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緑を取り入れて生活をオシャレに♪人気の観葉植物セロームの育て方!

生活の中に緑を取り入れて、オシャレな空間を演出してみませんか?観葉植物を育てるならセロームがおススメ!セロームのエキゾチックな雰囲気は南国やアジアンテイストのお部屋にピッタリ♪そこで、観葉植物セロームの育て方を初心者にもわかりやすいように徹底解説しちゃいます!

「セローム」ってどんな観葉植物?


セロームは、手を広げたような形の厚くて大きな葉と、茎から出た野性的な根っこ(気根)が印象的な観葉植物です。

観葉植物「セローム」とは


別名「ヒトデカズラ(海星葛)」とも呼ばれ、分類は常緑多年草になります。

セロームはサトイモ科のフィロデンドロン属。
フィロデンドロン属の観葉植物は様々な種類がありますが、セロームは代表的な品種です。

原産地はブラジルなので、寒さにやや弱い観葉植物になります。

観葉植物「セローム」の花


色は白・薄いピンク・紫で、水芭蕉の花に似ています。

開花時期は8~10頃と言われていますが、早いと6月に開花する事も。
セロームの花は咲かせるのが難しく、開花は1~2日間だけという貴重なもの!

そんなセロームの花言葉は「用心深い人」「愛の木」。

観葉植物「セローム」は風水的にも良い


セロームは風水的に「自由な発想ができる」「果敢に挑戦できる」様になる効果があるそうです。

活力を出したい時や勝負事の際に縁起が良い観葉植物ですね。

セロームは「南」の方角に取り入れるのがおススメ!

観葉植物「セローム」の育て方


セロームの難易度は初心者~中級者向け。

ある程度の寒さや乾燥にも耐えられるので、比較的育てやすい観葉植物と言われています。

土について


鉢植えの土は、市販の観葉植物用のものでOKです。

自作の場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土:3 軽石:1がおススメ。
根腐れ防止の為、水はけの良い土を加えましょう。

地植えの場合は、1〜2週間前に腐葉土を3~4割ほど混ぜ寝かせておきます。

苗植えの仕方


「鉢植え」は5〜6月が適期。
鉢底石と土を敷き中央に穴を空け、その中に苗を植え付ければ完了です。

「地植え」は4〜5月頃が適期。
苗が土上より少し高めになるように植え付けるのがコツです。

地植えの場合、最低気温が年間5度以上ないと越冬は難しく、雪や霜による凍結で枯れてしまう事もあるので注意して下さい。

水やり


水は土が完全に乾いた時に、たっぷり与えましょう。
根腐れ防止の為、受け皿に水が溜まっていたら拭き取って下さい。

葉にも1日に2回程、霧吹きで水をかけるようにします。

暑い時期の日中の水やりは、土の中の温度が上がり根が弱るので、陽が落ちる頃に行って下さい。

寒い時期は吸い上げが遅いので、水のやり過ぎに注意しましょう。

肥料の与え方

肥料は生育期である4月~10月頃、緩効性化成肥料を2ヶ月に1回のペースで3回程与えます。

同時期に週1~2日ペースで、希釈した液体肥料を霧吹きで樹木全体に吹きかければOKです。

置き場所

直射日光は葉焼けの原因に!

おススメの置き場所は、7〜9月中旬頃は風通しのよい戸外の日陰、11月〜翌年4月の間はレースのカーテンを通した日当たりの良い窓際です。

セロームは半日陰でも育つ観葉植物ですが、置き場所をコロコロ変えると弱わってしまうので注意。

剪定の仕方


葉・枝・気根(土上に出た根)が伸びてきたら、時期に関係なく剪定してOK。

消毒したハサミやナイフを使って切りましょう。

根を切り過ぎると枯れてしまうので、古い気根を切り取る程度にします。

セロームの増やし方


増やし方には、「挿し木」と「株分け」という2つの方法があります。

挿し木の仕方


元気の良い枝を10㎝程、切り口が斜めになるように切り取ります。

切り口を水に1時間程付け、土(パーライトとバーミキュライトを同量混ぜたもの)が入った平鉢に半分ほど挿して下さい。

後は明るい日陰に鉢を移動させ、土が乾いたら水を与えます。

1〜2ヶ月程度で発根するので、枝を支えられる位の根が出たら鉢に植え替えて完了です。

株分けの仕方


各株に芽がついた茎が残るようにして子株を親株から切り分けます。

株が自然と分かれている場合は手で優しく分け、分かれていない場合は消毒したハサミやナイフで切ります。

大きい株は、株分けできないので注意!

分けた子株の切り口を日陰で半日~1日乾燥させ、用土を入れた鉢に植え替え完了です。

植え替えの仕方


植え替えは5〜6月が適期で、夏前に行うのがおススメ。
2~3年に1度のペースで十分ですが、成長が速いと生育期間中に何度か植え替えが必要になります。

植え替えの仕方は、苗の植え付けと同じです。

一回り大きい鉢に鉢底石と土を敷き、根を解したセロームを入れます。

根の隙間を埋めるように土を足し、最後に水を与えて完了。

弱ったものは支柱とひもで固定すれば大丈夫です。

注意点


セロームを育てる上での注意点をご紹介します。

軟腐病

土にいる細菌が原因で、根元の茎や根が腐って悪臭を放つ病気です。

高温多湿の時期に発生し、治す事ができないので殺菌剤による予防が大切。

発病した時は無事な子株があれば株分けし、伝染しない様に親株は焼却処分します。

すす病


樹木がすすを被った様になる病気。

風通しや日当たりを良くして予防しましょう。

葉ダニ


葉ダニが付くと葉色が白くなります。

湿気を嫌うので、霧吹きで葉の両面に水を与え予防しましょう。

発生したら、殺ダニ剤などで駆除して下さい。

葉に溜まるホコリ


葉にホコリが溜まると光合成ができず、葉ダニが発生する原因に。

定期的に濡れタオルなどでホコリを拭き取りましょう。

葉に注意


セロームの葉にはシュウ酸カルシウムが含まれており、口にすると口内炎や舌炎を引き起こす危険性があります!

小さい子供やペットが誤って口にしないように注意が必要。

セロームを購入するには?


セロームは花屋・ホームセンター・通販などで購入可能です。
葉の色艶や根の張りが良いものを選びましょう。

価格は店舗によって異なりますが、大体の相場は以下の通りです。

高さ50㎝程の場合→5000円程度
高さ1mを超える場合→13000円~20000円程度

観葉植物でオシャレライフを楽しもう♪


観葉植物1つで部屋の雰囲気もガラリと変わります。

観葉植物には癒しを与えてくれるというメリットも!

今回は人気の観葉植物セロームをご紹介しましたが、セロームにもいくつか種類があるので好みのものを探してみて下さいね。

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