インテリア性の高い観葉植物、お好みの品種を育ててみませんか?
2016/11/19
aiaichuu
2015/11/26 更新
観葉植物としても人気の高い「ガジュマル」、ガジュマルの樹は「幸せを呼ぶ樹」と言われ、パワーを持った木として観葉植物としてインテリアに飾るかたが増えています。そんな神秘的なガジュマルの魅力や育て方をピックアップしてみました。
まるで生き物のように可愛らしい形で観葉植物でも人気の高いガジュマル、根が足のように伸びている形が愛らしく、観葉植物好きさんは自分の好みの形を探すのも一つの楽しみです。そんな観葉植物ガジュマルの魅力は?
盆栽風にして小さいのを何鉢か育ててるよ。ガジュマルは冬越しにも強いし、
幹の形が様々だから集めるのも楽しい。
よく探すと葉の形が普通のガジュマルと違うのも売ってるからそれを集めるのも
また一興。
最近ちょっとした気まぐれで観葉植物を買ってみました。
たった一鉢の観葉植物を育てることが、趣味といえるのかどうか疑問ではありますけど。ガジュマルが我が家へやって来てまだ数日ですが、いろいろと思うところがあります。
こいつは一人暮らしにピッタリの観葉植物ですね。
また、一つ部屋に観葉植物を…と思い、先日買ったガジュマルの木です。買ったときには、まったく気がつかなかった…幹の形…植え替えて…眺めた時に気づきました。その美脚に…ちょっと色っぽい感じの人の足にそっくりです。右足をちょっとたたんで、左足を真っ直ぐ伸ばした姿は、絶妙なポーズです。
そんなガジュマル、本州では観葉植物でしか見ないですが、観葉植物ではないガジュマルはどのあたりに分布しているのでしょうか。
ガジュマルの自生地は意外にも国内にあり沖縄、屋久島、種子島を中心に台湾、マレーシア、ミクロネシア、熱帯アジア、ニューギニア、オーストラリア北部に幅広く分布しています。
ガジュマル は800種ほどあると言われていますが、国内では屋久島以南の南西諸島(沖縄、宮古、尖閣諸島など)に生息し、大きいもので20mを超える大木になります。
沖縄県島尻郡八重瀬町当銘にあるガジュマルは樹齢約300年で沖縄一の巨木に選ばれており、また 国の天然記念物である名護市のガジュマルは樹高19m・樹齢約250年とその姿は圧巻です。
幹や根が特徴的で観葉植物でも人気なガジュマルですが、その名前の由来は?そしてガジュマルには古くからの言い伝えがあったり、ガジュマルは歩く?と言われていたり・・・とても神秘的です。部屋の観葉植物が歩き出したら怖いですがその真相はどのようなものでしょうか。
幹は多数分岐して繁茂し、囲から褐色の気根を地面に向けて垂らす。垂れ下がった気根は、徐々に土台や自分の幹に複雑にからみつき派手な姿になっていく。ガジュマルの名の由来は、こうした幹や気根の様子である「絡まる」姿が訛ったという説がある。
ガジュマルは、「多幸の木」「幸せを呼ぶ木」と呼ばれ、お部屋の観葉植物としてよくインテリアに利用されています。沖縄では「キジムナー」と呼ばれる子供の精霊が宿る木として古くから大切にされてきました。また、「大きく育ったガジュマルの気根の間を通った2人は幸せになれる」という言い伝えもあります。
観葉植物として人気があるのには特徴的な形だけではなく、「幸せをもたらせてくれるのでは」という思いがあるからなんですね。
しかし一方で、何とも怖い呼び方もあるそうです。左の画像、ガジュマルが木に巻きついているように見えます。
ガジュマルは幸せをもたらす木といわれる一方で、「絞め殺しの木」という呼ばれ方もします。これは、ガジュマルが他の植物と接触しながら育った場合、その植物はガジュマルに覆いつくされ、やがては枯れてガジュマルの一部として取り込まれてしまうことに由来しています。
この特性は、太陽光を巡る競争が苛烈な暗い森林の環境に適応した結果、獲得されたものである。「絞め殺し」の結果として宿主側の植物が枯死した場合には、絞め殺しの木の中心部分(宿主植物があった部分)が円筒形の空間となり、しばしば空いたまま残る。
「絞め殺し」ちょっと怖いですね。
もうひとつ!ガジュマルは歩くというのを聞いたことがあります。観葉植物として売られているガジュマルには本当に歩き出しそうな足のように根が育ったものがたくさんあります。
この木は幹からたくさんの根が出ているのですが、最初にあった根が腐ると、新しい根のほうに幹が少しずつ移動し、根の衰退と再生を繰り返しながら、数十年後には元々いた場所とは離れた場所にいるのだそうです。
根が足のようになっているわけですね。
ガジュマルの気根は成長すると幹と区別がつかなくなります。
それは見た目だけの問題ではなく、成長した気根は実際に幹としての役割を果たすことが出来るのだそうで、例えば最初にガジュマルの幹だった部分が腐ると、新しい根のほうに幹が少しずつ移動し、根の衰退と再生を繰り返しながら、数十年後には元々いた場所とは離れた場所にいるのだそうです。
観葉植物としても人気のあるガジュマルはその形も特徴的ですがいろいろな言い伝えや成長の様子を見ると何かが宿っているようなパワーを感じます。そんなガジュマルの魅力は数々の楽曲にも出ています。
MONGOL800 「ガジュマルの木」
MONGOL800の3rdアルバム百々に収録されている「ガジュマルの木」
「より深くより広く 強く優しさの根を伸ばしましょう 目に見えぬ優しさの根は この星を抱く」
とても希望に満ちた元気の出る歌です、ガジュマルという木の強さと優しさを感じます。
やなわらばー 「ガジュマルの樹」
沖縄県石垣市出身の二人組やなわらばー、
「あの大きなガジュマルの樹は まるで あなたのように見守ってくれる
ナチカサヌ クヌ想イ 忘れる事はない」
切ない歌ですが、大きなガジュマルの存在感とぬくもりが伝わってくる歌です。
Cocco 「がじゅまるの樹」
1stアルバム「ブーゲンビリア」に収録されてる「がじゅまるの樹」
Coccoの曲は歌詞が独特ですよね、この「がじゅまるの樹」も曲調はリコーダーがピープーいうような可愛らしい感じなのですが歌詞がとてもシュールです。
「誰か私を止めてよ 押さえつけてあの樹に縛るの」「朝が来た時 私は生きてるのかしら? がじゅまるの樹の下で」
絞め殺しの木の話を知ってしまうとちょっと怖いと思ってしまいますよね。
神秘的なガジュマル、ぜひ家で育てたい!観葉植物として部屋に置きたい!ガジュマルの栽培は難しいのでしょうか?人気の観葉植物「ガジュマル」の育て方を調べてみました。
日光を好む植物です。春~秋は戸外やベランダのよく日の当たる場所に置いてがっしりした丈夫な株にしましょう。日当たりが悪いと枝が間延びして葉色やツヤが悪くなります。特に黄金ガジュマルはたっぷり日に当てて育てると、光沢のある黄緑色の美しい葉色になります。
ガジュマルは、日光を好み、不足すると徒長して葉の色がわるくなる。5~9月の生育期は戸外に出してがっちりした株にする。ただし日照が不足していた鉢を盛夏の強い直射日光に当てると葉焼けを起こすので、戸外の半日陰や明るい室内に置く。
水やりは冬場と夏場では違うようです。乾燥してるかどうかを良く見てあげましょう。
冬から春に葉が落ちるのは、寒さと湿度不足です。寒さの害は、水のやりすぎも影響しますから、冬の水やりは控えめにし、鉢土を乾かしぎみにします。とくに太い幹から小枝を出させた鉢物は、根が少ないために吸収力が弱く、水のやりすぎで枯れることがあります
肥料はガジュマルはあまり多く与える必要はありません。生育期は2ヶ月に1回、マグァンプKなどの緩効性肥料を小さじ1杯与えるが、伸びすぎて困るので少なめにしたほうが安全です。冬はまったく与える必要はありません。
ガジュマルの株が大きく生長したら一回り大きな鉢に植え替えます。だいたい2~3年に1回が植え替えの目安です。植え替えの時期は5~7月です。鉢から抜いた株は周りの土を1/3程落として一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けます。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になります。
切り戻しって勇気がいりますよね、でも散髪をするように思い切ってバッサリいっていいんです!切った枝を挿し木にすることもできるそうです。
切り戻しをすることで、枝数が増えてバランスよく茂った姿に仕立てることができます。伸びる勢いの強い枝は放っておくと突出して全体のバランスを崩してしまうので付け根から切り取ります。その他の枝はバランスを見ながら1/3~2/3の長さに切り戻します。よく枝分かれしてどこからでも新芽を出すので、刈り込むように短めに切り戻しても大丈夫です。時には大胆に。作業の適期は5~6月です。
挿し木は5月から7月頃にするといいそうです。
楽しみですね!
ガジュマルの幹を見ていると、なんだか生きてるみたいですよね、観葉植物として部屋に置いておいたら元気がもらえそうです!仕事の合間に、勉強の合間にガジュマルを眺めて疲れを癒しましょう!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局