記事ID44190のサムネイル画像

お庭にお花を。ホームセンターの園芸コーナーで作る自宅ガーデニング

ホームセンターで園芸コーナーは見たことがない…という人も多いかもしれませんが。最近のホームセンターの園芸コーナーはかなり充実しています。土や肥料だけでもかなりの種類があり、選ぶのに悩んでしまう程。そんなホームセンターの園芸コーナーについてまとめてみました。

そもそも園芸とは?

「園藝」と書き、「園に植える」という意味

本来「芸」ではなく「藝」と書くそうです。
「芸」だと「水草」の一種になってしまうそうです。
知りませんでした…「芸術」の「芸」だと思っていました…

果物・野菜・観賞用植物などを栽培すること

出典:http://www.weblio.jp

ほほぅ。。。
果物や野菜も“園芸”になるんですね。

じゃあ誰でも「芸」がなくても園芸出来るね!

という事で、今回はホームセンターの園芸コーナーにスポットを当て、
いろいろな園芸グッズ等を紹介していきたいと思います。

まず、何から始めればいいの?

さあ始めるぞ!
でも何から手を付けたらいいのか…
そう思った人は、ホームセンターの園芸コーナーへ行ってみましょう。

今やホームセンターは、日用雑貨や住宅資材を扱うだけのお店ではなくなりました。
豊富な園芸コーナーに圧倒されるホームセンターもあります。

何を揃えたらいいの?

まずは、園芸を始めるにあたり、最低限必要なものをリストアップしてみましょう!
最初は簡単な花苗から始めるといいかもしれませんね。

ホームセンターで揃う園芸グッズ~基本編~

①鉢、プランター

これは絶対必要ですね。
ホームセンターの園芸コーナーには多種多様な鉢やプランターが売っています。
お気に入りを見つけてください。

②鉢底ネット(プランターや鉢に穴が開いている場合)

プランターや鉢のそこに穴がある場合、土が流れ出てしまうことや虫の侵入を防ぐため、
鉢底にネットを敷きます。
忘れがちですが、結構重要です。

③土(培養土)

培養土とは、植物に合わせて基本用土や補助用土などが混ぜられており、そのまま使用できるようにした土の事を言います。
ホームセンターにはさまざまな培養土が売っています。
もちろん基本用土でも園芸は始められますが、培養土は園芸初心者さんには強い味方です。
「パンジー用」や「シクラメン用」といった専用培養土を売っているホームセンターもあります。

④鉢底石

水はけや通気性を良くする為、鉢やプランターの底に石を敷きます。
根腐れを防ぐ為にも鉢底石は入れておきましょう。

ホームセンターで揃う園芸グッズ~基本編(道具)~

⑤スコップ(シャベル)

地域によって呼び名が異なるらしいですが、いわゆる“小さい手持ちの土を掘るやつ”です。ステンレス製のものが頑丈で使いやすいです。

⑥じょうろ

ホースで水をあげると、水の勢いで土がえぐれてしまうことがあります。
根を痛める原因にもなるので、是非じょうろは一つ購入しておくとよいでしょう。

⑦園芸ばさみ

花が育ってくると、枯れた花を摘み取ったり、形を整えたり、
何かと必要になってくるのが剪定はさみ。
花ばさみと呼ばれることもあります。
花の管(導管:人間でいう血管みたいなもの)を潰さずに切るには、
このはさみが必要になります。

ここまでがまずは揃えたい品々。
この後はあると便利な品々。

ホームセンターで揃う園芸グッズ~あると便利編~

①園芸手袋

当たり前のことですが、素手で土いじりをしたら爪の間に土が入ります。
キズがあったらばい菌も入ります。
手荒れ予防にもなりますし、女性の場合はネイルの保護にも役立ちます。
虫や葉に触れてカブレる人もいます。
最近は可愛いおしゃれな園芸手袋がホームセンターでも購入できますので、1つあると便利でしょう。

②園芸エプロン

園芸エプロンがあると、洋服が土で汚れるのを気にせずに作業できます。
園芸ばさみや園芸手袋が入るポケットがたくさんついている物や、
ビニールコーティングされ、防水性に優れた物など、
迷ってしまう程の種類がホームセンターでも取り扱われています。
枯れた花や抜いた雑草を入れるポケットが付いている物を、
この間ホームセンターで見かけました。
便利そうです。

③園芸シート

コーナー4ヶ所のボタンを留めることで、お皿のような形になるシート。
素材はレジャーシートみたいな感じ。
土こぼれを防いだり、そのまま運べるので便利です。
ホームセンターでは大きさも大小選べるほどあります。

④土入れスコップ

シャベルやスコップでは、鉢に土を入れるのがやや大変です。
花苗の葉にかかってしまったり、鉢からこぼれてしまったり…
園芸シートかこちらの土入れスコップか、
どちらかあると便利です。
こちらもホームセンターでは大中小と大きさもいろいろ、
ふるい付きの物もあります。

⑤夏の園芸グッズ

夏場の作業は日焼けします。
特に首が。
日除け帽子や手袋があると便利です。
熱中症対策にもなります。
さらに夏場は虫もたくさん…
蚊取り線香や虫除けスプレーがあると重宝します。
ホームセンターでは帽子と虫除けネット、首の日焼け防止が一体型になった物もあります。
帽子は今持っている物にスカーフでも代用できますよ。


この他にも、篩い(ふるい)や霧吹き、園芸用チェアなど、
さまざまな園芸グッズがホームセンターでも取り扱われています。
全部必要というわけではないので、自分のスタイルに合った園芸グッズを購入しましょう。

ホームセンターの園芸コーナーで花苗を買おう!

いくらホームセンターで園芸グッズを揃えたって、これがないと始まりませんよね!
そうです、花苗です。
種や球根でも良いかと思いますが、最初は花苗が簡単です。
園芸の第一歩目として、素敵な花苗を選びましょう。

花苗の選び方は?

園芸の8割を左右すると言っても過言ではない花苗選び。
どんなに丁寧に大事に育てても、生育の悪い花苗や徒長しすぎた花苗は綺麗な花を咲かせません。

*葉の数が多い
*下葉までついている
*葉の色つやがよい
*下葉が黄ばんでいない
*小さくても茎が太い
*株張りが良い
*株がぐらつかない
*葉裏にハダニやアブラムシなどがいない
*葉に斑点がない
*葉は萎縮していない
*ポットの下から根が出すぎていない

続いては種類。
何がいいかな?

ホームセンターで入手できる春向け花苗

①ポーチュラカ

乾燥に強い、初心者さん向きのポーチュラカ。
肥料もあまり必要ありません。
直射日光にも強く、真夏の炎天下でも大丈夫!

②ペチュニア

春から秋まで咲きます。
日光が足りないと花が咲きませんが、条件が揃えば水枯れ以外で枯れてしまうことはほぼありません。
枯れた花を摘んであげると、次から次へ咲きます。

③ガザニア

秋まで楽しむことが出来ます。
下に当たらなければ、冬を越して来年の春も咲きます。
多湿を嫌います。

ホームセンターで入手できる夏向け花苗

①ニチニチソウ

日当たりのよい場所に置いて水をあげれば、毎日咲いてくれる、
初心者さん向けのニチニチソウ。
ただ、毎日咲くのでその分栄養もたくさん必要。
肥料を週一ペースであげるとよく咲きます。

②ミニヒマワリ

夏と言ったらやはりコレ!!
ヒマワリ!
ミニサイズなので、大きくならず鉢やプランターに小さいヒマワリがいっぱいになります。
「コナツ」という名前で売っているホームセンターもあります。

③琉球あさがお

夏と言ったらやはりコレ!!パートⅡ
あさがお!
朝顔というと種を撒くイメージが強いですが、こちらの琉球あさがおは宿根といって種が出来ません。
なのでホームセンターなどで花苗を購入して育てます。
オーシャンブルーと呼ぶこともあります。
冬を越せれば来年も咲きます。
琉球あさがおの本気は2年目から。
6月頃からどんどん咲きます。

ホームセンターで入手できる秋向け花苗

①コスモス

秋の王道コスモス。
コスモスと言ったらピンク・白・濃ピンクのイメージですが、
最近は品種改良により、八重咲きコスモスやオレンジ色のコスモスなんかも
ホームセンターで入手できます。

②パンジー・ビオラ

秋になるとホームセンターの園芸コーナーを埋め尽くすパンジーとビオラ。
色の種類が豊富ですので、お好みの色がきっと見つかるでしょう。

ホームセンターで入手できる冬向け花苗

①ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは日本で交配され開発された、寒さに強いシクラメンです。
霜にも負けません!
ただし、その分夏の暑さに弱いです。
夏は休眠しますが、うまく越せれば翌年も9月頃から花を付けます。

②プリムラ・ジュリアン

プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリエの交配種で、
寒さにとっても強いです。
たっぷり日光を当てれば、絶え間なく花が咲きます。
パンジー&ビオラ同様、カラフルです。
私自身、この花鉢に20cmの雪を積もらせてしまったことがありますが、
それでも花をつけてくれました。
かなり丈夫です。


いかがでしたか?
お気に入りの花苗は見つかりましたか?
ホームセンターによっては、園芸アドバイザーという相談に乗ってくれる人がいることもあります。
アドバイザーでなくても、園芸コーナーの担当の方はそれなりに知識があります。

この時季のオススメは?
この花苗にはどの培養土が良い?

など、聞いてみるといいでしょう。

さぁ、あなたもホームセンターから園芸を始めてみてはいかがですか!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ