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カワイイ造花の作り方を大解説!お部屋に決して枯れない彩りを♡

お世話いらずで決して枯れない造花を手作りしてみませんか?布や紙、粘土など作り方はいろいろ。簡単なものならリボンを丸めていくだけで作れてしまいます。造花の作り方をマスターして、お部屋に褪せることのない彩りを加えてみましょう。

殺風景な部屋にワンポイント欲しい…!

毎日を忙しく過ごしていると、花を飾るのも難しくなります。お世話をしなくても永遠に枯れない「造花」で、殺風景なお部屋に癒しを加えてみませんか?

初心者でも気軽にチャレンジできる造花の作り方をご紹介します。

布で簡単!牡丹の造花の作り方♩

造花初心者さんにおすすめなのはファブリックフラワーの「牡丹」です。

実は淡い色の生地さえ用意すれば、写真のような端切れを組み合わせるだけでも、素敵な牡丹の造花を作ることができてしまうんです。

おうちの中に余っている布地はありませんか?

まるくカットした端切れを少しクシャクシャっとさせて、重ねて縫いとめるだけで牡丹の繊細な花びらを表現することができます。

生成りの生地でもいいですし、淡いピンクや真っ白い布を使ってもキレイに仕上がりそうです。

サテンやシルクなどを使ってみても、繊細で上品な雰囲気の造花を作ることができます。作り方はどんな布でも同じ、あとは工夫次第です。

葉っぱをつけるとリアリティーが増しますね。

ファブリックフラワーはアクセサリーに加工するのにも向いているのが嬉しい特徴です。

カチューシャに取りつけてみたり、コサージュにしてみたり、作ったあとでも楽しみ方はどんどん広がっていきます。

キャンドルを使った作り方

こちらは少し変わった作り方。キャンドルを使ってこんなに繊細な牡丹の造花を作ることができます。

まずはポリエステル100%の生地を用意してください。色は白や薄ピンクがおすすめです。

用意した生地をまるくカットしていきます。このとき、円の大きさをそれぞれ変えておきましょう。サイズがランダムな方が、完成形がより「牡丹」っぽく仕上がります。

ほんの僅かにだけ楕円形になっているものも混ぜておくと、よりキレイな形になるかもしれません。

カットした生地の縁部分をキャンドルで軽く炙っていきます。こうすることで生地が縮れてまるまり、牡丹の花びらのようになります。

縁をそれぞれ炙り終わったら、大きい生地から順に重ねていきましょう。

花びらを重ね合わせ、牡丹の形に整えることができたら花の中心部分を刺繍糸で縫いつけていきましょう。

この糸は花びらの色と同系色に合わせるか、白や黄色だとキレイに仕上がります。

これで造花牡丹の作り方は終わりです。半透明の花びらが繊細でとても美しいですね。刺繍糸で縫い合わせるときに、他の布製品に縫いつけることもできます。

ちょっとした雑貨などに縫いつけて、癒しのアクセントにしてみてはいかがでしょうか?

布を使えばいろんな花が作れる!

布地は簡単に用意できるうえに裁断や刺繍で加工がしやすいため、牡丹に限らずいろいろな造花を作ることができます。

細長くカットした布を適当に折り曲げ、ねじるようにしながらくるくると巻いていきましょう。今度は何の花でしょうか?

ランダムに折り返し、ねじりなが巻き上げてちょうどいいところで止めます。バラの花の完成!

こちらなどは作り方も簡単で、必要な布地も少なくて済むため、カラフルな造花をたくさん作って並べてみたくなりますね。

誰でも簡単!参考にしたい造花の作り方動画♩

始めは布を使って作る造花が一番簡単だと思います。初心者さんにも参考になりそうな動画を集めてみました。下に行くほど難易度が上がります。

ウェディングローズAの作り方

リボンを巻いていくだけで作れるバラの造花の作り方です。シンプルながら上品でかわいらしいので、ウェディングシーンでも使えるのではないでしょうか。

意外と簡単。立体的な「花」折り紙"Flower"Origami

立体的な折り紙で作る造花。白とピンク4枚×二色の折り紙を使って作った花びらを、ノリでくっつけて花の形に仕立てています。

簡単可愛い♪ばらと小花

こちらは軽量粘土で作るバラの造花です。粘土の扱いは初心者のうちにはなかなか難しいのですが、慣れてくればリアルな造花を作ることができます。

100均の材料でできる!造花の作り方!

できるだけ高級感のある造花を手作りしたい、でもリーズナブルに済ませたい。そんな人のために、100均アイテムで作れるヒガンバナの作り方をご紹介します。

用意するものは「貼れる布 ちりめん」と「ワイヤー」です。普通の布地でも代用できますが、100均ショップで貼れる布を買えればそちらで作る方が簡単です。

ワイヤーは花と同じ色のものを用意するのが無難です。

布地を長方形にカットしていきます。この布地が花びらの大きさになるので、完成図のサイズによって大きさを変えてください。ワイヤーは、布地の二倍くらいのサイズでカットします。

今回は72枚ほど作ります。ワイヤーも同数です。

布地をワイヤーに貼り合わせて、花びらの形にカットします。手間はかかりますが、ボンドなどでくっつけてもいいので貼れる布でなくても作ることはできます。

また、この花びらは後に折り曲げるなどして形がある程度変わるので、あまり神経質にカットしなくても大丈夫です。

花びら6枚につき「めしべ」を一組、作ります。これはワイヤーを6本+長めのワイヤー1本をまとめてテープや貼れる布で束ねるだけです。

作りたい造花の数だけこのセットを作っていきましょう。

花びらをおよそ2mmほど間隔をあけながら布地の上に並べます。中心にめしべを置いて、布でまとめて巻いて接着してください。

花びらのバランスを整えてから、更に固定用のテープや貼れる布できつく固定します。

まとめた後に花びらの部分を開くと、写真のような感じになります。かなりヒガンバナの形が出てきました。

子房の部分には、緑のテープか貼れる布を巻いてください。

花びらの外側部分を下に向かって軽く巻いていきます。花の形ができたら、花びらに沿わせるようにしてめしべ部分のワイヤーを折り曲げましょう。

一方向に向かって等間隔で倒し、半分くらいのところからゆるく上向きに曲げるのがコツです。

ここまでの工程を繰り返し、同じように6つのヒガンバナを作ります。これで完成でもいいのですが、もう少しリアリティを出すためにはスプレーニスを使います。

こちらは100均では売っていませんが、スプレーニスを使うと完成度が段違いなので試してみてください。

出来上がったヒガンバナにスプレーニスをたっぷりと噴きかけ、乾いてしまう前に指でくしゃくしゃと花びらを潰していきます。

手がかなりベタベタになるので、ポリ手袋などがあるといいかもしれません。

ヒガンバナは1本の茎から6つの花が外向きに咲くという構造になっています。花びらは6枚です。実物の写真やイラストを見ながら作ると、より美しくリアリティのある造花を作ることができます。

できあがった花を6つまとめて、緑のテープか貼れる布でまとめましょう。

いよいよ仕上げです。めしべの先端部分に、イエローやゴールドのマニキュアを塗ります。乾かしながら重ねていくとうまくボリュームが出てまるくなります。

マニキュアがなければボンドなどを塗って、乾いてから着色してもいいですね。

納得いくまでめしべと花びらにカールをつけて完成です。スプレーニスだけ少し高価ですが、他はとてもリーズナブルなので是非チャレンジしてみてください。

ワイヤーと布を使うと形がつけやすいので、ヒガンバナ以外の造花にも使えます。

100均造花もアレンジ次第でおしゃれに♡

100均ショップにはリアルな造花もたくさん売られています。手作りの造花とともに、フラワーアレンジメントも一緒に楽しみましょう。

こちらのブーケは100均ショップで購入した造花だけで作られたそうです。100均というと安っぽいイメージがありますが、それを覆すおしゃれな仕上がり。

白い清楚な花にグリーンがアクセントになって、とてもステキです。

ウェディングシーンに使えるガーランドアレンジです。仄かにグリーンがかった白バラと黄色いバラが上品な爽やかさを演出。

アレンジ次第で100均アイテムとは思えないステキな仕上がりになりますね。

こちらはガーランドではなくミモザをふんだんに使ったリース。とっても贅沢な印象の見た目ですが、100均アイテムなのでリーズナブルなのが嬉しいところ。

子どもの頃、花を摘んで冠を作った思い出があります。あの頃にかえって無邪気に楽しみましょう。

娘さんのストローハットに造花をアレンジ。シンプルな帽子が一気に華やいだ印象になりましたね。小さな造花をたくさん集めるとキュートになり、大きめの造花をひとつメインに据えると上品なおしゃれに。

せっかく手作りした造花を使って、いろいろなアレンジを試してみてください。

作った造花はここに置くのがオススメ!

せっかく造花が完成したら、お部屋に飾っておきたくなりますよね。

ここでは造花をアレンジしてインテリアとして飾っておくアイデアをご紹介します。手作りの造花がよりキレイに見えるディスプレイを考えてみましょう。

造花に水やりがいらないのは当たり前のことですが、ジョウロや花瓶と一緒にディスプレイすると本物のお花のように楽しめます。

リビングのインテリアに、枯れない造花のインテリアはいかがですか?

水を入れたコップに挿しておくだけでも、まるで本物のバラのように見えてきます。

どんなにリアリティがあっても造花には違いないので、毎日の手入れが要らず日が経って枯れてしまうこともないのが嬉しいところです。

かわいらしい印象の造花ならマグカップ、シンプルなグリーンの造花ならブリキ缶やリメイク缶などがおすすめ。

玄関からリビングやキッチン、ベッドルームとどこにでも飾っておける素敵なインテリアになります。

たくさん集めれば見た目にも豪華な造花のブーケを作ることができます。

お客様をお迎えするためのインテリアとして、殺風景になってしまいがちな玄関先に飾っておくのもいいのではないでしょうか。

レイアウトに迷ってしまったら、ひたすら箱に詰め込むだけでもおしゃれなアレンジになります。

いろいろなカラーの造花を無造作に詰め込んだことで、お花屋さんの店先のようにナチュラルな雰囲気が出ていますね。

食卓に豪華なお花をディスプレイすると見た目には華やかでいいのですが、匂いが苦手だったり食べ物の風味を損ねてしまったりもするのが困り物。

その点、造花だったらお食事の邪魔をしないので、安心してテーブルに飾りつけることができます。

ちょっとしたインテリア雑貨に仕上げるには、フォトフレームが便利です。

額縁がウッドのフォトフレームに造花を飾りつけて、立体的な絵画のようにも見えるアートフレームにアレンジ。

造花だけではお部屋のどこに飾っておけばいいか迷ってしまいますが、フォトフレームの飾りつけに使えば迷いません。

お部屋の彩りに枯れない造花を加えてみましょう。

造花を集めてリースを作ってみましょう。

シンプルすぎて無機質になってしまっているお部屋の白い壁にも飾っておくことができます。お部屋の中に寂しげな空間はありませんか?

造花のアイデアにオススメの造花の作り方の本

造花の作り方には材料もアイデアもたくさんの種類があります。ここで、造花づくりに役立つ本をいくつかピックアップしてみました。

フェルト花の作り方BOOK (ちいさな雑貨とアクセサリー)

¥1,296(税込)

こちらの作り方はフェルトを切って組み合わせるだけ。ハンドメイド初心者さんにも安心してチャレンジできる、造花の作り方の本です。

リボンでつくる花のアクセサリー (NHKおしゃれ工房)

¥1,728(税込)

リボンを使った作り方が紹介されている一冊。作った造花をコサージュにアレンジしたい人におすすめです。

素敵な花の立体切り紙

¥1,296(税込)

切り紙で作る立体的な造花の作り方。一見すると細かくて難しそうですが、作り方に工夫がなされているため初心者でも安心して取り組むことができます。

ペパナプフラワーBOOK

¥1,350(税込)

リースやブーケにも使える造花の作り方が紹介されています。ペパナプとはペーパーナプキンのこと。パーティの卓上を飾るアクセントなどにもおすすめです。

花の立体刺しゅう (レディブティックシリーズno.3970)

¥1,200(税込)

少し上級者向け。スタンプワークと呼ばれる立体刺繍での造花の作り方です。オールカラーで作り方が分かりやすく掲載されているので、刺繍好きさんは是非どうぞ。

ソフト粘土でつくる花のギフト

¥1,728(税込)

こちらはかなりの上級者向け、ソフト粘土を使った造花の作り方です。かなり難易度が高いですが、材料が自由自在の粘土なので、基礎をマスターしてしまえば自分の好きなように造花を作ることができます。

かわいらしいもの、リアル志向なもの、造花は素材によって様々な魅力があります。自分にあった参考書籍を探して、ステキな造花を手作りしてみてくださいね。

デフォルメが効いていてかわいらしいものから、本物にしか見えないようなリアル志向のものまで、造花は素材によって様々な魅力があります。

自分にピッタリあった参考書籍を探して、ステキな造花を手作りしてみてくださいね。

造花で日常を彩ってみては?

毎日のお世話もいらず、いつまでも枯れることなく日常を華やかにしてくれるのが、生花にはない造花の魅力です。

あなたも是非、手作りの造花で暮らしに彩りを添えてみてくださいね。

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