アクアリウムで金魚であなたも日々のストレスから癒されてみませんか
2016/03/07
梅山
2015/11/04 更新
自宅にアクアリウムがあるというのは憧れでもあります。安らぎや癒しを与えてくれる大切な空間として、アクアリウムを水草や金魚で楽しむという方は増えてきています。アートアクアリウム展と題して行われる数千匹の金魚を水中アートとする展覧会も有名なアクアリウムを自宅でも♪
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アクアリウムの水槽を優雅に泳ぐ金魚
アクアリウム(英: Aquarium)は、水生生物の飼育設備を指す。水族館のような大型施設から小規模の個人的設備までの全体にまたがる概念である。
今日の日本ではその中でも特に観賞用に熱帯魚(観賞魚)や水草などを飼育・栽培すること、またはそのために構築された水槽を含む環境を指すことが多い。この愛好者はアクアリストと呼ばれる。
昔から、自宅の玄関先に水槽で金魚を飼っていたという方も多いのではないでしょうか?その水槽内の環境を良くして観賞用としても楽しむのをアクアリウム・金魚というんですね。
2012年に行われたアートアクアリウム展「江戸・金魚の涼」より
2013年に行われたアートアクアリウム展「江戸・金魚の涼」より
金魚アクアリウム展の「禅アクアリウム」
それぞれがとても特徴的で魅力的な金魚のアートアクアリウム展です。是非一度は足を運んでみたいものです。
ご紹介したアートアクアリウム展のような設備がなくても、もちろん金魚のアクアリウムは楽しめます。
ゆったりと金魚が泳ぐ大き目の水槽
このような大き目の水槽で、金魚のいるアクアリウム空間として楽しむのもいいですね。
場所を取らない小さめのアクアリウムの水槽
このような小さ目な水槽なら置き場所にも困らないので、お部屋のインテリアとしても金魚のいるアクアリウムが楽しめます。
金魚のいるアクアリウムを始めてみようかな。でも、初めてだから何を準備したらいいのかが分からない…そんな方のために、金魚のいるアクアリウムに必要な物や
水槽はもちろんですがまずは濾過機が必要です。濾過機は汚れた水をきれいにする役割があります。アクアリウムをうまくやっていくコツはなんといっても“水質管理”なので、濾過機はアクアリウムの心臓部と言っても過言ではありません。そしてほとんどの魚と水草はある程度の水温が必要なのでヒーターも外せません。本当に最低限必要なものはこれだけです。
金魚の健康のためにも、こられの物は欠かせませんね。
せっかく鑑賞するためのアクアリウムなので照明はあった方がいいでしょう。照明があると魚の色がわかりやすいだけではなく、魚自体の色も美しくなります。ほとんどの水草にも照明が必要です。
できればあった方がいいものを挙げていけばきりがないのですが、これくらいの設備があればアクアリウムを楽しむことができるでしょう。ほとんどの水槽では砂利や土などを入れているのですが、とくに水草を入れないということであればこれは必須ではありません。
やっぱり金魚のいるアクアリウムを楽しむのなら水草も一緒に。という方は照明の準備も必要ですね。
金魚すくいで見られるワキン、リュウキン、キャリコは飼いやすい品種です。店頭で販売されているオランダシシガシラやタンチョウも初心者向けと言えます。ピンポンパールやトサキンはデリケートな面があるので、金魚の飼育に慣れてからチャレンジするのが良いでしょう。
金魚すくいなどでも良く目にするワキン
丸い体形の代表種リュウキン
鶴の丹頂のようなタンチョウ
同じガラス水槽でも大きく「枠あり水槽」と「枠なし水槽」があります。
枠ありはフレーム水槽などともよばれますし、枠なしはフレームレスやオールガラス水槽とよばれています。枠あり水槽は枠でガラスが固定されているため枠なしより強度が高いといわれています。枠なし水槽は枠がないため見た目がスマートで美しく、とくに水草水槽などのように水景を重視するアクアリウムにはとくに選ばれる水槽です。
枠あり水槽は枠とシリコン接着剤でガラスを固定しているのでガラスが薄く、その分安価です。枠なし水槽は枠がないのでシリコン接着剤でガラスを固定しているためガラス自体が厚く頑丈になっているのでそのぶん値段も高くなっています。
「入門として小さいのから…」という感じで始める人が多いのですが、可能であれば60センチ幅の水槽から始めるのが失敗しないコツです。アクアリウムの基本は水質管理。水量が少ないとちょっとしたことで水質が悪化してしまいますし、水温も容易に変化してしまうため魚や水草が体調を崩しやすいのです。また、アクアリウムにのめり込むと今あるサイズでは満足できずに大きな水槽に切り替えていく人がほとんどです。
一度金魚のいるアクアリウムを始めてしまったら、どんどん大きな水槽に憧れて替えていきたくなる気持ちも分かりますよね。スペースに問題がなければ、大き目サイズから始めるのも良いんですね。
場所で水質に影響を与えやすいのは「直射日光」です。日光が当たらない場所でも水温は30度は超えるので直射日光が当たるとなおさらです。ほとんどの魚やエビなどは30度を超えると体調を崩します。またコケが発生しやすくなり見た目も悪くなりますし、メンテナンスも大変になります。また酸素が水に溶け込みにくくなり酸欠状態になることもあります。
このようなトラブルを避けるために窓際の設置はオススメできません。他には消臭・殺虫スプレーなどの影響も大きく、殺虫剤成分が水に溶けて魚やバクテリアが死んでしまった例もあります。そういった薬剤をできるだけ使用しないであろう場所もひとつ考えてみてください。
アクアリウムのメンテナンスといえばどうしても「水」が関わります。水換えがしやすい場所を考慮しましょう。頻度の高い換水がしにくいと作業が面倒になり自然と換水回数が減ります。すると水質が悪化しますね。
同じくらい重要なのは「水漏れしても影響が少ない場所」です。水槽が壊れなくても濾過器や水槽ガラスの掃除をすれば少なからず水濡れするものです。できるだけ周囲にはコンセント差し込み口を集めないことや本棚に置かない、家電の近くには置かない、部屋の隅に置くときは水漏れを拭き取るために水槽と壁の間に手などが入るくらいの隙間を空けておくなど考えておきたいです。
水槽を設置する前には良く考えて決める必要があるんですね。
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