【気になる】サボテンに水やりって必要なの?サボテンの水栽培って?
2015/11/24
zeroko
すくすく伸びる姿が魅力の柱サボテン。育てていると引っかかるのが「胴切り」です。柱サボテンをど真ん中からぶっつり切るのは勇気がいりますよね。ここでは柱サボテンの育て方と、気になる胴切りのやり方をご紹介します。胴切りをマスターして柱サボテンを元気に育てましょう。
すくすく伸びていく姿が見る人を元気にする柱サボテン。ここでは柱サボテンの基本的な育て方と、重要な「胴切り」のやり方についてご紹介します。
まずは基本をマスターしましょう。
置き場所
日当たりよく乾燥した場所というイメージが先行しがちですが、直射日光に当たると柱サボテンも葉焼けします。レースのカーテン越しなど、適度に日当たりがよく風通しのいい場所で育てましょう。
水やり
柱サボテンは乾燥に強い印象ですが、夏の生育期にはたっぷりの水を必要とします。とはいえ、与えすぎには注意しましょう。特に冬の休眠期は、よく水のやりすぎで根腐れが起こります。
鉢の重さを見る
表面の土が乾いたら水をやるのが基本ですが、土の中に水分が残っていたりすると根腐れを起こしやすくなります。柱サボテンの鉢を持ち上げて、ちょうどいい重さを覚えておくのがポイントです。
胴切り・接ぎ木
柱サボテンの育成に欠かせないのが「胴切り」です。思い切ってカットするのはちょっと恐ろしいですが、柱サボテンを育てていたら一度はこの胴切りをする機会もあるでしょう。
世話が楽なサボテンですが、初心者にとって壁となるのは胴切りです。そもそもどんな時に胴切りが必要になるのでしょう。
柱サボテンに胴切りが必要となるのは、
・育ちすぎた柱サボテンを株分けする
・根腐れが発生した
以上のような状況におかれた時です。
胴切りを行うことで、少し元気がなくなってしまった柱サボテンもまた復活することができます。長く育てていくうえで胴切りはとても重要なことになります。
ただし、動物にとっての冬眠と同じように、胴切りは柱サボテンにとって負担のかかることでもあります。時期を見誤らず、正しい方法で行うようにしましょう。
それでは、実際に胴切りをする際の手順をご紹介します。
まずはカッターと丈夫な手袋、消毒剤とそれを塗るための筆を用意します。カッターはライターで炙るなどして消毒してください。いよいよ胴切り開始です。
黒や茶色に変色した柱サボテンの根元から思い切ってカットします。大きな柱サボテンはノコギリを使うことになりますが、この場合も消毒してから行ってください。
少しでも柱サボテンに腐敗菌が残っていると、また病気が再発する可能性があります。変色した部分が完全になくなってから、念のためもう一度カットします。
植え替えや株分けが目的なら、胴切りをした柱サボテンの根元側は、そのまま育てても構いません。直射日光の当らない場所で、切り口を乾燥させましょう。
挿し木側、根腐れ部分を切除した側の柱サボテンは、鉛筆を削る要領で真ん中を尖らせてカットします。消毒剤を塗り、殺菌のため30分ほど太陽光で乾かしましょう。
殺菌が終わったら、直射日光の当らない涼しい場所で完全に乾燥させてください。乾燥期間は柱サボテンのサイズによって一週間~二ヶ月以上と差があります。
切り口を新聞紙に包んで根が生えるのを待ちます。こちらも柱サボテンの種類によって根が生えるまで一週間~数ヶ月と差があります。根気よく待ちましょう。
胴切りのやり方を覚えておくと、接ぎ木する際にも役立ちます。柱サボテンがユニークな形に育つのを楽しみましょう。
胴切りした後の柱サボテンがどうなっていくのか、気になりますよね。
必要なことだとは分かっていても、初心者にはいきなりバツンッと胴切りをするのは怖いものです。そこで、胴切りをした後の柱サボテンの様子を見てみましょう。
土に埋めたままにしていた方の柱サボテンから、にょきっと新たな命が顔を出しています。この生命力、なかなか感動的ですよね。
胴切りした柱サボテンの頭の部分からも、ちゃんと根っこが生えてきています。小さくてかわいらしいのに、胴切りをすると植物の力強さを感じます。
胴切りしてから根っこが出るまで約一ヶ月ほど。放置してたまに様子を見るしかないのでもどかしいですが、柱サボテンを信じて見守ってあげましょう。
ちょっと勇気がいりますが、胴切りを行って柱サボテンがすくすく育ってくれれば嬉しいですね。大切に育てた柱サボテンに元気をもらいましょう。
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