2019/12/04
saikogoodgoo
毎年やってくる暑い夏。エアコンや扇風機を付けて過ごす家庭も多いと思います。みなさんの家庭は、エアコンをつけますか?扇風機をつけますか?エアコンも扇風機も好き嫌いがあり、意見が分かれると思います。今回は、エアコンと扇風機のメリットデメリットを調べてみました。
暑い夏になると、エアコンや扇風機がないと、日射病になりますよね。
でも、付けると電気代などがもったいないし・・・というお困りの方も多いでしょう。
今回は、エアコンと扇風機のそれぞれの特徴などについてご紹介します。
暑い夏、どうしてもエアコンや扇風機を付けたくなりますよね。
皆さんが一番気になるポイントは、エアコンと扇風機を使用した時の電気代ではないでしょうか?
・エアコン稼動時にフルに動くため、稼動時は電力を相当消費するそうです。ですので、エアコンの1時間あたりの電気代は上下が激しいです。
・部屋の大きさによっても変動がかなりあります。
・エアコンの発売時期によっても違います。
消費電力 (W)/使用時間/ 電気代
800/1時間/約18.60円
400/1時間/約9,3円
800/1日(10時間)/約186円
400/1日(10時間)/約93円
800/1月(30日)/約5580円
400/1月(30日)/約2790円
消費電力 (W)/使用時間/電気代
30/1時間/約0.6円
50/1時間/約1,1円
30/1日(10時間)/約6円
50/1日(10時間)/約11円
30/1月(30日)/約180円
50/1月(30日)/約330円
エアコンと扇風機の電気代を比較すると、扇風機の方がエアコンよりもはるかに電気代が安いことが分かりますね。
電気代をかけないために、エアコンではなく、扇風機で何とか乗り切ろうという人も多いと思います。でも、扇風機だけでは、なかなか部屋の温度は下がらないですよね。
では、エアコンと扇風機を併用するとどうなるでしょうか?
昼間など日中は、クーラーが効いた部屋で、
首振り状態にすると良いです、扇風機を首振り運転にするのです。
そして、部屋の空気の流れを考えるのです。
エアコンの冷風が一番届いている床面のところに扇風機を置き、その扇風機を最も上向きで作動させます。
すると風が部屋の中をグルグルまわるので、風邪が体感温度を下げてくれます。
電気代の面でも、設定温度27℃でエアコンを使用したときの消費電力量を100とした場合、エアコンの設定温度を1℃上げて28℃にすると、扇風機の消費電力量を加えても9%省エネになりました。快適性や涼しさの感じ方は人それぞれですが、エアコンの設定温度を上げて扇風機を併用すると、省エネ効果があります。
1℃上げて10%近くエアコン代が下がるのであれば、
エアコン/使用時間/消費電力/電気代
28℃/1月/800W/5580円
27℃にすると同じエアコンであれば、558円省エネになる計算である。
つまり、エアコンを継続的に使うよりは、扇風機を購入する方が断然電気代も下がるということですね。
エアコンをかけすぎると、「クーラー病」という言葉がありますよね。
エアコンと扇風機を使用した場合の健康面について調べてみました。
クーラー病とは?
長時間エアコンのかかった部屋にいたり、エアコンのきいた部屋と暑い室外を往復することで自律神経のバランスが崩れ、血液の流れやホルモンバランスの異常をきたす病気です。
主な症状には体の冷え、倦怠感、食欲不振、頭痛、腹痛、下痢などがあります。この予防には、設定温度を27度前後にし、冷風を直接体に受けないように工夫しましょう。赤ちゃんやお年よりはクーラー病にかかりやすいので特に注意が必要です。
新陳代謝が活発な子どもの平熱は大人より高いのが普通ですが、汗をかかなくなり代謝が悪くなると、もともと備わっている自然治癒能力が衰えてしまうのです。
体温が1℃下がると免疫力が低下し、がん細胞やウィルスが活発に活動を始めます。女性の不妊やアトピーなどの皮膚疾患、体重増加などの傾向も表れるので注意が必要です。
寝ている間は体温の調節機能が低下します。また、奪われた体温を生み出すための動作(さむぼろ、震え)もしていないことになります。ここで、扇風機の風を直接身体に当てたまま寝ていると、どんどん体温が奪われ、最終的には、心臓麻痺などで、死に至ることがまれにあります。
エアコンも扇風機も、当たりすぎは病気の元になります。
エアコンは羽を上に向けたり。扇風機は首振りをしたり、調整しましょう。
以上、エアコンと扇風機のメリットデメリットについてお伝えしました。
エアコンが好きな人、扇風機が好きな人それぞれだと思いますが、電気代や健康面と相談しながら、上手に使ってくださいね。
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