テラリウムは、陸上の生物を飼育することで、容器はガラス製です
2015/12/03
やまだーこうち
オオクワガタの飼育を考えます。テラリウムは、オオクワガタを水槽などの容器で飼育・栽培する技術です。テラリウムは、多くの園館や研究者、アマチュア愛好家によって製作されているものです。オオクワガタの飼育では、マニアの間で、個体の大きさを競うものです。
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オオクワガタは、日本在来種で最大のクワガタ虫です。テラリウムで飼育するマニアが多いです。
オオクワガタ(大鍬形、Dorcus hopei binodulosus)は、コウチュウ目・クワガタムシ科・オオクワガタ属・オオクワガタ亜属に属するホペイオオクワガタの亜種であり、日本では最大級のクワガタムシである。 飼育下においての繁殖法が確立されているものの、乱獲(特に材割り採集や生息木の洞の破壊)により多大な被害を受けた種である。その拡大した被害状況は新聞などの報道でも多数報じられている。これら乱獲や丘陵地の開発や森林伐採などにより野生個体の生息が危ぶまれており、2007年には準絶滅危惧種から絶滅危惧II類に引き上げられた。
オオクワガタは、絶滅危惧Ⅱ類です。テラリウムで飼育する方法です。
オオクワガタのテラリウム
オオクワガタの楽しみ方は数多くあります。(オオクワガタをテラリウムで)
「こんなにおもろい事を子供の遊びと切り捨てるのは勿体ない!!」クワガタの楽しみ方も数知れずです。
集めて良し・鑑賞して良し・戦わせて良し・ブリードして良し・採集して良し・・
子供の遊びの延長線上であるとも言えます。(オオクワガタをテラリウムで)
オオクワガタのテラリウム
見事なオオクワガタです(テラリウム)
ご家族のご理解を得るのは、ご主人さんも難関ですね。(オオクワガタのテラリウム)
オオクワガタのテラリウム
こういうのが、テラリウムなんです。(オオクワガタ)
くれぐれも外国産の昆虫(国産でも生息地域の違う昆虫)を日本の野山に放す(放虫)するのは止めましょう。飼いきれなくなったからという確信犯的な放虫から、かわいそうだから放してあげなさいという知識の無い親のいうことに従って、知らずに放虫する子供まで、さまざまだと思います
外国産の甲虫を放すことは日本の生態系を確実に崩して行きます。(外国産の放虫)(オオクワガタのテラリウム)
セッティングです。(テラリウムの)
苔や流木を並べるのが、楽しみです。(オオクワガタのテラリウム)
今回は水槽の上からライトを当てて、ガラス面からカメラまでをタオルなどで覆って遮光してみました。昨日のよりはましかな・・・ (;・∀・)
苔がやはりあまり綺麗に見えません。後日ネットでホソバオキナコケを購入して張り替えようかなと思います。
流木をしっかりと乾燥させ、帰宅後再セッティングしたそうです。(オオクワガタのテラリウム)
乾燥させてます。
こういう手間が大事です。(オオクワガタのテラリウム)
砂も日光に当てて消毒すれば、ダニなどの繁殖を防げます。(オオクワガタのテラリウム)
越冬します。
オオクワガタの越冬する場所です。(オオクワガタのテラリウム)
5~6年生きる個体もいるそうです。越冬場所でもあります。(オオクワガタのテラリウム)
クヌギの木
クヌギの木が手に入ったら、テラリウムに入れましょう。
ドングリから2年目のクヌギ苗を使いました
大きな台場クヌギに包まれたクヌギです(^^)/ イメージは母性愛です(笑)最後は影の役者! 苔を使った苔三昧です(笑)
クヌギと苔ですね。オオクワガタのテラリウムの定番中の定番です。
テラリウムを清掃します
2~3ヶ月でダニが発生したそうです。
同時にテラ内にダニが少々発生しているのも発見してしまったから。。ショック
テラを組んでから2ヵ月半、今回が初の全面リニューアル&清掃となる
流木も清掃したので乾くまで時間が掛かるので、ストック分を起用する。
マットは前回同様「パインの木の上で」と「針葉樹マット」のコラボいなずま底面に「パイン」を敷き詰め、その上から「針葉樹マット」を被せる方法。
この方法で清掃頻度の減、ダニ発生の長期間抑制が可能になりました
テラリウムにダニが発生すると、気になるものです。本格的清掃作業です。
オオクワガタ
りっぱです。オオクワガタの雄姿です。
野外ではオス20-76.6mm、メス22-48mm、飼育個体ではオス87.1mm(大阪府能勢産)、メス58.0mm(川西市産)との記録がある(2012年現在)
野生個体の生活環は生息域により異なるが、甲信越や関東では、2年1化1越年(幼虫で2年過ごし夏に羽化後翌年まで静止する)で、孵化から3年目の初夏に活動を開始し、成虫は繁殖活動後も越冬を繰り返す。なお寿命は長く、飼育下で5-6年生きる個体も珍しくない。
オオクワガタを飼育する方法で、鑑賞と併せて、テラリウムと呼ばれている方法があるのです。クヌギや苔を配置すると、ダニの繁殖があります。清掃などのメンテナンスも当然必要になります。
ブリードと言いますか、繁殖を試みるのも、マニアでは実際に行われていることです。オスの個体が80mmを超えると、マニア垂涎のオオクワガタになります。
80mm越えを狙って、あなたもオオクワガタのテラリウムを作りましょう。
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