2017/02/23
himari10
2015/11/26 更新
みなさんは園芸でアブラムシなどの害虫に悩まされたことってありませんか?園芸をする上で害虫の存在はまさに大敵といってもいいほどイヤな存在ですよね。害虫が一匹でも発生すると気が滅入ってしまいますよ。今回はそんな園芸における煩わしい害虫別の対策をご紹介していきます。
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さて、園芸における害虫別対策・アブラムシ編です。
アブラムシといえば園芸の大敵中の大敵でしょう。
園芸をやっている方は1回でも遭遇したことがあると思います。
アブラムシには多くの種類があり、世界には3,000種以上、日本でも700種類以上いる。
古くから知られている有名な害虫であるが、その生態は複雑で、未知の部分も多い。
アブラムシは植物に寄生すると、ひたすら汁を吸引し続けるので、群がって寄生されると、成長の勢いをなくして弱まってしまう。
植物が元気をなくすと対抗力も衰えてくるので、病気になったり枯れやすくなる。
園芸の害虫で1番真っ先に名前があがるのもわかります。
霧吹きでシュッシュと吹き飛ばすのが簡単そうですね。
しかしながら数が多いととても面倒くさいので、園芸用の殺虫剤を使うことをおすすめします。
さて続いて紹介する園芸における害虫別対策はハダニ編です。
ハダニもまた園芸においては早急な駆除をしないと植物が大変なことになる厄介な害虫です。
被害が進行するに従って葉色は悪くなり、草花や野菜では落葉して枯れることもあります。庭木などでは枯れることはありませんが生育が悪くなり、葉色もさえないため美観が損なわれます。
害虫によって植物の美観が損なわれると園芸も台無しになってしまいますね。
発生しているハダニの数がまだ少ない場合は、殺虫剤を使わずに駆除できます。葉の裏に集団で寄生しているので、セロハンテープやガムテープなどを貼り付けてはがすか、牛乳と水を1:1で割ったものを晴れた日に吹きかけて、窒息死するのを待ちます。牛乳はそのままにしていると腐ってしまうので、散布後は水できれいに洗い流すのがポイントです。
薬を使わなくても対処することが可能な害虫ですが、こちらも大発生してしまったら園芸用の殺虫剤で対処するしかありません。
「粘着くん」が特におすすめです。
さて続いて紹介する園芸における害虫別対策はカイガラムシについてです。
カイガラムシも園芸をするうえで大発生しやすい害虫で、殻のない種類と殻のある種類に大きくワケられます。
カイガラムシは世界中に分布する虫。植物の葉や茎にくっついて、その汁を吸って栄養とします。カイガラムシは植物の汁を吸うのですが、植物の汁は水分と糖分がほとんどで、コレだけを栄養にしている限りは栄養が偏ってしまいます。そこで、体から余分な糖分を排泄します。それがカイガラムシの体を覆っているモノ…虫体被覆物です。
カイガラムシの排泄物の甘いにおいに引き寄せられて、別の虫や菌が寄ってきて、二次被害を招くことです。特に「すす病」を引き起こす「すす病菌」が寄ってきやすくなります。すす病に感染する原因のほとんどはカイガラムシで、葉っぱの表面がすすがかかったように灰色から黒色っぽくなります。
直接的被害と間接的被害をもたらす害虫なのですね。
カイガラムシのやっかいなところは、成虫になると殻やろう物質で覆われているため、薬剤が浸透しにくくて、その効果を十分に発揮することができないこと。(コナカイガラムシは成虫でも動き回ります)
ですから少し手間はかかりますが、ブラシなどでこすり落とすのが一番有効な手段となってます。
カイガラムシの予防策としては幼虫が出る時期を察知して、園芸用の殺虫剤「アクテリック乳剤」を散布しておくとなお良いと思います。
最後にご紹介する園芸における害虫別対策はハムシについてです。
ハムシは放っておくと葉が焼けたような状態になってしまう厄介な害虫なんですよ。
ハムシ類は、成虫の背中が硬い甲虫の仲間で、野菜、庭木、果樹、草花など広範囲の植物に寄生します。春から秋に発生し、成虫は葉を食べて土の中に産卵します。
ハムシが多数寄生すると、葉や根が著しく食害され、植物の生育は悪くなります。特に根を食害されると、株はしおれ、ひどい場合には枯れます。そのため、野菜などは品質が悪くなり収穫量も減ります。庭木や草花では観賞価値も下がります。
家庭菜園をやっている方にはもっとも来ないでもらいたい害虫の1匹です。
園芸をする上でも植物の見た目はほんとうに大事ですね。
成虫は見つけしだい捕殺します。動きの活発な日中ではなく、午前中の気温の低い時間に探すようにすると効率的です。薬剤を使用する場合は、成虫の発生を確認してから1週間おきに3~4回、マラソン乳剤、オルトラン液剤・水和剤など作物に登録のある薬剤を散布します。幼虫の駆除には、これらの薬剤を6月中旬に1回、株元に流しこみます。
今回は園芸における害虫別対策をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
園芸をするうえでは害虫を見かけたらすぐになんらかの対策をうっておこないと折角の園芸が台無しになってしまいますね。
害虫を見かけても慌てず対処して是非快適な園芸ライフをおくってくださいね。
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