2017/05/23
little-bird
2017/02/10 更新
布団は毎日干せればいいんだけど、雨の日や風の強い日は無理だし、干したまま出かけるのは勇気がいるし、なにより面倒くさい。でも、あまり干さないでいると、布団の裏になにやら黒い点々が発生!これの正体はカビ。カビのついた布団は捨てるしかないの?
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フローリングと布団の間には湿気が溜まってしまいます。それがカビの一因になっていることも。
カビは湿気が大好き。梅雨はもちろん、結露の出る冬にもカビには注意が必要です。
でも、布団にカビが生えるのはどうして?
最近の住宅事情にも原因があるようです。マンションでは、掃除が楽でおしゃれなフローリングが増えてます。その上に直に布団を敷いていませんか?
一見シンプルでいいんだけど、油断するとカビに悩まされるかも。
ベッドを置くと部屋が狭く感じるから、布団を敷いてたんだけど。
お天気のいい日に天日干しをするのが一番みたい。
でも、昼間は毎日家にいるわけではないし。ほかに対策はないのでしょうか?
応急処置として、新聞紙やすのこを布団の下に敷くというのもありますが、おしゃれな生活には程遠い感じ。
除湿シートなら簡単に手に入るし、効果も期待できるようです。
英字新聞ならおしゃれ?でも布団の下に敷くにはちょっと抵抗が。
マスクだけでは、部屋の中を漂うカビの胞子は防ぎきれません。
カビの菌がついた布団の上に寝たり、その菌を吸ったりするということ。想像するだけで、体にいいとは思えません。
アレルギー体質の人も注意が必要です。ほこりや花粉などのハウスダストと一緒にカビの胞子も家の中に漂っています。
白いシーツに黒いカビが発生!なんとかしたい!
除菌、殺菌はできても、黒くなった布団はどこまでキレイになる?
布団カバーやシーツに生えたカビなら、衣料用漂白剤を使って洗いましょう。黒い点々は薄くなる程度で完全には落ちないようですが、殺菌することはできます。
いやなカビの臭いも軽減できるようです。
衣料用の漂白剤なら色柄ものにも使えます。
でも説明書きをよく読んでからにしましょう。
塩素系の漂白剤を布製品に使うのはおすすめできません。なぜなら、色落ちしてしまったり、布そのものを傷めてしまうおそれがあるからです。
家庭用の洗濯機。大きめのものでも布団の丸洗いは難しいかも。
家の洗濯機で敷布団を洗うのはどうでしょう?
まず、布団の洗濯表示を確認します。中綿がポリエステルの布団の中には丸洗いできるものもあります。
次に洗濯機の容量です。くるりと丸めた布団がすっぽり入れば問題はありません。
でも、そんな大型の洗濯機なんか家にない!という人も多いのでは?だったらコインランドリーという手も。
布団の丸洗いができる大きな洗濯機を備えたコインランドリーも増えているようです。
重曹やエタノールってよく聞くけど、使い方がわからない。布団に直接吹き付けても大丈夫?
重曹水は、水100ミリリットルに小さじ一杯程度の重曹をまぜるだけでできあがり。スプレーボトルなどに詰め替えるとさらに便利さアップ。
できた重曹水を布団に直接スプレーします。そして、こすりとるようにすると薄くなるようです。そのあと、布団をよく乾燥させるのを忘れずに。
ただし、カビが発生してからの時間により効果に差が出るようです。カビを見つけたら早めに試してみましょう。
カビ取りを試したあとは、忘れずに布団干し。せっかくキレイになった布団にまたカビが生えないように。
エタノールは殺菌のために使います。重曹水でカビをこすり取った布団の上からスプレーしてから干してください。
またまたカビが発生!なんていうことがないようにしたいですものね。
そして、もうひと手間。布団を敷いているフローリングの上もエタノールで拭いておきましょう。見えなくても、そこにはカビの胞子がいるかもしれません。
薬局などで簡単に手に入るエタノール。いろいろな用途があるので、常備しててもいいかも。
クリーニング屋さんに、コートやスーツは出したことはあるけど。
布団も洗ってくれるのかな?
カビは取れるのかな?
布団のクリーニングをやっているかどうかは、お店に直接聞くのが一番。
ネットで宅配クリーニングを頼むと楽ちんかも。重いお布団を持ち運ぶ必要もなく、出来上がったら家まで届けてくれます。
布団をお店に持ち込むのは大変!
宅配サービスを利用できる専門の業者もあります。
シミや汚れはかなりキレイになるそうです。臭いも取れてお店によっては抗菌などをして仕上げてくれます。
ただ、時間が経ったカビは取り切れないこともあるようです。目立たなくなる程度でいいのなら、一度専門の業者にお願いしてみてもいいでしょう。
買った時みたいに真っ白な布団に戻るかな?
これはもちろん業者によって違います。
ただ、何枚かまとめて出すことでお値段が抑えられることもあるようです。
カビ取りのオプションを付けたら思ったより高かったなんてことがないよう、下調べは入念に。
一年に一回とか、季節ごとに布団クリーニングに出せればいいんだけど。
だって、寝てる間にコップ一杯程度の汗はかいてるっていうし。
カビが一面にビッシリ生えてしまったら。
残念だけど、いくら業者でも限界があります。体だけでなく精神面の健康を考えたら、思い切って捨てることも考えてみましょう。
もったいないけど、快適で健康的な生活を送るってことも大切かも。
毎日過ごす布団だから。
布団の上で快適な時間を過ごしたい。
つまり、カビが好む環境を作らないというのが大事なようです。
新しく買ったり、クリーニングに出してキレイになった布団は大切にしたい。フローリングの床と布団の間に除湿シートを置いてみたり、万年床にしないで、小まめに干してみたり。予算があれば、すのこベッドなんかもいいかな?
毎日、何時間も布団の上で過ごすから。
気持ちよく暮らすためには少しの手間を惜しまないのも大切かも。
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