どんな部屋にしたい?!お部屋の雰囲気はカーテンの色で決まる!!
2016/02/26
み~~6217
カーテンはデザインや素材、機能も大事ですが、色も見逃せないポイントです。なんとなくインテリアとの違和感を感じたり、いつも同じカーテン…と悩んでしまったら、お部屋の色使いに注目して考えてみましょう。素敵で魅力的なお部屋作りに、カーテンは大きく関わっています。
お部屋の模様替えをしても、なんだかしっくりいかない。もっと素敵に見せたい。なんて思ったら、カーテンの色を変えてみませんか。
カーテンを選ぶとき、一番に考えることは機能や素材かもしれません。しかしインテリア重視でカーテンを考えるのであれば、お部屋との色合わせに着目してみましょう。
まずは、自分のお部屋を確認します。どんな色合いがどこにどれくらい使われているかを、理解することから始めます。
ベースカラー(基調色)
カーテンを付ける部屋のベースカラーをチェックします。床、壁紙、天井など、半分以上でおおよそ70%を占める色は何色かです。
こちらの画像では白をベースカラーとしているお部屋です。
メインカラー(協調色)
カーテンやソファ、ベッドなど大きな家具の色は、お部屋の雰囲気を決めるメインカラーです。全体の20~30%の割合となります。
ここではソファとダイニングチェアのオレンジ系の赤がメインカラーです。
アクセントカラー(強調色)
いわゆる差し色です。お部屋全体の5%程度でクッションやライト、小物などで引き締めや変化を狙います。インテリアにメリハリをつけて、遊び心を加えることも♪
ダークなソファに置かれた真っ赤なクッション。素敵なアクセントになっています。気分や季節に合わせて変えるのもおしゃれ。
自分の部屋の色合いを理解したら、他の協調色つまりソファや家具の色とまとめ方を考えます。
色相環
左右に隣り合う色が類似色、向かい合っている色を反対色といいます。また、暖かみのある暖色系、クールな寒色系や中間の中性色に分けられます。
これを基本に、カーテンをどのようにお部屋とまとめていくかが重要です。
同系色
同じ色みで明るさや鮮やかさに差をつけながら、組み合わせる方法です。他の色みが入らないので、失敗しにくくまとめやすい♪
類似色
色の色相が近いもの同士を組み合わせる方法です。色の性格が似ているので、ぶつかり合ったりしません。安心感のある印象を与えてくれます。
反対色
反対色を選ぶと、全く色の性格が似ていないので溶け合うことなくお互いを引き立て合うコーディネートになります。
カーテンの色によってお部屋のテーマが決まると同時に、色による心理効果も得られます。具体的にご説明しますね。
白のカーテン
カジュアルにもモダン、スタイリッシュなど、どのようなインテリアにもマッチします。真っ白なカーテンは清々しく、夏などには人気の色です。光の反射量が強く視線にも優しいので、自然光や電灯どちらでも少ない光量でも明るく保てます。ただし、汚れが目立ちやすいのでこまめにお洗濯が必要です。
《注意点》
白は反射することで明るく保ってくれるので省エネ効果がある一方で、あまりにも使用量が多すぎると病的な印象を与えることも。
明るすぎると逆に目が疲れるので、注意した方が良いでしょう。
薄めのグリーン色のカーテン
白い壁紙やカーペットとの相性が良く、インテリアの観葉植物とも似合います。自然を連想させる緑色は、優しい雰囲気で心と身体にリラックス効果も。夏は涼しげな爽やかさ、冬はぬくもりを感じさせてくれます。くつろげる色なので、寝室やバスルームに向いています。
《注意点》
緑の中でも青緑になると、気持ちが沈んでしまうこともあります。癒しを求めるなら、淡いグリーンや黄緑色がオススメです。
赤のカーテン
インパクト十分な真っ赤なカーテンは、興奮させる作用があるので広い面積よりもアクセントとして取り入れることが多いです。ワインレッドのような深みのある赤であれば、オシャレな雰囲気になりそう。興奮神経を刺激する赤は体温の上昇や気持ちを高揚させてくれるので、活動を促進する効果が得られます。冷え性や低血圧などの症状改善が期待出来るでしょう。
《注意点》
赤は元気にしてくれる反面、多用するとイライラしてしまうこともあります。落ち着きを欠いたり、怒りっぽくなったりする可能性も考えられるため注意してください。
ピンク色のカーテン
ピンク色は女性的なイメージから得られる通り、女性ホルモンを分泌促進する効果があります。そのためシミ、シワ軽減などの若返りや、優しい思いやりを持てる心のゆとりが生まれます。心身の疲労回復の働きも。
《注意点》
ピンクの中でも強い色を使った場合は、赤に似た作用を起こします。赤のカーテンのマイナス効果が現れることがあるので、リラックスしたいなら淡いトーンのピンクがいいでしょう。
また、女性の一人暮らしでは可愛らしい雰囲気が作れますが、外から見ても女性の部屋と分かりやすくなってしまうので、防犯上ではやや心配な面もあります。
オレンジ色のカーテン
オレンジ色は太陽をイメージさせるように、健康的で明るくフレッシュさを感じさせてくれます。食欲を増進させる効果があり、親しみやすく楽しいムードを演出することも可能です。
《注意点》
オレンジ色は赤と同じように活発な強い色なので、夏場などでは多用することで暑苦しくなります。カジュアルなイメージも強く、使い方によっては安っぽくも子供っぽくも見えてしまいます。
黄色のカーテン
黄色はインテリアを明るく陽気にしてくれます。骨の成長や強化、代謝を促進する働きがあり、人を社交的にする効果も。光の入らない部屋や、ジメジメした水回りなどにオススメです。
《注意点》
明るくポップな印象から、安っぽくも見えてしまうことがあります。また色の刺激が強すぎることで、長時間眺めていると思考が乱れたり脳に疲労感を与えてしまう可能性があるので、使用するお部屋をよく考えましょう。
青色のカーテン
青はその見た目通り、クールな印象や清潔感を与えてくれます。精神鎮静作用も強く、集中力を高めてくれるので、書斎や勉強部屋にぴったりです。
寒色は実際よりも遠くに見える特性があるので、部屋のメインカラーに持ってくると広く感じさせることが出来ます。
《注意点》
青はクールな印象であるばかりか、本当に温度を低く感じさせます。バスルームや水回りなどには避けたほうが良いでしょう。
紫色のカーテン
紫は古来より、高貴で優雅、神秘的な色として扱われてきました。落ち着いたトーンの紫は寝室に、格調高いトーンの紫はデコラティブなインテリアに取り入れるとスタイリッシュになります。
《注意点》
紫は難易度が高い色です。上手に使えばエレガントな印象になりますが、下手な使い方では下品になってしまいます。なお、使用面積が広すぎると抑うつ的な気分が高まり、不安に陥りやすくなることが懸念されるので、淡いトーンのカーテンがオススメです。
茶色のカーテン
茶色はベーシックカラーによく使われますが、統一感を出しやすいのでメインカラーとしても人気です。しかし、その茶色でも幅広い色があるので、赤系の暖かみのある茶色と青系のクールな茶色を混在させないことがうまくまとめるポイント。
《注意点》
あまり淡い茶色(ベージュ)を多用しすぎると、メリハリのないつまらない印象になります。反対に濃い茶色を多用しすぎても圧迫感が。スパイスカラーでアクセントをつけながら、広く見せられる白を取り入れるといいでしょう。
黒色のカーテン
黒は重厚感があり、高級感も併せ持っています。洗練されたスタイリッシュなインテリアにマッチします。都会的なリビングを目指すなら、ぜひ取り入れたい。趣味や仕事に没頭したいプライベートルームにも良いです。
《注意点》
黒はお部屋を狭く感じさせる効果が高いです。狭い部屋のカーテンに使用すると、圧迫感や閉塞感を感じ、気分が落ち込む可能性も。
黒は光を吸収するので、照明の明るさ不足にならないような注意も必要です。
方角と色を組み合わせて運気をアップ!風水の要素を意識しながらカーテンの色を選ぶのも、アリだと思いませんか。
西に黄色のカーテン
西の方角に黄色で金運アップ!一度は聞いたことのあるフレーズではないでしょうか。さらに白を組み合わせると、金運アップが上昇するそうです。
南にベージュのカーテン
南の方角には人気運が関係していると言われます。明るいカーテンを選ぶのがベスト。ベージュやオフホワイトがおすすめです。
東側にはグリーン色
安心感や癒しを与えてくれる緑ですが、風水では仕事運アップに効果アリと言われています。癒し効果と仕事運アップを同時に高めたいなら、緑と一緒に水色を組み合わせると相性バツグン。木の成長に必要な水という意味で、相乗効果が狙えるのです。
北側にオレンジ色のカーテン
北側の窓は、風水では水を意味する方角です。ですから、暖色系を取り入れましょう。家庭運がアップするオレンジ色が、安定感も得られて◎。
寝室にピンクのカーテン
恋愛運アップにはピンクのカーテンです。寝室をパステル系で統一させましょう。優しい色合いのピンクは、暖かい気持ちにさせてくれて考え方も前向きになれます。
カーテンの色で、気持ちもずいぶん変わりそうです。魅力的なインテリアとともに、気分もリフレッシュ♪
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局