超危険!蜂のキングのスズメバチの巣には絶対に手を出さないで!
2016/05/05
saikogoodgoo
2015/12/16 更新
庭先に気が付くとスズメバチの巣が…決して近づいてはいけません。スズメバチはとっても危険なんですよ!スズメバチが巣を作ってしまったときの対処法をご紹介します。刺されたら怖いスズメバチ…対処法を知っておいて損はありません!!
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腹部に強烈な毒針を持っていて人間への攻撃性も非常に高いことから、毎年夏から秋にかけてのスズメバチが活発になる時期には多数の刺傷事故のニュースを耳にします。
年間に10~20人程度の方がこのスズメバチによって亡くなっており、これは国内ではクマ、ヘビ、サメなんかより遥かに多い数字です。
つまりスズメバチは日本で最も人間にとって危険な生き物と呼んでも過言はありません。
スズメバチによって亡くなっている人も少なくはありません。
巣を見つけても決してむやみに近づかないように!
日本のスズメバチ類は、大型の「スズメバチ属」、中型の「クロスズメバチ属」、小型の「ホオナガスズメバチ属」という3つの属にわけられています。
日本には、この3属17種類のスズメバチが生息しています。
スズメバチと一言でいっても多くの種類がいます。
巣を作る場所も種類によって違うので、気をつけなければいけません。
中でもオオスズメバチは狂暴なので巣を見つけたら決して近づいてはいけません!
スズメ並みに大きいハチと聞いただけでも怖くなりますよね!
スズメバチは他のハチの仲間に比べると圧倒的に体が大きいです。
スズメバチの中でも小型といえるキイロズズメバチでさえ働き蜂は18~25mm、世界最大でもあるオオスズメバチの働き蜂は、なんと27~40mmの大きさになります。
こんな大きなハチが飛んでいるだけでも、恐怖を覚えるでしょう。
スズメバチの初期の巣はとっくりを逆さにしたような形をしています。
女王バチが巣を作り始めた頃ならば、自分で取り除くのも簡単でしょう。
段々と暖かくなってくると同時に、巣の中の幼虫が働きバチとして活動を始めます。
この頃になると、働きバチの数も多くなり、巣に危険が及ぶと、攻撃を仕掛けてきます。
スズメバチに刺される事件が多発するようになるのも、8月~9月にかけてがもっとも多くなります。
このころになると巣を見つけても自分で駆除するのは止めましょう。
専門業者に巣の駆除を依頼した方が安全です。
10月に入ると、新女王バチと雄バチが増えていき、繁殖のため巣を離れていきます。
11月をすぎるころには、女王バチ以外のスズメバチは、みんな死んでしまいます。
巣を見つけたら、小さいうちに駆除することが、望ましいですね。
活発になる夏頃は決して巣に近づいてはいけません!
ハチはどんな場所に巣を作るのでしょう?
ハチの巣の駆除は早期発見が重要です。
巣の作られやすい場所を知っておき、営巣期間には定期的に点検することをおススメします。
点検しやすい場所なので、巣の早期発見は簡単そうですね。
ハチは毎年同じ場所に巣を作ることが多いので、一度巣があった場所は注意しましょう!
庭にある木はそのままにせずに、春先には剪定してスズメバチが雨風をしのげるようにしないよう心がけてください。
ハチは雨風がしのげる安全な場所に巣を作る習性があります。
毎日開け閉めするようにしましょう。
居心地が悪い空間にしておけば、スズメバチも巣を作りにくくなります。
金網や細かなネットなどですき間や通気口はふさぐようにしましょう。
完全にふさぐと換気ができないのでスズメバチが侵入できないようにしましょう。
開けっ放しにしているとハチが入ってきてしまう恐れがあるので、戸締りはしっかりと!
定期的に巣が作られていないか、点検しましょう。
出来るだけゴミを置かないようにして、鉢植えの受け皿やペットの水入れなどに水分を放置しないようにしましょう。
女王バチ一匹の場合は簡単に駆除することが可能です。
まず、女王バチが一匹かどうかを確認しておきます。
巣の外被を壊しておくとスプレーが女王バチに直接かかるので、ハサミで切っておくと駆除が簡単になります。
スプレーをするのは活動が低下する夕方や朝方を狙ってください。
女王蜂一匹なので駆除は楽かもしれませんが、殺虫スプレーをかけて逃げられた場合は巣に戻ってきてないか注意しましょう。
スズメバチの巣が生活圏内にない場合は、そのままにしておいた方が良い場合もあります。
しかし、軒下や庭に巣を作られると駆除する必要があります。
スズメバチの巣を駆除する場合は、各地方自治体に相談をするといいです。
無料で駆除を受け付けてくれる所もあるので、まずは電話で相談をしてみてください。
スズメバチは攻撃ですので、巣を駆除する場合は刺されてしまう可能性があります。
自分で駆除せずに専門業者に依頼することをおススメします。
自分でスズメバチの巣を駆除することはあまりお勧めできませんが、どうしてもという場合は水鉄砲を使用すると比較的安全に駆除できます。
・水鉄砲 射程距離5m以上、500mlほど水が入るもの
・液体用殺虫剤
・計量カップ 小型で10ml単位で量れるもの
・カラのペットボトル 500mlのもの
計量カップに液体用殺虫剤を20ml量り、ペットボトルに入れて水を入れます。
よく振って混ぜたら準備は完了です。
スズメバチの活動が収まる夕方から夜まで待ち、巣のまわりにハチが飛んでいなければ、水鉄砲を撃ちます。
これは「巣を濡らすだけ」でいいです。
こうすることで、濡れた巣を乾かそうとして、スズメバチが水分を吸い取ります。
1~2日たってスズメバチが巣のまわりに飛んでいなければ、巣を取り除いて駆除完了となります。
効果が薄い場合は殺虫剤の濃度を濃くしましょう。
防護服を着て刺されないように対策をして行ってください。
※この方法は、巣が見える位置にないとできません。100%安全ではなく、スズメバチに刺される危険性もあります。それを理解した上で自己責任で行ってください。
スズメバチの巣の対処法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
スズメバチの巣の対策は早期発見、早期駆除が大切です。
見つけてしまってもあせらずに、専門業者に依頼しましょう!
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