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    電子レンジの寿命はいったい何年?壊れる前に前兆はあるのか?

    忙しい朝に電子レンジが突然故障してしまったらとても困りますよね?なんとか電子レンジが故障する前に、寿命を察知したいものですが素人ではなかなか気づくことができません。そこで今回は、電子レンジの寿命と故障の原因や前兆をまとめてみました。

    【この記事は2019/12/4に更新されました。】

    電子レンジの寿命って一体どれくらい?

    皆さんは、電子レンジに寿命があることを知っていますか?
    実は、電子レンジの寿命は10年しかなく、意外と短めなのです!!
    今回は、電子レンジの寿命がくる前兆や、寿命が長くなる方法などをご紹介します。

    これを読んだらあなたも自宅の電子レンジをチェックしに、走り出したくなること間違いなしです!!

    電子レンジの仕組みとは

    電子レンジが食品を温める仕組み

    私たちは普段何気なく電子レンジを使っていますが、どうやって食品を温めるかご存知の方は少ないのではないでしょうか?
    気になる寿命の話に移る前に、まずは電子レンジの仕組みを見てみましょう。
    電子レンジは内部でマイクロ波を発生させ、それを食品に照射することで食品内部の水分を使って食品を温めているのです。
    このとき、電子レンジ内の「マグネトロン」という装置が重要な役割を果たします。

    電子レンジの寿命は、マグネトロンの寿命!

    このマグネトロンが寿命を迎えてしまうと電子レンジは食品を温める能力を失ってしまいます。
    つまり、電子レンジの寿命はマグネトロンの寿命といえるのです。
    マグネトロンが寿命を迎えてしまうとマイクロ波を照射する機能がなくなってしまいます。大抵の電子レンジの故障は、このマグネトロンが寿命を迎えてしまったことが原因のようです。

    電子レンジの寿命は何年?5年という噂は本当なの?

    マグネトロンの寿命が電子レンジの寿命と直結していることが分かりました。では電子レンジの寿命は具体的に何年なのでしょう?

    電子レンジの寿命は約10年

    マグネトロンの寿命はおよそ2000時間と言われています。
    この時間が電子レンジの寿命と言えるでしょう。
    具体的には、ご家庭での使用時間によって差はありますが10年間は動くと考えて良いそうです。

    最近の電子レンジの寿命は長くなってる?

    マグネトロンを作っている会社のホームページをのぞいてみると、マグネトロンの長寿命化に成功しているようです。
    電子レンジによっては調理前にあらかじめ温めておく必要があるものもありますが、このマグネトロンを使った電子レンジはそれがなくても大丈夫らしいです
    現在のマグネトロンは最新の技術によって寿命が延びているとも言われていますが、メーカーや使用時間によって寿命は大きく異なるでしょう。
    例えば毎日電子レンジを使うご家庭と、たまにお弁当を温めるときにしか使わないご家庭では寿命は多少変わると思います。

    電子レンジの寿命が短くなる原因って?

    ここからは、電子レンジの寿命が短くなる原因をご紹介します!

    寿命が短くなる原因①電子レンジの庫内が汚い

    まず最初は、電子レンジの庫内が食品から飛び散った油脂などで、汚くなった場合。
    発煙や発火の恐れがあり、寿命がグーンと短くなってしまいます!!

    寿命が短くなる原因②電子レンジの空焚き

    続いて、電子レンジに何も入れずに庫内を温める「空焚き」。
    マグネトロンから発せられるマイクロ波が吸収されるものがなく、マグネトロンにダメージがくるので、劣化の原因に!

    寿命が短くなる原因③液状の食品を電子レンジで過熱させる

    電子レンジで液体のものを長時間調理すると、過熱状態になり、沸騰する恐れも!?
    爆発する恐れもあるので、要注意です。

    寿命が短くなる原因④電子レンジの長時間連続使用

    電子レンジを長時間連続で使用していると、電子レンジの上が熱くなっていることってありますよね!
    これはとても危険な状態で、電子レンジ自体が爆発する恐れもあります。

    電子レンジの寿命を伸ばす方法♪

    電子レンジの寿命を伸ばす方法は、短くなる原因を解決すればOKです!
    早速見ていきましょう!!

    長持ち方法①電子レンジをこまめに掃除する

    まず、電子レンジをこまめに掃除するようにしましょう!
    そこまで大掛かりなことをする必要はありませんが、毎回食べ物を温め電子レンジを汚してしまったら、すぐに拭く習慣をつけましょう♪

    長持ち方法②電子レンジを空焚きしない

    電子レンジを先に温めておこうと、空焚きすることはやめましょう!!
    また、マイクロ波ができるだけ一箇所に集中しないように、小さいものを一つだけ温めるときも、お皿に乗せて温めるなどの工夫をするとgoodです♪

    長持ち方法③電子レンジで液状の食品を過熱しない

    液状の食品を電子レンジで過熱することは極力避けましょう
    ラップや蓋をして、程よく温める程度はOKです♪

    長持ち方法④電子レンジの長時間連続使用を避ける

    最後に、長時間の連続使用は避けましょう
    電子レンジの上部分を触って危険と思ったら、一旦ストップさせ電子レンジを冷やす工夫をしましょう。

    電子レンジから突然の火花?

    電子レンジから突然火花が飛び驚いたことがある方も数人いらっしゃると思います。
    火花が飛んだ原因は身近な「あるもの」が原因かもしれませんよ?

    アルミホイル

    アルミホイルが尖っていたり、庫内の壁にアルミホイルが触れると火花が出ることがあります。
    故障の原因になるので使用は避けたほうがよさそうですね。

    水分の少ない野菜

    にんじんやじゃがいもなど水分の少ない野菜を加熱すると、火花が発生してしまうことがあるようです。
    水分を加えて加熱するか短時間で加熱しましょう!
    突然の火花で焦らないように、電子レンジを使う際には注意しましょう!

    電子レンジが寿命を迎えたときに起きる症状とは

    では電子レンジが寿命を迎えるとどのような症状が起きるのでしょうか?
    よくある故障の症例を調べてみました。

    温められない

    電子レンジが故障したときに起きるもっとも多い症状はこれでしょう。
    先ほどご紹介したマグネトロンが寿命を迎えた、あるいはなんらかの原因で故障してしまったことが原因です。

    スイッチが入らない

    時間を設定しようとしても反応しない、電源ボタンを入れても画面が表示されないといった故障も多く見られます。

    突然温めが終了する

    先ほどの症例と同じく、タイマー関連の故障と思われる症状です。
    ここで紹介したような症状が出た場合には電子レンジの寿命を疑ったほうがいいと思われます。
    電子レンジが寿命を迎えたときにはこのような症状が出ます。
    こんなとき頭に浮かぶのは、修理が得か買い替えが得か、ということですよね。
    実際、修理をするのと買い換えるのではどちらが得なのでしょうか?

    修理と買い替えどっちがお得?

    「修理したらあと何年使えるか」を考える!

    電子レンジに限らず、寿命を迎えてしまった家電製品を修理するときには「修理したとしてあと何年使えるのか」を考えたほうが良いでしょう。
    購入して数年しかっ経っていなければ、部品の交換や修理をすれば長く使える場合もあります。
    しかし完全に寿命を迎えるまで頑張った電子レンジを修理したとして、何年も使える状態になるでしょうか?

    電子レンジの修理可能年数は「8年」

    電子レンジの修理可能な年数は8年です。
    これは製造メーカーに修理用の部品を置いておく期間が8年間と決まっているからです。仮にその年数を超えてしまっている場合にはもう修理することができない場合が多いのです。
    大半の修理では部品を取り寄せることになりますが、そうすると修理費用は新品を買うのと同じくらいまで膨らむ可能性もあるのです。

    購入から8年以上経っていたら、新品購入を考えるべし!

    電子レンジ買い替えのポイントは「製造から8年間」です。
    過ぎていなければ修理をメーカーに依頼するのも一つの手段でしょう。もし過ぎてしまっていれば、新しい電子レンジの購入を検討したほうがよさそうです。

    電子レンジの寿命あれこれ

    寒い冬は手軽に暖かい食事を採れる電子レンジが欠かせません。
    電子レンジの寿命はいつかかならずやってくるもの、動作がおかしいと感じたら買い替えや修理の心構えをしておいたほうが良いでしょう。
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