2019/12/04
necopooo
ネコちゃんの運動不足や爪とぎ癖に悩んでいませんか?キャットタワーを自作してお悩みを解決しましょう。キャットタワーもハンモックも爪とぎ柱も、全部100均グッズで自作できてしまいます。大きなタワーの作り方やコツもまとめてご紹介します!
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ネコにとっての遊びと寛ぎの場であるキャットタワーを自作してみませんか?
愛猫の性格や好みを熟知しているのは飼い主さんだけです。自分でDIYすれば、ネコちゃんに満足してもらえるキャットタワーを作ることができますよ♪
キャットタワーの自作にチャレンジする前に、ネコの習性を確認しながらどんな設備が必要とされるのかをチェックしましょう。
高いところに足場を設置
ネコといえば高いところが大好きなイメージですよね。木に登って降りられなくなったなんてニュースもよく見ます。獲物から身を潜め、外敵を遠ざけるためにネコは高い位置に居場所を必要とします。
お部屋に高所がないとストレスが溜まり、カーテンレールなどに登ってしまって危険なので、ネコがお部屋を見下ろせるようなキャットタワーを設置しましょう。
寛げる隠れ家を設置
ネコは高いところと同様に狭いところも大好きですよね。気づくと戸棚やダンボールや紙袋の中に潜り込んでいますが、あれもネコの習性です。
自然界では危険から身を隠すため、そして獲物の存在を確認するために狭いところへ入りたがります。キャットタワーにはネコが隠れられるような隠れ家を作ってあげましょう。
景色が見えるとうれしい
ネコは縄張りの中で生きる動物なので、あまりお部屋の外へ出て冒険したいという欲は持っていません。ですが、窓の外に見える景色はおうちの中だけで暮らすネコにとって新鮮で楽しいものです。
キャットタワーの設置場所は、できれば窓の近くにしましょう。定位置でうとうとしながら、窓の外を通る人や動物、移ろう景色を眺めているのはネコにとってもリラックスできる時間になります。
おもちゃで運動不足解消
ネコは一日中ずっと寝ている、という印象を持っている人もいるかもしれませんが、実はあの小さな体の中に膨大なパワーを秘めています。
ずっと家の中にいると運動不足になってしまうので、キャットタワーにおもちゃをつけて運動させましょう。ロープやボールをぶら下げておくと、他の遊んではいけないものへの悪戯防止にもなります。
爪とぎで身体のお手入れ
キャットタワーには爪とぎを設置してあげましょう。爪を研いで鋭くしておくのはもちろん、マーキングやストレス解消など、ネコの爪とぎには様々な意味があります。
手ごろなところに爪を研げる場所がないと、ネコに多大なストレスが溜まってしまうだけではなく、壁や家具をバリバリに引っかかれてしまうかもしれません。
丈夫なものを作る
通販でキャットタワーを買ってみて、いざ自宅に届いて設置するとこんなことに…。滅多にありませんが、やっぱり自作する方がいろいろと安心ですよね。
ネコは不安定な足場もそれはそれで楽しむものですが、木製のキャットタワーなどはしっかり作らないと、倒壊すると怪我をする可能性があり大変危険です。安全性の高い丈夫なものを自作しましょう。
条件をひとつひとつ見ていくと、すべてを満たすキャットタワーを自作するのは難しく思えますが、工夫次第で意外と簡単にステキな遊び場を自作してあげることができます。
大切なネコちゃんのために、がんばってキャットタワーを自作してみましょう。
あくまでも簡易版ではありますが、100均ショップのアイテムを使ってキャットタワーを自作することもできます。プチプラ好きさんにはおすすめの方法ですね。
あとから増設したり、爪とぎやおもちゃを追加するなどのアレンジも簡単なので、はじめはここから自作してみてはいかがでしょうか。
自作キャットタワーの材料はこちらです。
・T字ジョイント×4個
・L字ジョイント×12個
・長めの棒×20本(骨組みの横棒に使います)
・短めの棒×8本(骨組みの支柱に使います)
・板×4枚(大きさは長い方の棒のサイズに合わせてください)
ジョイントも紙製の棒も100均ショップなら2個入りで100円程度が多いので、大体3000円以内でキャットタワーを自作することができます。
キャットタワーにハンモックが設置してあると、ちょうどいいネコの寝場所になるので、100均ショップに行ったら手ごろな布地も手に入れておきましょう。
また、チェアー用座布団やクッションなどをハンモックとして代用すれば、結びつけるためのヒモが最初からついているので完成したキャットタワーに取りつけるのも簡単です。
あとは簡単、ジョイントに棒を繋いで組み立てていくだけです。二列あればある程度は安定するので、なるべく高さを出すようにするといいですね。材料を増やせばより大きなものを自作できます。
キャットタワーのてっぺんはジョイントではなく天キャップで留めてもいいのですが、ジョイントで繋いでしまった方が、増設したくなったときにそのまま棒を継ぎ足せるのでおすすめです。
骨組みとして組み立てた棒の上に板を乗せれば足場の完成です。冬はクッションや毛布、夏はひんやりシートなどを置いてあげるといい感じで寛いでもらえます。
また、柱となる部分に自作の爪とぎを設置したり、足場にお気に入りのおもちゃを置いたり、キャットタワーの上部からロープなどを垂らしておくとアスレチックのように楽しめるキャットタワーになります。
100均ショップのジョイントだけで繋いで自作しているので、骨組みとなる棒との相性によってはジョイントが割れてしまうこともあります。
もし強度に不安があるようなら、スーツケースなどに使う結束ベルトで固定してみてください。きっちり締めつけて固定されるので、ネコが遊び回ってもジョイントが外れることはなくなります。
キャットタワーに自作ハンモックを設置してみましょう。こちらも100均アイテムだけで自作することができます。
チェアー用座布団などを使えばもっと簡単ですが、こちらの方法ならヒモで結びつけるだけのハンモックよりもしっかりと固定できます。
お好きな布地を、キャットタワーの骨組みとなっている棒を通せるようにミシンで筒状に縫いましょう。これをキャットタワーを組み立てるときに通しておくだけでハンモックの完成です。
ピンと張らせてもいいのですが、ある程度余裕を持たせてだらんと垂れている方がネコ好みのハンモックになると思います。
余っているダンボールがあれば、爪とぎも自作することができます。まずは置き型の爪とぎから。
ダンボールを同じ幅にカットして、くるくるまいていきましょう。簡単ながら地味に根気のいる作業です。大きさはネコちゃんが上に乗れる程度の広さになるまで巻いていきます。
巻き終えれば爪とぎの完成です。ダンボール特有のギザギザした切り口が、ちょうどネコの爪とぎにぴったりの硬さと質感になっているんです。
巻いていくのにちょっぴり根気がいりますが、簡単でお安く爪とぎを自作することができます。
巻いたダンボールの周りを木目シートやマスキングテープで飾るといい感じです。キャットタワーに設置するときは、研いでいる最中に落ちてしまわないよう足場にボンドで固定しましょう。
柱タイプの爪とぎは、トマトソースなどの缶に縄や麻ヒモを巻いていけば自作できます。
こちらは根気よりも力が要ります。巻き方がゆるいと爪とぎの最中にヒモが外れてしまうので、ボンドで固定しながらしっかりと巻きつけましょう。
缶に穴をあけてビス留めすれば、キャットタワーの足場に固定することができます。その際は、ネコがどの方向から力をかけてもいいように、3箇所~4箇所ビスで留めてください。
収納に役立つ突っ張りポールやディアウォールがあれば、簡単に天井まで届く巨大なキャットタワーを自作することができます。
作り方も、天井から床まで届くサイズの支柱を設置して足場を取り付けるだけと簡単なので、是非お試しください。
ベニヤ板や塩ビパイプでキャットタワーを自作し、突っ張りポールを天井との間に渡しておけばタワー全体が安定するので、倒壊の危険もありません。
ディアウォールを使って自作する場合は、ディアウォールに合ったサイズの木材をホームセンターで購入し、チャンネルサポートをビス留めしてブラケットで足場を取りつけます。
壁をたっぷりと使うことができるので、部屋の壁を全面キャットタワーにしてしまうこともできるのが魅力。
チャンネルサポートでブラケットを取り付ける位置を変えれば、レイアウトは自由自在。ネコちゃんに飽きられないキャットタワー作りが可能になります。
極端に言うと、高さのある支柱に足場を取り付ければそれだけでキャットタワーを自作することができます。
愛情をたっぷりこめて、ネコちゃんに満足してもらえる遊び場を作ってみてくださいね。
楽しく遊びまわったあとは疲れて眠りにつくネコの姿。見ているだけで癒されます。自作のキャットタワーで遊んでくれれば嬉しさもひとしおですよね。
あなたの愛猫のために、是非ステキなキャットタワー作りにチャレンジしてみてくださいね。
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