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    見かけたら近寄らないで!スズメバチの駆除についてまとめ!

    今回はスズメバチの駆除についてまとめてみました!ハチの中でも攻撃性も強く、危険なスズメバチ。駆除するための時期や方法、蜂から身を守る方法から、万が一刺されてしまった時はどうしたらよいのかなどを紹介していきます!スズメバチの正しい知識を知っていきましょう!

    スズメバチの駆除~スズメバチの習性~

    スズメバチ

    スズメバチは攻撃性が高く、1匹の女王蜂を中心として組織を形成し、防衛のためには大型の動物をも襲撃することもあります。強力な毒を持つものが多く非常に危険です。刺すのは雌だけで、巣に近づく相手に対して威嚇をはじめる『警戒範囲』を持ちます。

    スズメバチの活動時期

    春先に、冬眠から目覚めた嬢王蜂が巣を作りはじめ、6月くらいになると働き蜂が羽化し始めます。そして8月から9月にかけて働き蜂の数はどんどん増えていき、それにともなって巣も巨大化していきます。
    秋口になるとハチの数が最大になり、繁殖期のために攻撃性が高まるため、スズメバチの被害が急増します。

    スズメバチの巣を作る場所

    スズメバチの種類によって場所は異なることもありますが、家の軒下が一般的です。他にも天井裏や床下、オオスズメバチに至っては、土の中に巣を作ります。

    スズメバチは意外な場所に巣を作ることもあります。わかりづらいと大きくなるまで気が付かないこともあるので、スズメバチの姿を見かけたら、家の周りなどを確認しましょう。大きくなればなるほど危険になるので、早期発見が大切です!

    スズメバチの駆除~女王蜂の駆除方法~

    女王蜂

    働き蜂よりも一回り、二回りほど大きいのが女王蜂。この女王蜂を駆除すれば、一つの巣を駆除したことと同じになります。

    女王蜂を駆除する時期

    3月下旬~5月下旬くらいまでになります。6月上旬になると産卵のために巣にこもってしまうので、駆除するタイミングは約2か月間になります。女王蜂は一匹で巣を作り始めるので、小さな巣がないかよく確認するといいでしょう。

    女王蜂の駆除方法

    ペットボトルを使用して、駆除用のトラップを作ります。
    ペットボトルは1.5L~2Lの大きいものを用意しましょう。ペットボトルの側面に「H型」の切れ込みを入れます。切れ込みは縦横2cm程度です。
    「H型」の上部分は外に、下部分は中へ折り込みます。
    ペットボトルの中に「砂糖50g~125g」「酒120ml~300ml」「酢60ml~100ml」を混ぜ合わせた液体を入れて、紐で木に吊るします。

    捕獲用のトラップに入れる液体は、砂糖がしっかり溶けていれば、分量は大体でも問題ありません。ほかにも、市販されている果物酢やジュースなどでも代用できます。

    一度入り込んだ女王蜂はペットボトルから出られずに、力尽きて、液体の中で溺れて死ぬので駆除できるという仕組みなっています。

    設置場所

    スズメバチが捕獲しやすいように木陰に設置します。ペットや子供がいたずらできないように高さ2m程度のところに設置するのをおすすめします。
    ペットボトルに入れた液体の中に他のハチや虫がたくさん入っていたり、少なくなっていると、入り込んだ女王蜂が溺死できずに危険です。定期的に交換しましょう。

    交換時間

    ペットボトル内の液体の補充や交換は、スズメバチが活動していない夜から明け方の時間帯がおすすめです。交換するときも、周りにスズメバチがいないかしっかり確認してから行いましょう。

    スズメバチの駆除方法

    ここでは通常のスズメバチの駆除方法について紹介していきます。素人が駆除しようとすると大変危険ですので、方法は紹介しますが、プロに頼むが一番安全だと思います。

    防護服

    スズメバチの針は強力なため、専用の防護服を着用して駆除にあたりましょう。全身を覆い、素肌が出ている部分がないようにします。
    黒・赤・黄色はスズメバチを刺激する色なので、色は白を選びましょう。

    駆除する時間帯

    スズメバチが活動しなくなる夕方から夜にかけて駆除を行います。ただし、懐中電灯の明かりはスズメバチを興奮させてしまうこともあるので、事前に赤いセロハンを貼っておきましょう。

    駆除方法

    駆除を行う際の作業は、まず離れた位置からスズメバチの巣全体に対して殺虫剤を噴霧します。巣の中からハチが出てくるかと思いますが、その間も噴霧を止めず、巣に向けて殺虫剤を吹き付け続けます。
    1分ほど殺虫剤を吹き付け続けた後、巣の中で蜂が動く音がしなくなれば、巣の撤去に移ります。

    巣を撤去する際に生き残っているハチが居ると危険なので、直接巣に触れてゴミ袋に入れるのではなく、長い棒など巣を叩き、ゴミ袋の中に落として入れるのが良いでしょう。あとはゴミ袋の口をしっかりと結べば巣の駆除は完了です。

    専門業者に依頼する

    スズメバチの駆除は大変危険作業です。一番は専門業者に頼むが良いでしょう。自治体によっては費用の一部を負担してくれることもあるので、スズメバチの巣を見かけたら、自治体に相談してみましょう。

    スズメバチの巣駆除のやり方【自己責任で】

    こちらはスズメバチの駆除方法を紹介した動画です。小さな巣ですが、危険には変わりありません。基本的な駆除方法が紹介されているので、わかりやすいです。

    モンスズメバチ駆除 ど迫力完全版!!

    こちらは大きなスズメバチの駆除の様子の動画です。専門の方が駆除しているので、大したことがなさそうに見えますが、かなりのハチを相手にしています。

    周辺にスズメバチの巣がなくても、定期的にやってくるハチは脅威ですよね!そんな時はトラップを用意しましょう!

    【スズメバチ駆除】ハチ激取れを設置【スズメバチトラップ】 Apparatus for disinfection wasps

    こちらは市販されているスズメバチのトラップを紹介している動画です。動画は設置までですが、この後、スズメバチが捕獲されている動画もあります。しっかりとれているので、手作りで加工するのが面倒だという方にはおすすめです。

    ペットボトルでスズメバチ退治

    こちらはペットボトルを使用したスズメバチトラップの作成動画です。あまり難しくないので、手作りもおすすめです。

    スズメバチの駆除~自分を守るためには?~

    近づかない

    女王蜂がいる巣に近づくものに対して、スズメバチは大変警戒心が強くなっているので、巣に近づくと攻撃を受けてしまう可能性が高くなります。見かけたら、不用意に近づかないようにしましょう。

    香水もNG

    食べ物やジュースなどの甘いに誘われてやってくるスズメバチ。香水も誘われてやってきてしまうことがあります。
    スズメバチが活発になる夏の時期でのレジャーでは香水は控えたほうがよさそうです。

    もし刺されてしまったら・・・

    刺された部分を指でつまみ毒を体外に押し出してください。その後、流水で洗いながら冷やしてください。
    スズメバチに刺されてから30分後あたりから嘔吐や呼吸困難、眩暈、顔面蒼白等の症状が出てきたら、病院に行きましょう。「アナフィラキシーショック」を起こして、最悪はショック死する場合があります。
    兆候が出る時間が早ければ早いほど危険です。場合によっては救急車の手配を行いましょう。

    スズメバチの駆除~まとめ~

    実は益虫

    スズメバチは危険な害虫として扱われていますが、ハエやイモムシを捕食してくれるので、益虫でもあります。とはいえ、刺されたら私たち人間も大変危険ですので、そのまま放っておくわけにはいきません。
    巣を見かけたら、自治体などに報告してもいいですね。

    いかがでしたか?

    今回はスズメバチの駆除についてまとめました!年々スズメバチが増加、狂暴化していっています。正しい知識を身に着けて、自分を守っていきましょう。駆除にはかなりの準備とリスクが伴うので専門の業者にお願いするが一番ですね。今回の記事が少しでもお役にたてれば幸いです。

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

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