとして成立しています。
こうした多肉植物の種類の中で姿が纏まっているものは、世界中にマニアがいます。サボテンでも寿命の長い大型種などは、希少な植物を扱う植物園などの展示用で流通しています。
多肉植物の種類科と種類の数、多肉植物の特徴の水分を蓄えるの部分と分布している地域をご紹介します。
リュウゼツラン科(Agavoideae)は、およそ300種類があり多肉植物の特徴は「葉」の部分にあります。北米や中米に分布しています。
単子葉植物に属する科の種類で、木に成長したり大型化する常緑多年草です。リュウゼツラン、ユッカ、幸福の木で人気のドラセナなどもこの種類です。
サボテン科 (Cactaceae)が、最も多肉植物では種類が多く1,600種類あります。多肉植物の特徴は茎や根, 葉など様々に有しています。原産国はアメリカ大陸、広く分布しています。
サボテンの多肉植物の種類の中には小型でインドアプランツとして栽培されている、うさぎの様に見えるバニーカクタスなどがあります。オプンチア属の中でも小型の種類でウチワサボテン(象牙団扇)と呼ばれています。
ベンケイソウ科 (Crassulaceae)の多肉植物は、品種がおよそ1,300種類。特徴は主に葉や根にあります。世界中に分布しています。
ベンケイソウ科もガーデニングからインドアプランツまで幅広く利用されています。肉厚の葉が放射状になって花のように見えたり、ユーカリの枝のように出る多肉植物です。丈夫で育て易いですが高温多湿には少し注意が必要です。
オブツーサは透明感がというより、透けて見える葉が特徴です。ユリ科ハオルチア属の多肉植物です。別名は雫石、透けて見える葉には水分を蓄えています。
まだまだご紹介しきれない多肉植物の種類、詳しくご覧になりたい方や、欲しい品種の流通名を知りたい方は図鑑をご覧ください。
多肉植物として注目される前からサボテンの愛好者は多く、デスクの上や窓辺で鉢植えにしたりハウス栽培したりと愛されてきました。アロエなども食用、薬用などとしても栽培されもっともポピュラーな多肉植物といえます。
ベンケイソウ科のエケベリアも、葉の部分が花のように広がることから人気があります。日光を好みます。しかし夏は暑さが苦手な種類で、風通しの良いところで育てましょう。
セダム・オーロラ小ぶりになりますが、ベンケイソウ科のセダム属の多肉植物です。同じように花のような形状や、ぷくぷくした珊瑚のような形状が人気です。セダムは育て易いので初心者でも大丈夫です。
ぽろんぽろん葉が落ちやすい多肉植物。ご心配無用です。捨ててしまわずに挿し木にするとすぐ根が出て苗になります。乾燥に注意しつつ、土が乾いたら水を与えます。水を与え過ぎないようにも注意しましょう。
多肉植物の葉を土の上に置いておくだけで、芽吹く種類のものもあります。環境にもよりますが、二週間ほどで根が出て新芽が出てきます。うっかり落としてしまった葉が、落ちたまま増えていることもあります。
多肉植物は葉挿し、茎さし、種まきなど様々な方法で増やすことができるのが魅力の一つです。茎を水に挿したまま根が張るのを待つだけ、花瓶を飾っているように楽しめます。
水に挿しておかなくても蓄えた水分で保っている多肉植物。花の長持ちしない夏場などフラワーアレンジメントとしても利用できます。
多肉植物の楽しみ方は、鉢植えやフラワーアレンジだけではありません。タブローにするとたくさんの種類で作っても、一種類だけで統一しても素敵なワンランクアップのインテリアになります。
初心者に育て易いセダム系の多肉植物をはじめ、多くが水やりが少なく面倒なお手入れの必要がありません。忙しく留守がちな方でも大丈夫、むしろ過保護な傾向の方より向いています。お部屋のインテリアとして育てるなら、多肉植物はお勧めです。
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