樹脂ウッドデッキを、DIYで施工しましょう。いい製品があります!
2015/12/16
やまだーこうち
2015/11/01 更新
ウッドデッキといえば天然の木、お手入れが面倒…という時代はもう終わり!!天然木ウッドデッキに変わり、今人気を集めているのがお手入れ楽チン樹脂を混ぜた’’樹脂木ウッドデッキ’’。広がりを見せる樹脂木ウッドデッキのメリット&デメリットをまとめました。
本物志向の方には依然として高い人気の天然木ウッドデッキ
木目や節が味わい深いです。
文字通り天然の木で作られたウッドデッキです。
木の風合いや香りを感じられ、自然の中への調和が魅力。
メンテナンスをしないと腐食する為、維持管理が大変です。
木の種類によって、ハードウッド、ソフトウッドの2種類に分けられます。
・ハードウッド
特徴:木が硬い為に加工が難しいが、ソフトウッドよりは耐久性がいい
・ソフトウッド
特徴:気が柔らかく加工しやすいので、様々なデザインが可能
値段が安い
腐食やシロアリの被害を受けやすい
天然木では出せないグレー系の色は樹脂木ウッドデッキならでは
天然木とは違い、木粉に樹脂を混ぜ、押し出して板状に伸ばしたもので作られています。
土台となる柱や梁の部分はアルミでできています。
天然木に対し、人工木と言われたりもします。
メンテナンスが簡単なので近年人気のタイプです。
天然木と人工木の出荷の割合は、人工木が約80.5%も占めています。天然木も国産の木材の採用が増えてきて出荷量を取り戻してきていますが、ここ数年は人工木の伸びが顕著で平成25年度も前年比17.6%増だったようです。
天然木・樹脂木それぞれに良さがあり、好みも分かれますが、高い耐久性とメンテナンスの手軽さで近年人気なのは樹脂木ウッドデッキのようです。
樹脂木ウッドデッキについてさらに詳しくご説明します。
そもそも「樹脂木」というのは普通の木材と違い、木粉とプラスチックを混ぜ合わせて、押し出し成型した材料です。
完全な木材というわけではないため、シロアリに強く、湿気を吸わないので木材特有の「腐る」ということもかなり抑えられます。
さらには防腐処理やシロアリ対策などで薬剤を塗ったりする必要がないため、小さなお子様やペットなどが万が一この樹脂木を舐めたりしてしまっても危険性は低くなっています。
また先ほどの湿気を吸わないということは当然吸水率が低いともいえ、天然木に比べて反りが起こりにくいものとなります。
日に当たることでの極端な変色もなく、ささくれなどもその構成材などから出にくいため「安心・安全・長持ち」という点を売りにして、天然木を使ったウッドデッキなどの代わりに、樹脂木を使ったウッドデッキが増えてきています。
樹脂木ウッドデッキの最大のメリットはメンテナンスが少なくてすむということです。
天然木では定期的な塗り替えが必要なため、この手間が省けるのはとても魅力的ですね。
長年使うものだからこそ、お手入れが楽で、耐久性に優れた樹脂木ウッドデッキが人気を集めているのも分かります。
“表面が天然木製よりも丈夫で傷が付きにくく、節もなく、ささくれ立ったりすることがない” “水洗いだけで汚れが除去できるので手入れが簡単”“雨水などの水分が染み込まないので腐食しない”“アリや細菌などの影響を受けにくい” “変色しにくいので塗り替えの必要がない” “スペースに合わせてサイズを選べる”
現在ではエクステリア工業会の95%以上がこの人工木仕様のウッドデッキに変りました。こちらのいいところは、なんといっても骨がアルミという点です。ウッドデッキを現在つけておられる方はわかるのですが、どうしても湿気の溜まりやすい床下の大引き(梁)の部分が腐りやすいのです。床材は全く大丈夫なのですが、骨組みが腐ってしますのです。当店の展示品はみな同じ症状に陥りました。
明るい色から濃い色までのカラーバリエーションも揃えた商品もあり、好みに合わせた色を選ぶことが可能。バルコニーやアプローチなど他のエクステリア建材などと色味を揃えた商品もみられます。
樹脂木ウッドデッキのメリットをまとめると、
・メンテナンスが簡単
・耐久性に優れている
・カラーや加工のバリエーションが豊富
という事になります。
残念ながら良い点ばかりではありません…
樹脂木ウッドデッキのデメリットもしっかり理解しておきましょう。
樹脂製のデッキのデメリットとしては、天然木デッキに比べると、デッキ自体が熱くなるケースがみられること。商品にもよりますが、素足で歩くのが厳しいこともあるようです。ただ、最近では、温度の上昇を抑える効果のある顔料を採用するなどして、夏季でも表面温度が極端に高くならない工夫を施した商品もみられ、改良は進んでいます。
「腐らない、白蟻の害にもあわない、寸法も変化しない。」だからメンテナンス がいらない。と思われて いると思います。しかし実際には、目地部に水分が残っているときなど「冬の寒さで凍結し割れてしまう」というが報告がされています。
耐水性が高いため、雨の日などはデッキに水が残り、滑りやすいことも。滑りにくくするために、リブ(溝)を設けたり、表面を粗く仕上げるなどした商品もみられます。
設置の際は樹脂木ウッドデッキのメリットばかりではなく、デメリットも把握した上で検討しましょう。
しかし、今後ますます樹脂木ウッドデッキの改良は進むと思われますので、期待したいですね。
生活を便利にする場として洗濯物を干したり、
趣味を楽しむ場としてガーデニングや読書をしたり、
子供やペットの遊び場になったり、
樹脂木ウッドデッキの活躍の場は様々です。
人工木デッキ(樹脂デッキ)はお庭はもちろんのことアプローチやバックヤードなど敷地のあらゆる場所で活用することができます。人工木デッキ(樹脂デッキ)を設置し、敷地を有効活用することで毎日の生活がより快適なものになることでしょう。
今流行のアウトドアリビングです!
ウッドデッキはテラスと同じような役割を持っていますが、テラス以上に気軽に生活の延長の場、外部のもう1つの部屋という意味合いの強い存在です。日本家屋の縁側より、もっと広い意味で使われている要素があります。
ウッドデッキをリビングの延長として考える方も増えています。
屋根をつければ樹脂木ウッドデッキの暑さ対策にもなりますね。
柵を付けることでプライバシーを確保できる利点もあります。
売上を伸ばし続ける樹脂木ウッドデッキの魅力をご紹介しました!!
近年ではデメリットに対する対策も進められており、今後ますます樹脂木ウッドデッキの需要は高まりそうです。
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