【DIY】自分の家をリフォームしてみよう!~基礎知識から施工例~
2016/12/23
h-tam
窓枠は常に厳しい天候条件にさらされています。傷みを放置すると周りの壁などにも影響を及ぼしますので、早急なリフォームが必要です。断熱や防音、防犯面も考慮したいですね。窓枠のリフォームをする際には、目的を決めてプランニングしてみましょう。
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窓枠は、古く傷んでくると水の侵入やカビ等が心配です。夏の直射日光や冬の結露と、気象条件に影響される部分でもあります。防犯や防音の面も考えたいですね。窓枠リフォーム方法について、目的別に調べました。
なるべく簡単に済ませられたら…窓枠のリフォーム。
古くなった窓枠のリフォームは、程度にもよりますが全部を取り外して替える方法以外にも化粧枠を取り付けて雰囲気を一新する方法があります。
紫外線や結露など、窓枠は毎日過酷な条件にさらされますのでどうしても劣化します。大掛かりな枠の取り替えや塗装処理には時間もコストもかかってしまいます。
窓枠を化粧枠に替えるだけなので、施工も簡単でコスト面でも低く抑えることができます。また、カラーバリエーションもあるので部屋の雰囲気に合わせたリフォームが可能です。
オーダーサイズの窓枠カバー
窓枠リフォームに便利な化粧枠の取付イメージを映像でわかりやすく説明してくれている動画です。とても簡単なんですね。
更に本格的に窓枠リフォームを検討するなら、こんなポイントがあります。
窓枠は家のお悩みに直結するような過酷な条件とたたかっています。結露でジメジメとしてカビが生える、窓際の寒さ、日当たりが眩しいなどの他にも防音や防犯面でもリフォームの際に考えたいポイントがあります。
じめじめとした湿気と、結露する窓際のリフォーム。
湿気や雨による腐食が激しかった家の窓枠リフォーム事例です。この場合窓枠を解体し新たなものを取り付けました。工期は半日程度です。
塩ビ素材などでコートされた窓枠は、結露と共に浮き上がり腐食の原因となってしまいます。窓枠のリフォームでは腐食した窓枠の交換と、周りの壁の状態をみてクロスなどの貼り換えも総合的に行います。
窓枠と部屋との温度差を解決することが重要です。
特に寒冷地では、住宅の気密性が重要になってきます。気密性が高くなると、窓と部屋の寒暖差も同時に大きくなります。結露の問題も解決しつつ窓枠の断熱リフォームをするにはどうしたらいいのでしょうか。
まず外窓も内窓も木枠の場合は窓枠を全て交換するのが良いでしょう。ただこの場合は壁の補修も必要になる事もあります。
外の窓枠がアルミサッシで、内側にアルミサッシや木の窓枠を使用している場合には、内窓のみのリフォームか全部交換するかを選べます。このケースでは内窓の交換は比較的簡単に施工できます。専門家にプランニングしてもらう事をお勧めします。
ペアガラスや二重窓にするなど窓本体の断熱リフォームに加えて、壁や床の断熱化も同時にはかると暖房費が一層抑えられます。
夏の日差しによる暑さを防ぐ為のリフォームを考える時には、まず遮熱タイプの窓ガラスを選ぶのもおすすめです。効果的に日射熱をカットできます。
窓枠周りの遮熱リフォームとして手軽なのが、ひさしのユニットを取り付ける方法です。室内に入る直射熱を軽減できます。
高い断熱性を求める窓枠周りのリフォームはますます需要が高まっています。小さな窓にもなじみ、操作性の高いスクリーンも人気です。
新築当初から直射熱対策を考えるのならガラスと窓枠自体を遮光に対応させ、更に庇と縁側で涼し気な空間づくりのプランニングもおすすめです。
防音対策の面から窓枠のリフォームを考える際、ポイントとなるのは内窓の取付です。特殊フィルムで遮音性を高めた内窓を取り付けるとピアノの音漏れも気にならなくなります。
リフォームで内窓の取り付けをする、もう一つのメリットとして断熱性の向上が挙げられます。内窓を取り付けた部屋のエアコン効率が良くなります。
窓枠リフォームで防犯面の強化をはかりたい場合、防犯合わせガラスや外から衝撃を与えて鍵を外されることを防ぐロックの取り付けなど様々なプランが立てられます。
窓枠リフォームの防犯対策といえば面格子です。引き戸の場合には窓の外側に取り付けます。家の中から外に開くタイプの窓の場合には、窓の内側に取り付けるタイプのものもあります。
窓枠リフォームを目的別にご紹介しました。いかがでしたか?リフォームのプランニングの際に、是非参考にしてみて下さい。
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