2017/02/23
himari10
家庭菜園やガーデニング、ベランダでの園芸が流行っていますよね。私も始めたい!という初心者の方が気をつけたいのは植物の病気や害虫対策ですよね。今回は、園芸をする上で必要な農薬を紹介します。農薬も種類が多いので、ケースにあわせて使うことが大切になってきます。
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最近では園芸専門店やホームセンターが増えてきました。園芸初心者のために分かりやすいコーナーもありますが、農薬や肥料は聞いたことのない名前が多く何が必要なのか分からなくなってしまいますよね。
園芸用の農薬コーナーに行くとこんなに種類がある
たとえば園芸店に行って園芸用の農薬を・・・と探してみるとこれだけの種類があります。
しかし、趣味で行う範囲の園芸などでは農薬もそんなに種類を揃える必要はないといいます。
そこで今回の記事では、ご家庭で園芸をする際に必要ではないかと思われる農薬についてケースごとに紹介していこうと思います。
園芸店にいって迷うことがないように、いっしょに農薬のあれこれを見ていきましょう!
基本的に、スプレータイプの農薬を準備しておくとご家庭の園芸には最適です。
スプレータイプの農薬の一例
これは園芸店でなくてもホームセンターやスーパーへ行っても売られている場合があります。スプレータイプの農薬は手に入りやすくこのまま使えるという利点があります。
ご家庭の園芸の強い味方となるスプレー農薬は、次の2種類があります。
ご家庭の園芸に ベニカXスプレー(主に草花用)
これから園芸でガーデニングを始めたい方には、虫害や病気対策としてベニカXスプレーをオススメします。スプレータイプの農薬で入手も簡単です。
ご家庭の園芸に トップジンスプレー(主に野菜用)
同じ園芸でも、こちらは家庭菜園を始めようという方にオススメです。これは野菜の虫害や病気を防いでくれる農薬です。ベニカXと同じで園芸店などへ行くと簡単に手に入ります。
ご家庭の園芸にあわせた方をとりあえず一つ持っておけばすぐに対処することができます。どちらも価格は700円前後で手に入れることができます。
園芸には虫や病気がつきものです。もしものときにすぐ使えるように、これらのスプレータイプの農薬は用意しておくべきでしょう。
園芸用の農薬には様々な効果のものがある
簡単な園芸用の農薬をご紹介しましたが、次に気になるのはご家庭の園芸で農薬を使っていいのかどうか?ということですよね。
園芸で植物を育てるということは、環境にもよりますが病気や害虫の発生はやむを得ないところです。
何の疑いもなく、殺虫・殺菌効果の高い農薬を使い、植物の適正な環境にまで影響を与え、さらに軟弱な土壌環境にしてしまっている印象を受けています。
農業で使用するような本格的で強力な農薬を、ご家庭の園芸で使用してしまう方もいるようです。すると植物自体の病気に対する対抗力が弱くなってしまったり、農薬が効かない害虫が発生してしまう場合もあるとのことです。
ご家庭の園芸で使う場合には、まず先ほど紹介したスプレータイプの農薬を使ってみましょう。もしも症状が改善されなかったり害虫がいなくならなかったときは、園芸店の店員さんに聞いてみるのがいいでしょう。安易に強力な農薬を使うことはオススメできません。
では、植物のためにあまり農薬を使いたくない!という場合はどうすれば良いのでしょうか?よく聞くのはこのような木酢液ですよね。
木酢液はこのように、農薬ではなく炭から抽出された液体のことです。
1リットルの水に対して500倍で散布する場合は、まず、木酢液5cc(小さじ1杯)を測って噴霧器に入れます。そこに水を入れ、よく混ぜた液体を、噴霧します。
使い方は簡単で、霧吹き機に500倍に薄めた木酢液を入れてスプレーするだけです。
木酢液の匂いをかぐと、焚火をしたときのケムリの匂いのような感じがします。この匂いを苦手とする生き物が多いようで、害虫が寄ってこなくなったり、野良ネコよけの効果があったりすることも知られています。
木酢液はもちろん農薬ではありませんから自然にも優しいほか、匂いが苦手な虫が寄り付かなくなるという効果があります。
木酢液も園芸店などで購入することができます。農薬を使いたくない方にはオススメですが、使用方法を守らないとかえって逆効果になることもあります。適切な使用を心がけましょう。
園芸の天敵、病気や害虫を簡単に防ぐためには農薬は欠かせません。しかしせっかく育てるならあまり強力な農薬ではなく、使うとしてもスプレー農薬にとどめておいたほうが得策かもしれません。とくに家庭菜園を行う場合には、できるだけ農薬を避けたいものですよね。
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