電子レンジ、なんで温まらないの?故障?解決法を探してみよう!
2019/12/07
milmil
2016/06/22 更新
電子レンジでアルミホイルを温めたことありますか?実は、とても危険なことなのです。電子レンジでコンビニのお弁当を温めますが、アルミホイルが使われていないことに気づいていますか?どうして、電子レンジでアルミホイルを温めては危険なのか、紹介します。
[表示する]
電子レンジの仕組みをご存知ですか?
電子レンジは英語でmicrowave (oven) 、つまり電磁波(microwave)を使った加熱機械です。
電子レンジでは、マイクロ波によって温めることができます。
マイクロ波の特性として、空気やガラス、紙などは透過し、温めることができます。
しかし、金属には反射され、水には吸収されるという性質があるのです。
毎日のように活躍する、電子レンジです。
正しい使い方を守って、楽しく食事をしたいですね。
こちらでは、電子レンジの正しい使い方、誤った使い方を紹介します。
アルミホイルはアルミ箔とも呼ばれていますね。
色んな場面で役立つキッチンアイテムです。
常備しているご家庭も多いと思います。
アルミホイルを使った料理の代表作、ホイル焼きです。
食材をアルミホイルで包んで加熱するだけの簡単だけど美味しい料理ですよね。
アルミホイルは落し蓋としても使えますね。熱を伝えるけれど水蒸気は閉じ込めてくれるから、料理を美味しく仕上げてくれる心強い味方です。
アルミホイルはアルミ箔とも呼ばれ、元はこのようにアルミ箔地から作られます。
アルミ箔地は純度の高いアルミニウムを薄く延ばしたもので、それを厚さ0.2mm~0.006mmまで薄く伸ばしたもの、私たちが日ごろ目にするアルミホイルです。
つまり、元々はアルミニウムという金属になりますね。
このように、アルミホイルはホイル焼きの時や、食品を保存したり、お弁当のおかずやおにぎりを包んだり、便利なものですよね。
それでは、金属であるアルミホイルを電子レンジで使って大丈夫なのでしょうか?
アルミホイルをそのままレンジでチンしてる動画です。
電子レンジの中で恐ろしいことが起きていますね。
綺麗な光だけど、危険さが分かります。
冷凍食品がアルミホイルと同じアルミ製の袋で梱包されている場合があります。
それを電子レンジで温めるとアルミ製の袋から発火して火事になる事件がありました。
東京消防庁が注意喚起したこともあります。
電子レンジでアルミホイルを普通に加熱してしまうと、火災に発展する危険性が高いということがよく分かりますね。
このように、マイクロ波によって、金属でありアルミホイルを加熱すると発火します。
身近にある、電子レンジとアルミホイルによって、大事な家が火災になる危険を持っているのです。
大事な命と家を守るために、電子レンジでアルミホイルが使えないことを頭に入れておきましょう。
では、電子レンジでは絶対にアルミホイルは使えないのでしょうか?
マイクロ波を発生させない機能は普通に使えます。
オーブン機能であれば、マイクロ波を発生させませんので使用できます。
熱を伝えやすくて、形状も自由に変えられるし、とても使い勝手がいいアルミホイルを使ってみましょう。
オーブンと電子レンジの二つの機能を併せ持つ、オーブンレンジなら、アルミホイルを使ったオーブン料理も可能です。
オーブン機能は温度を設定して、ピザやケーキを焼いたりできるので、とても便利です。
電子レンジには、ターンテーブルと呼ばれる、丸いお皿がついていることが多いです。
ですが、オーブン機能を使うときは、必ず皿を外して、付属している黒い鉄板を使用しましょう。
クッキーも仕上げの蒸し焼きにアルミホイルをかぶせるとふっくらおいしくできますね。
まだ、アルミホイルが使える機能があります。
トースター機能です。
オーブンの様に、予熱したりする手間もなく、すぐにヒーターで焼くことができます。
電子レンジによっては、トースター機能がついています。
電子レンジの中のターンテーブルのお皿を取り外すだけで、トースターになります。
卵を温めたら、ゆで卵になるだろうと、思ってチンしようとしていませんか?
ちょっとその前に、こちらの画像をご覧ください。
卵をチンすることは、とても危険なのです。
破裂してこの有り様です。
電子レンジは日常生活に欠かせない便利なものですが、使い方を誤ると大事故につながりかねません。
アルミホイル以外にも電子レンジで間違った使い方をすると危険なものがありますので、注意しましょう。
今まで、電子レンジでのアルミホイルの危険性、誤った使い方の危険性をお伝えしました。
ですが、例外もあります。
きちんと、電子レンジの仕組みを把握したうえで使用できる方にだけおすすめします。
そして、保証はありません。
マイクロ波の性質を逆に利用して、電子レンジでにゆで卵をつくる方法があります。
金属であるアルミホイルで包むことで卵が破裂するのを防ぎ、コップに入れた水をマイクロ波で温めてレンジの中で卵をゆでる、という方法です。
電子レンジとアルミホイルを使ったゆで卵は以下の手順で可能です。
①生卵をアルミ箔でしっかりと包む(隙間から卵が見えないように)
②耐熱性のコップ(カップ酒の容器がおすすめ)に①を入れて、卵の上1cmほどまで水を入れる
③端に少し隙間を空けるようにして、コップにラップをかける
④電子レンジで5分(500Wの場合)チンする
⑤電子レンジからすぐ取り出す
ただし、電子レンジでのアルミホイルの使用の危険は変わりありませんので、行う際には自己責任でお願いします。
自信がない方は、お湯で茹でて作りましょう。
ゆで卵だけでなく、他にも電子レンジでアルミホイルを使用した料理ができます。
電子レンジの取り扱い説明書にも載っていますので、確認してから挑戦してみてください。
電子レンジで茶碗蒸しやプリンを作るとき、蒸し上げるのに威力を発揮してくれるのがアルミホイルです。
材料を入れた容器にラップをピッタリとかぶせて、その上にシワができないように気を付けながらアルミホイルをかぶせます。
アルミホイルには事前に穴をあけておきましょう。
電子レンジで加熱する際は、弱めの出力でやるのがコツです。
ただし、ゆで卵同様に、やる際は自己責任でお願いします。
アルミホイルで徳利にふたをすることで、お酒が徳利の中で対流します。
それによって、徳利の上の方だけが熱くなったりせずに、まんべんなくお燗が付くので、味わいも良くなります。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局