2015/12/18
sura
2015/11/29 更新
家を花で美しく彩りたい!でも初心者でも簡単に出来る寄せ植えなんてあるのだろうかと思い、中々踏み出せない人も多いかもしれません。寄せ植え初心者でも簡単綺麗に咲かせられるペチュニアをご存知でしょうか。寄せ植え初心者におすすめのペチュニアの魅力をご紹介します。
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ペチュニア
科名:ナス科
属名:ペチュニア属
学名:Petunia
別名:衝羽根朝顔
ペチュニア
時期は春先から秋まで!長く楽しめる花です。
ペチュニア(Petunia)とは南米原産のナス科ペチュニア属に属する草本の総称。園芸植物として花が観賞される。属名のPetuniaは、ブラジル先住民の言語で「たばこ」の意味。
その後、一層に品種改良が加えられ、花の大きさは大輪、中輪、小輪、花の色は赤、赤紫、紫、青紫、白、白黄、白青、桃など多彩で、禹長春によって八重咲きのものが作出されるなど、花容がバラエティに富むものになった。また。当初は草丈が高く、花数が少なかったものも、匍匐性で、花数が多いものになった。
日本には「ツクバネアサガオ」の名称で渡来し、寒さに弱いため専ら一年草として扱われた。雨で育成不良や、枯れる事が多々あることから人気は今ひとつだったが、サントリーが日本の気候に適応できるよう、品種改良した「サフィニア」を出してから、人気が高まり、園芸各社で品種改良の競争が進み、一層の多様性を深めている。現在では、特に日本において、品種改良の競争がもっとも激しいと言われる種である。
ペチュニアの由来の「タバコ」。これはナス科のタバコ属に似ているためではないかと言われているからだそう。サントリーが日本向けに品種改良した「サフィニア」から人気が出たのですね。サフィニアも確かに綺麗ですよね。でも元祖はペチュニア。ペチュニアの人気は健在なのです。
ペチュニアの寄せ植え・豆知識1
一般的には苗が4月前後に出るのでそれをプランターや庭に植えます。春・夏・秋と直射日光にも負けずワンワンと咲き乱れ、寒さに弱いために冬には枯れてしまいます。
人気の秘密は水やりをやっていればよく咲くこと。摘芯、肥料、日光、土など条件をそろえれば更によく咲きます。環境が悪くないのにペチュニアを枯らすには水のやり忘れしかないです。そのくらい簡単です。
●水やりは普通。日当たりで管理。日光が少ないと花が咲かない。
●肥料が切れると花が止まる。肥料は追加するもの。
●霜が降りる頃には枯れる。それでおしまいの一年草。
●摘芯すると脇芽が出てよく花が咲く。というか摘芯しないとダメ。
●古い土で絶対に植えない。古い土で植えると生育不良を起こす。
●昨年ナス科植物を植えた場所には植えない。連作障害を起こします。
ペチュニアの寄せ植えは、4月前後から春・夏・秋まで直射日光にも負けずワンワンと咲き乱れるので、長く楽しめるのも人気の一つですね。①日当たり②良い土③摘芯をするの3点を特に注意すれば、よく咲いてくれるならそんなに面倒ではありません。初心者はペチュニアから入る人が多いですよね。
ペチュニアの寄せ植え・豆知識2
ペチュニアは本来多年草なので、冬越しも出来ないわけでは無いのですが、日光を必要としながら、寒さに非常に弱いために相当な気遣いが必要です。それより翌年新しい苗を買ったほうが楽です。普通は一年草扱いです。
土が乾いていたら水をタップリとあげます。鉢やプランターの場合は鉢底から水がしみ出すくらいにあげてください。土が長期間濡れていると根腐れすることがありますので土が濡れているようなら水はやらないでください。
花が咲いている期間は1週間に一回、液肥をあげてください。ペチュニアは、とにかく咲き続けるので肥料が切れると途端に花が止まります。培養土にも肥料は入っていますが不足します。
他の植物に比べると夏の暑さにも強いです。真夏であっても日光に当てていても枯れることはありません。ですが35度を超えたあたりから花が止まり、生育も止まり、元気が無くなります。
ある程度花が咲いて、一段落したら、株全体を半分か三分の一に切り戻しをすることで、更に株が大きくなります。梅雨前に蒸れ対策を兼ねて、切り戻すと良いです。
ペチュニアは水はたっぷり切らさないようにするのですが、だからと言って湿った状態にすると根腐れが。でも基本を守れば簡単なのです。肥料や日当たりはよくわかるのですが、摘芯と切り戻しが重要となってきます。この2点に花摘みを加えた3点ついて説明しましょう。
摘芯(ピンチ)
「ペチュニア」という花の多くは、今伸びている茎だけがどんどん伸びて、その茎の先だけにしか花をつけなくなるという傾向があります。
摘芯(ピンチ)
枝先につぼみをつけそうな芽がありますので(成長点)「なんか今から伸びて形くずしそうだなー」と思われる茎の先の芽を摘みます。枝先をピンチすることで、株もとの茎が伸びてくるので必然的に花をつける茎が増えます。
花がらを摘む
これはペチュニアだけでなく「額の上に花弁をつける植物」すべての手入れに当てはまります。種をつけさせないようにすることで開花が豊富になります。
切り戻し
写真のように、「理想の円形」からはみ出ている茎を、散髪するつもりですべて切り落とします。
切り戻し
はさみ切っても、爪でポキポキちぎってもOK。躊躇しないことです。
慣れないうちはどうすれば良いのか、正しいやり方で出来ているのか不安になるかもしれませんね。でも思い切りが大事なようです。この3点はペチュニアの寄せ植えに非常に重要なポイントとなってきます。寄せ植えの全体的な仕上がりが全然変わってきます。
ロベリア
小さなチョウチョのような小花が可愛らしいロベリア。寄せ植えにはまさに名脇役で存在感のあるペチュニアを引き立ててくれます。
色は白、ピンク、赤紫、青紫、水色、青など黄色系以外で多様に揃っています。ペチュニアと同じく日当たりと風通しのよい場所を好むので生育の相性も良好。うまく育てるとこんもりとこぼれるように咲きます。
バーベナ
和名は「美女桜」。ハンギングバスケットなどで活躍する「しだれる系」の小花です。
色は白、ピンク、オレンジ、赤紫など。赤白のストライプや、ひと花で2色に分かれているものなど品種のバリエーションが多く選ぶのも楽しいです。ペチュニア同様、切り戻しながら育てると枝数がふえ、大きく育ちます。
リシマキア
さわやかな黄緑色で、這うように育つのは「リシマキア」。白、黄色、淡紫などの涼しげなペチュニアに合わせると夏らしい雰囲気にぴったりです。
ペチュニアの寄せ植えにぴったりな相性のいい草花をご紹介しました。見た目もペチュニアの良さを引き立たせてくれていますよね。これが寄せ植えの醍醐味です。どの草花と合わせるのか考えるだけでも寄せ植えが楽しくなりますね。
サフィニア
こちらはペチュニアを品種改良したサフィニア。こちらも綺麗ですね。もちろんペチュニア同様寄せ植えにも適していますよ。
いかがでしたか?ペチュニアの寄せ植えについての特集でした。ペチュニアはコツさえ押さえれば、簡単で長く楽しめる花。そして色が多数あるので、相性のいいものを持ってくれば寄せ植えにも適していて、とても美しいです。ペチュニアの寄せ植えで明るい素敵な家にして、心が癒されると良いですね。
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