おススメのレンガは数100年前のアンティークレンガ!内外壁におススメ
2015/11/23
セラフィム
2015/10/28 更新
身近な所でさりげなく使われているレンガ、そんなレンガを使った建築物は、日本だけでなく世界でも多く見られますね!今回は、そんなレンガを使った「レンガ建築」についての詳しい解説や、日本&世界の有名なレンガ建築物のご紹介をしたいと思います★
花壇や外壁の素材として私たちの身近にある「レンガ」!
レンガを使うと洋風でとても可愛いですよね!
レンガには、実はとても深い歴史と役割があります。
今回は、そんなレンガを使った「レンガ建築」について
詳しい解説や、有名なレンガ建築の紹介などをしたいと思います!
まずはレンガ建築とは何なのかを知って行きましょう★
レンガ建築の解説!①
ヨーロッパではレンガは古代から数多くの建物に用いられてきたけど、教会、宮殿、公共建築など本格的な建物の場合、構造がレンガ造であっても、表面を漆喰や石で仕上げることが多かったんだ。赤レンガのままの建物は古風なものか、工場や倉庫などの簡素なものが多かったみたいだよ。ただイギリスでは、中世趣味のため、あえて赤レンガのままにすることがあったんだって。
現在は、お洒落な外壁として使用されるレンガですが、元々は外壁の下地的な存在だったんですね!
レンガ建築の解説!②
日本で最初期に造られたレンガ建築は幕末の反射炉だったんだ。この頃から雇った外国人の指導のもと、官営事業を中心として、レンガの製造・建設の歴史が始まることになるんだ。明治3年には、日本初のレンガ工場が大阪府堺市に設立されたんだよ。銀座煉瓦街の建設の際には大量のレンガを必要としたため、東京の小菅にレンガ工場が築かれたんだ。明治中期頃にはレンガ職人も増え、一般的な技術の一つになったけど、耐震性の問題から、関東大震災以降は鉄筋コンクリート造が主流になったんだ。
日本のレンガ建築の歴史は幕末から始まったんですね!
関東大震災の影響でコンクリート造が主流になりますが、現在は耐震の問題は基礎工事で克服し
また使用される様になっています!
①外断熱効果
ご存じの通りレンガは土を焼いて固めた自然の素材。使わなくなったレンガは土に戻すことが可能なんだ。レンガの特性は、熱を加えても有害物質を出さないという点と、他の材料より熱を伝えづらく、逃がさない、そして熱を溜め込むことが出来る点なんだ。レンガ積みの家はレンガの内側の温度を一定にキープ。断熱材の効果とは異なる、レンガならではの外断熱効果はこういった特性から生まれているんだよ。
天然素材のレンガはとてもエコな素材です!現在の住宅は高気密高断熱が主流ですが、レンガにはその効果もあるんですよ!
②耐火性
レンガは土を乾燥させて焼き上げる工程中に、無数の空気の粒が含まれる構造になるんだ。実はこの構造が火に対して素晴らしい能力を発揮するんだよ。土の種類は違うけど陶器に近い感じかな。レンガはピザを焼く釜に使われることからも分かるように、耐火性にとても優れているんだ。
耐火性に優れたレンガは、火災の燃え移りなどに効果が期待されています!
この耐火性もレンガが土で出来た天然素材だから出来る事何ですね!
日本のレンガ建築紹介①【富岡製糸場】
日本の有名なレンガ建築と言えは、2014年に世界遺産に登録されrた富岡製糸場ですよね!
日本のレンガ建築紹介①【富岡製糸場】解説
屋根に日本瓦、建築技術の融合 近代化を目指す明治政府が1872年(明治5年)に日本初の模範機械製糸場として設けた。繭から生糸を繰り出す繰糸場や繭倉庫などの主な建物はまず木で骨組みを造り、壁にレンガを積み入れる珍しい工法で造られた。壁に当時の新材料であるレンガ、屋根に昔ながらの日本瓦を用いるなど西洋と日本の建築技術をうまく融合させている。
日本のレンガ建築紹介②【東京駅】
私達の身近なレンガ建築と言えば「東京駅」ですね!その美しさは海外からも高い評価を得ています!
日本のレンガ建築紹介②【東京駅】解説
日本銀行本店なども手掛けた明治建築界の大御所、辰野金吾が鉄骨レンガ造りの3階建ての駅舎を設計した。鉄骨の周りに緻密にレンガを積み上げており、駅舎は関東大震災でもびくともしなかったという。使ったレンガは構造用で約752万個にのぼった。だが第2次世界大戦の東京大空襲で南北のドームや屋根を焼失し、戦後は2階建て駅舎として再建された。2012年に、約5年の歳月をかけた復元工事を経て創建当時の姿がよみがえった。
日本のレンガ建築紹介③【赤レンガ倉庫】
横浜にある「赤レンガ倉庫」も有名なレンガ建築ですね!観光スポットとしても人気な赤レンガは海外からも注目されているレンガ建築です!
日本のレンガ建築紹介③【赤レンガ倉庫】解説
との相性に思わず納得 明治時代に、政府が輸入した貨物を関税を留保したまま保管する保税倉庫として建設した。「倉庫といえども決して手を抜かなかった建築家の誇りに感銘を受ける」(米山勇さん)。現在は1、2号館が文化・商業施設となっている。
日本のレンガ建築紹介④【琵琶湖疏水・水路閣】
美しい佇まいがなんとも美しい「琵琶湖疏水・水路閣」。レンガ建築を知るなら一度は行ってみたい場所ですね!
日本のレンガ建築紹介④【琵琶湖疏水・水路閣】解説
アーチ沿いに歩いて鑑賞 京都振興を目指し、琵琶湖の湖水を京都市へ流すために造られた水路の一部になる。長さ約93メートル、幅約4メートルのアーチ構造のデザインが美しく、今も京都に水を供給している。「水路に沿って歩けるなど赤レンガを身近に感じながら、あらゆる角度から鑑賞できる」(佐藤啓子さん)南禅寺境内にあり、「月日を経たレンガがなじんだ風景が美しい」(小池利佳さん)。京都市内には同志社大学や旧日本銀行京都支店など近隣に赤レンガのみどころが多く、足を延ばしたい。
海外のレンガ建築紹介①【リューベック】
別名「ハンザの女王」と呼ばれたドイツの「リューベック」海外ならではのスケールの大きさは圧巻です!
海外のレンガ建築紹介①【リューベック】解説
リューベック(Lübeck)は、ドイツ連邦共和国の都市。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に属する。トラヴェ川(英語版、ドイツ語版)沿岸、バルト海に面する北ドイツの代表都市。かつてはハンザ同盟の盟主として繁栄を誇った。正式名称をハンザ都市リューベックという。
海外のレンガ建築紹介②【ミール城】
こちらはベラルーシにあるレンガ建築の城「ミール城」。世界遺産にも登録されており、その優雅な佇まいは美しい!
海外のレンガ建築紹介②【ミール城】解説
15世紀末から16世紀初めにかけてミール村付近ゴシック様式の城として建設された。1568年に城はリトアニア大公国の大貴族であるラジヴィウ家の手に渡り、ルネサンス様式の城として完成させた。その後、城は放棄され更にナポレオン戦争で損傷を受けたが、19世紀末には修復を受けた。第二次世界大戦の間、城はドイツ軍に接収されゲットーとして使用された。
海外のレンガ建築紹介③【マルボルク城】
ヨーロッパ最大の城ともいえる「マルボルク城」。広い敷地と巨大なレンガ建築の城は一度は見てみたいですね!
海外のレンガ建築紹介③【マルボルク城】解説
マルボルク城(マルボルクじょう)は、ポーランドの都市マルボルク(ドイツ名:マリーエンブルク)にある城。1997年12月に「マルボルクのドイツ騎士団の城」として世界遺産(文化遺産)に登録された。高城は、団長の宮殿であり、ここには60人の高官が居住していたと言われ、中城と低城には800人の兵士がいたと伝えられている。高城の中庭には、井戸があり上屋のてっぺんにはペリカンの像が取り付けられている。ペリカンは「食べ物が無いときには、自分の肉を子どもに与える」と言われ、このことを騎士達に示したものと言われた。
さて、今回は「レンガ建築」について、ご紹介しましたが、いかがでしたか?
身近にあるレンガ建築には、色んな意味や効果があったんですね!
日本や海外でも、レンガ建築の世界遺産が沢山あります。
時間があれば、レンガ建築巡りなんていかがでしょうか★
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございます♪
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