2017/05/10
りすまる
2019/12/07 更新
ずっと使っていた電子レンジが、急に温まらない状態になったとしたらどうしますか?寿命?故障?それともほかの原因?寿命や故障と決めつける前にちょっと点検することで、簡単に直ることがあります。電子レンジが温まらない!と嘆く前にチェックしてみてほしい項目を解説します。
[表示する]
長年にわたって使用していた電子レンジがもしも、温まらないことになったらどうしますか?寿命や故障と思ってあきらめますか?電子レンジが故障かどうか診断するために、ぜひチェックしておきたい項目についてご紹介します。
本格的な料理だって電子レンジなら簡単に作ることができます。電子レンジは普段の生活には欠かせない必須のアイテムですよね!
そんな便利な電子レンジが突然温まらない状態になってしまったらどうしますか?非常に不便になってしまいます。
電子レンジが温まらない原因はいろいろと考えられます。内部をチェックするときは、感電することなどを防ぐために、必ず電源コンセントを抜いてから調べて下さい。
それでは、なぜ電子レンジが温まらないか、原因を調べてみましょう!
電子レンジが温まらないことがわかったら、使った年数を数えてみて下さい。電子レンジの寿命はおよそ10年といわれています。修理して使いたくても、部品の販売はおよそ5年なので、修理が不可能な場合もあります。
そのような場合は、新しいものに買い換えるのが無難です。
故障のサインとして、電子レンジから異音が出る場合があります。通常の使用音とは異なる音が出たら注意が必要です。
電子レンジは繰り返して加熱するため、基盤が熱を持ちやすく、その基盤が高温になりリレーに影響してしまうと異音が発生しやすくなります。リレーという部品は、単品交換ができません。修理は難しいという訳ではありませんが、基盤ごと交換が必要なため、費用が高額になってしまうこともあるので注意が必要です。
また、ビービーやジーといった異音がするのであれば、内部に付着した汚れが焦げる音かもしれません。
そのような場合なら、電源プラグを外して5分以上待ってキレイに清掃してください。
電子レンジから火花が出たり、ときには火災になることがあります。その原因は様々なものが考えられます。
金属性の容器は電子レンジでNG
電子レンジを使おうとしたら、火花がでたことはありませんか?使い方によっては火が出ることもあります。原因はいくつかあります。一つは金属製の容器を使ったことです。金属性の容器は電子レンジには使えません。
食品にアルミホイルを被せた状態でレンジをしても、同様のことが起こる可能性があるので注意が必要です。
水分の少ない食材
フライドポテトやスナック菓子など、水分が少ない食品を長時間電子レンジで加熱し過ぎるとこげたり、発火したりする恐れがあります。加熱し過ぎもほどほどにしましょう。
電子レンジが不衛生
電子レンジ内に焦げた食品などが残っていると発火する危険性があります。レンジがなんか温まらないなと思っていたら、実は汚れが原因だったということがあるのです。
ほとんどの電子レンジに解凍モードが用意されているが、効果が得られにくいそう。なぜなら、電子レンジのマイクロ波は液体には作用するものの、氷の中の水分子にはほとんど影響を与えないからです。
だから、解凍モードでレンジした時に、表面は温かくなるが、中が冷たいままという現象が起こるのだそうです。
中央にあるターンテーブルがずれていると、うまく温まらないこともあります。庫内をのぞいてみて、ずれていないかどうかチェックしてみて下さい。
少しのズレでも温度にムラができたり、ズレによる異音が発生したりするので注意が必要です。
電子レンジが動くけどすぐ止まってしまう、という場合にはコンセントの故障が考えられます。コンセントが断線しかかっているとレンジがきちんと動きません。
【DIY】電子レンジ直してみた。
電子レンジの故障の原因がプラグにあった場合に、取り替えた一例です。修理の仕方が参考になるのでご覧になってください。
お皿込みの設定になっている場合、お皿なしでレンジでチンすると温めが不十分になります。例えば、冷凍ご飯の解凍&温めするとき、冷凍ご飯+お茶碗で解凍&温めするようになっている場合があります。その場合、お茶碗なしでプラスチック製のタッパーに入れてチンすると重量が足らず、解凍や温めが不十分になってしまいます。この場合は、お茶碗やお皿に乗せた状態で温めをしましょう。
意外と知られていないのですが、電子レンジが温まらない原因の一つにレンジが汚い、というのがあります。
電子レンジをチンする時にこびりついた汚れって放置しがちですよね・・・臭いの原因にもなる汚れは定期的に掃除しましょう。
ここではキレイにお掃除する方法をご紹介します。
電子レンジを開けた途端嫌な臭いがプーン、これでは調理する気もなくなってしまいます。皮の付いたままのレモンを半分に切って2分チンして下さい。そのあと濡れた布巾やタオルで庫内を拭きましょう。すっきりさわやかな匂いが漂います。
せっかく内側を掃除したのなら、電子レンジの外側もきれいにしておきましょう。キッチン用アルコール除菌スプレーでシュッシュッとスプレーするだけです。とっても簡単です。
重曹は電子レンジの清掃に適しています。
水1カップに重曹大さじ1を混ぜたものを、電子レンジで2〜3分加熱。加熱が終了しても30分程度放置しましょう!放置時間を設けることで、こびりついた汚れや焦げが浮き上がります。その後、タオルなどで汚れを拭き取っていきましょう。
電子レンジが故障した際、新しい電子レンジを買い換えた方が良いと言われても、高機能なものだとお値段もそこそこするし、修理できるのなら修理したいと思いますよね。
そこで電子レンジの修理代はどれくらいかかるのか、気になった方も多いのではないでしょうか。
電子レンジが温まらないときは、赤外線センサー、基板、マグネトロンのいずれかが故障しています。それぞれの修理代金は、赤外線センサーが15,000円〜25,000円、基板が1,9000円〜2,9000円、マグネトロンが1,6000円〜2,5000円くらいとされています。
高機能の電子レンジでもなければ、修理に出すよりも買い替えた方がお得になります!
電子レンジが故障してしまったとき、業者に頼むと無駄な費用がかかるし、自分で修理してみようかなと思われる方もいるのではないでしょうか。しかし、電子レンジが故障した際に絶対にやってはいけないのが自分で修理すること。
電子レンジは「マグネトロン」という部分から非常に高い周波数の電磁波を出すことで機能していて、マグネトロンは専門家が直さなければ放射線の被曝の可能性もあります。
また電子レンジのコンデンサは十分に放電しなければ、感電するほどの電圧を持っているので、やみくもに自分で修理しようとするのはやめましょう。
電子レンジがどうしても温まらないことが分かったとき、買い替えを検討することになります。新しく買うときに注意したい項目についてお伝えします。
なんといっても電子レンジは使いやすいのが一番です。最近はタッチパネルのものが多く、音声でナビゲートしてくれるものもあります。文字が大きくて見やすいかどうかも選ぶポイントになります。
大きい電子レンジを買ってもキッチンにおけないのでは何もなりません。気に入った機種があったときは、キッチンにおける大きさかどうかチェックしてから購入しましょう。
いろいろな電子レンジが売られていますが、使ってみたい機能や必要な機能などをピックアップしておくと、選ぶときにスムーズに選べます。
ヘルシー調理
*スチーム調理
*同時調理
*時短調理
*自動メニュー搭載
*カラッと温め機能
*省スペース
*操作パネルの使い勝手
あなたの毎日を一番快適にしてくれる機能や特徴はなんでしょうか?これが見えてくれば欲しいレンジがすぐに見つかるはずです!
電子レンジが温まらないときは、やはり何事かの原因があるようですね。壊れたのかな!と早とちりすることなくなぜ温まらないのか原因を見つけることが重要です。
原因を見つけ、寿命が来るまで電子レンジを大切に扱ってくださいね♪
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局
【この記事は2019/12/7に更新されました。】