フローリングに布団を敷いたらカビが!どうしたらカビが生えないの?
2016/08/23
chihiro
フローリングで一年中布団を敷きっぱなしの万年床のあなた!!布団の下は大変なことになっていませんか?また、賃貸に住んでいて、フローリングにカビを作ってしまい、困っている方もいると思います。フローリングのカビを作らないコツなどまとめてみました。
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カビ対策を考えた場合、フローリングとカーペットではどちらが良いのでしょうか。こまめに換気や掃除をするのであればカーペットでも良いですが、難しい場合はフローリングがお奨めです。カーペットも通気性の良いタイプを選び、い草カーペットなどは日干しすることもできますし、手入れがしやすくてオススメです。
ジョイントマットを敷きっぱなしにしておくと、気づかないうちにつなぎ目から髪の毛やゴミが入り込み、それをエサとしてダニが発生してしまいます。ジョイントマットの裏はただでさえ、湿気が溜まりやすい所です。
フローリングに直に布団を敷いていませんか?布団との温度差でフローリング表面が結露しているのが原因です。下に除湿シートを敷いても効果はないようです。こまめに布団を上げて、裏を干すようにして下さい。
布団の下に断熱材を敷くと、フローリングにカビは生えませんが、 断熱材お布団の間に湿気がたまるので、布団がカビてしまいます。
そのくしゃみ、風邪でも花粉症でもないかも?
カビの胞子は、色々なアレルギーの症状を引き起こして、アトピーの原因などにもなってしまいます。カビが原因の肺疾患もあるそうです。
知らない間にカビの胞子を吸い込んで、肺炎を起こしたり、それが長年続けばもっと危険な病気になってしまうかもしれません。赤ちゃんはよく汗をかきます。こまめに布団を干して、カビが発生しないように注意して下さい。
カビは常温でも発生するので、対策は湿度を調整するしかありません。特に梅雨時はエアコンで除湿をしたり、除湿器を使います。
フローリングに新聞紙を敷いて、薄い畳を敷きっぱなしにしている人もいますが、これもアウトです。畳はフローリングよりも湿気がこもりやすく、カビが生えやすいのです。それでも畳を敷きたい場合は、出来るだけカビが繁殖しづらく、調湿性のあるものを選びましょう。
スタイロ畳は畳の中に「スタイロフォーム」という断熱材が入っていて、断熱性に優れ、湿気もほとんど吸わないので、ダニも繁殖しづらくわら畳より軽いのが特長です。
ユニット畳(置き畳)とは、部屋の好きな所に、置きたいスペース分だけ置ける畳の事を言います。 畳は湿気を嫌いますので、換気を怠らず、たまに畳を持ち上げて風を通しましょう。..
琉球畳は沖縄や九州地方で栽培されるカヤツリグサ科の植物である「七島イ」を使用しています。特長は調湿性、防臭や消臭性に優れているところです。また、通常の畳にはある畳の縁がありません。
クッション性の高いクッションフロアは音の吸収がとても良く集合住宅などで人気です。ただし、クッションフロアには調湿性がありません。長時間敷いたままだと湿気がたまり、カビが生えてしまいます。
カビ取りをする時は必ずマスク着用で行って下さい
フローリングのカビを掃除機で吸おうとするのは辞めて下さい。カビの胞子を部屋中に撒き散らすことになります。カビアレルギーなどのアレルギー疾患の原因になってしまいます。掃除機をかける前には、必ずドライ式のモップをかけてカビの胞子を取りましょう。
カビだからと言って、カビキラーを使ってしまうと、フローリングが色落ちしてしまいます。中性洗剤やエタノールを使いましょう。
あきらめてしまう前にまず自分でカビ取りに挑戦してみましょう。
住宅用の中性洗剤で汚れを浮き上がらせて、水拭きしましょう。乾いたらエタノールで消毒してください。そのあとに、フローリング用のワックスをかければ綺麗になるかも知れません。
無水エタノール(アルコール)で拭くのが効果的です。殺菌作用もあり、フローリングを脱色させてしまう心配もありません。
1.ゴム手袋をつけ、アルコールと水を8:1の割合で薄め、フローリングの端などで、脱色しないか確認する。
2.雑巾にカビの色が写らなくなるまで拭き取る。そのあとに、フローリング用のワックスをかける。
業者でも出来てしまったフローリングのカビを、完全に除去するのは難しいようです。やって見ないとわからないというのが実情のようです。カビは床に生えてしまった時点で手遅れなのです。
業者はまずはカビの殺菌をしてから、床を張り替えるか、強力な防カビとフロアコーティングをします。下のボタンから、最大8社の業者から見積もりが取れます。
ダスキンって、フローリングの掃除もしてくれるの?
ダスキンにはハウスクリーニング部門があり、フロアクリーニングサービスもあります。床の掃除だけでなく、ワックス処理をしてくれます。どんな床材も対応できるそうです。
賃貸の部屋のフローリングにカビがはえてしまった場合、借主は強制退去とかになるのでしょうか?結論からいうと、ありません。大家さんが退去勧告や更新拒否が可能なのは、3ヶ月以上の家賃滞納などの契約違反の時だけです。
退去時の現状回復費用って、いったいいくらかかるのか心配ですよね?
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を見ると、普通に生活していてついてしまったフローリングの細かい傷などは、オーナー負担になりますが、故意で傷付けてしまった傷は入居者負担になってしまう場合がほとんどです。なので、カビも掃除を怠ったとみなされて、入居者負担になってしまう可能性が高いです。ただし、入居年数によっては全額負担にはならないでしょう。
業者に頼んでカビが取れる可能性が無いのか考えます。それが駄目ならカビが発生した部分だけの部分張替は可能か不可能か、一度業者に見積もりをとってみます。
フローリングのカビを防ぐには、日頃のお掃除が大切です。作ってしまってからでは遅い、フローリングのカビ対策今日から初めて見ませんか?
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