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【手軽にできる】瓶ではじめるアクアリウムの魅力に迫ってみる

みなさんは瓶でアクアリウムが始められることをご存知ですか?瓶でのアクアリウムといえばベタという熱帯魚が特に有名ですよね。瓶の中で生態系を再現できるアクアリウムはインテリアの華にもなります。今回は瓶ではじめるアクアリウムの魅力に迫っていきましょう。

そもそも瓶のアクアリウム・ボトルアクアリウムって?

瓶の中で生態系を再現するボトルアクアリウム。
とても素敵ですよね。
一体瓶でアクアリウムとはどういうことなのでしょう。

細かい定義は分かりませんが、水量のあまり多くない(数百ミリリットルから数リットルの)ガラスビンなどの容器で、ヒーターやろ過装置などを用いずに、魚や水草を飼育することをボトルアクアリウムと呼ぶようです。

出典:http://matome.naver.jp

普通にアクアリウムをはじめるには沢山の労力や器具が必要ですが、瓶ではじめるアクアリウムはとてもお手軽ですね。

小さくてかわいい、そしてあまり手間が掛からないというまるで魔法のような水槽ボトルアクアリウムは海外では子供たちに生態系(エコシステム)を教える一環として、または大人の趣味として、とても人気。

出典:https://kinarino.jp

ボトルの中の魚たちが出したフンや残餌がバクテリアの餌となり、魚のフンや残餌を分解して水を浄化します。また水草の養分となって、水草の成長を促します。自然の循環がボトルの中で再現されて、1つので世界ができあがる様子はとても感動的です!

出典:http://verandaher.blog.fc2.com

手軽にできて誰もが夢中になる瓶ではじめるアクアリウム。
瓶でアクアリウムを始めるにはどういったものが必要なのでしょうか。

瓶のアクアリウムに必要なものとは?

それでは本項では瓶のアクアリウムに必要なものをご紹介していきます。
手軽に手に入るものばかりですよ。

≪基本≫
・最低容量2リットルのガラス瓶
・底石
・小さな淡水魚
・カルキ抜きした水

出典:http://kinarino.jp

他にも水草や流木などが必要ですね。

水量は少なすぎると水温・水質維持がめちゃくちゃ大変

出典:https://acrylwp.wordpress.com

水草は、水槽内の景色をきれいに彩るだけではなく、熱帯魚の隠れ家、水槽内への酸素の供給、水の浄化作用、他にも水槽内の表面積が広くなるのでバクテリアが繁殖しやすくなる、などの効果が期待できます。

出典:http://bottleaqua.com

流木はビンに入る大きさで、ある程度厚み(高さ)があるものを選びましょう。

出典:http://bottleaqua.com

瓶で始めるアクアリウムは簡単に揃うものばかりで、コストパフォーマンスも魅力的。
お気に入りのおしゃれな瓶を使うだけで小さな水族館が再現できるなんて素敵ですよね。

瓶ではじめるアクアリウムをいざ実践

さて、瓶ではじめるアクアリウムに興味を持っていただけたところで実践にうつってみましょう。
とってもお手軽にできますよ。

1. 瓶に底床の砂利またはソイルを、3〜5cm程度敷く
瓶や水草の大きさにあわせて調整してください。肥料は必要ありません。

2. 底床を動かさないように、少しずつ水を入れる
ドバドバと水を注ぐと水が濁ったり、底床が凸凹になったりします。口が広い場合は、底床の上にビニールを敷いて水を入れてからそっと抜くと楽です。

3. ピンセットを使って水草を植栽する
指で行うよりもピンセットの方が作業が楽です。水草と垂直になるように持って、底床に刺すように植栽します。

4. お好みで貝なども入れる
完成です!!!

出典:http://verandaher.blog.fc2.com

直射日光が当たらない間接光が差し込む明るい場所に置いてください。直射日光が当たると藻が発生したり、夏だと暑すぎてお湯になってしまい植物が枯れてしまいます。また、水温が15~28℃で安定するように、温度差の激しい場所は避けてください。

間違って蹴ってしまいそうな床などの倒れやすい場所や、水に濡れると困る電化製品や革製の近くには置かないでください。

出典:http://verandaher.blog.fc2.com

水はそのまま放っておくと濁ったり、悪臭がすることがあります。水草の成長にも良くありません。必ずこまめに(少なくても週に1回を目安に)取り替えてください。

出典:http://verandaher.blog.fc2.com

とっても簡単ですよね。
是非瓶でできるアクアリウムを実践してみてくださいね。

瓶ではじめるアクアリウムに適した生き物とは?

さて、瓶ではじめるアクアリウムの実践にうつったところで、生き物の存在がいないとはじまりませんよね
どういった生き物が瓶で飼うのに適しているのでしょうか。

瓶ではじめるアクアリウムに適した魚その1 ベタ

優雅なヒレと美しい色彩でグッピーなどと同様に古くから親しまれている熱帯魚で、ベタ・スプレンデンス(Betta splendens)を改良した種です。

出典:http://www.shopping-charm.jp

ベタやグラミーの仲間はラビリンス器官と呼ばれる特殊な器官を持ちます。
この器官は上鰓器官(じょうさいきかん)とも呼ばれ、空気中の酸素を取り込むことができます。

出典:http://www.shopping-charm.jp

そのため低溶存酸素(水中に溶存する酸素の量が低いこと)に強く、他にも低水温、低pHへの耐性があることからベタはグラスや小型容器で飼育できます。

出典:http://www.shopping-charm.jp

瓶ではじめるアクアリウムに適した生き物その2 ミナミヌマエビ

エビはコケを食べてくれる
という水槽内の環境をきれいに保つ働きをもっていますので、
ボトルアクアリウムにはかなりおすすめです。

出典:http://aquariumbeginners.xyz

エビはあまり泳ぎ回りませんので、
小さなボトルでも十分飼育できます。

出典:http://aquariumbeginners.xyz

ボトルアクアリウムに最も適したエビがこのミナミヌマエビです。入手も容易で専門店でなくても売られているほどポピュラーな存在です。

環境が合えば淡水のみで繁殖し稚エビを見かけることもあるでしょう。小さい体でも驚くほど強靱で野外で繁殖したような個体は早々死にません。

出典:http://www.shaveoffmind.com

瓶ではじめるアクアリウムの可能性は無限大

今回は瓶ではじめるアクアリウム・ボトルアクアリウムに関して色々ご紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。
しかしながら瓶でのアクアリウムは水量が少ない分、水質の変化が普通のアクアリウムに比べて激しいのでこまめに管理ができる人に向いていると思います。
それでもお手軽にできるので是非試してみてくださいね。

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