アイロン台がなくても代用品でアイロンが掛けられるコツをご紹介!
2020/01/18
huamoa
2020/12/10 更新
煮ものを作りたいけど、落し蓋がなくて困ったことはありませんか?落し蓋があるのとないのでは、味が変わるほど重要なものでもあります。実は落し蓋がなくても、キッチンにあるアイテムで代用が可能なのです。簡単に落し蓋の代用となるアイテムについて紹介します。
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煮ものなどを作る際に使う落し蓋。
料理のレシピを見ても煮込む際は、落し蓋をするようにと書かれていることも多いでしょう。
落し蓋があるのとないのでは、料理の味が違うほど重要なものでもあります。では、落し蓋が料理に必要な訳を見ていきましょう。
そもそも料理をしない方からすれば、落し蓋って何?という方もいると思います。
落し蓋とは、鍋より一回り小さいふたを食材の上に落とすように直接乗せる蓋のことを言います。煮物を作る際に煮くずれを防いだり、味を染みこませるために役立つアイテムなんです!
かつては木で作られたものが大半だった落とし蓋でしたが、最近ではシリコン素材を使ったものや見た目がお洒落な落とし蓋も売られています。
落し蓋があると、鍋の煮物全体に味がしっかり染み込んで、おいしい出来上がりになります。
そして、料理時間の短縮にもなるのです。
落し蓋の役割3つはこちら。
1. 煮汁が全体に行き渡り、味が染み込む
落とし蓋を落とすことにより、鍋の中の煮汁が少なくても全体に行き渡り味が染みやすくなります。素材に味がよく染みるだけではなく、吹きこぼれを防いでくれる効果もあります。
2.材料の煮崩れが少ない
蓋の下の食材を弱い力で抑えているため、似ている間に材料同士がぶつかり合って煮崩れしてしまうことを防いでくれます。
3. 魚の嫌なニオイなどを逃してくれる
魚料理をするとどうしてもニオイが気になってしまいます。料理をする際に、落とし蓋をすることで魚の生臭さが蒸気と一緒に逃げ、鍋の中に残らなくなります、
落し蓋でも煮汁の蒸発をある程度防ぐことができますが、落し蓋をした上に普通の蓋を載せることでさらに蒸発を防ぐことができる「きせ蓋」という方法もあります。
魚などの生臭さがあるものに「きせ蓋」をする際は蓋を少しずらして臭みを逃がした方が良いです。これを「きり蓋」と言います。
落し蓋はあると便利なものですが、落し蓋は料理をする際に必ずしも必要なのでしょうか?
結論を言うと、必ずしもないといけないものではありません!落し蓋がなくてもおいしく煮物を作ることはできます。しかし、落し蓋をせず煮物を作ると、加熱度合や味自体にムラが出てしまうこともあります。
そういうことを避けるためにできるだけ落し蓋はあったほうがいいかもしれません。
落し蓋には、昔から使われている木製のもの、お手入れが簡単な金属製、効率的に熱を循環させることができるシリコン製のものがあります。
最近では100円ショップなどでも簡単に手に入るアイテムとなっていますよ!
落し蓋が料理に必要なことがわかりましたが、落し蓋がない家庭もあるでしょう。そんな時、落し蓋の代用になるものが必要となるのです。
実は落し蓋がなくてもキッチンにあるもので落とし蓋の代用ができるものがいくつかあるのです。
落し蓋の代用になるものにはどんなものがあるのでしょうか?
さて、最初にご紹介する落し蓋の代用品はアルミホイルです。落し蓋の代用で一番メジャーなものなのではないでしょうか。
アルミホイルならご家庭にあるという方も多いですよね。アルミホイルは落し蓋の代用が簡単にできちゃいます。
1、アルミホイルを鍋の上にかぶせて押し付けます。(鍋の直径の印をつける)
2、印よりも少し小さめに折り込んで鍋に入るサイズに丸く整えます。
3、真ん中に穴を開けます。
4、食材の上からかぶせます。
これで完成です。
実際に、アルミホイルを落し蓋の代用として使っている家庭も多いのではないでしょうか?
アルミホイルは、使い終わった後は捨てるだけなので、洗う手間も省くことができます。
・どの家庭にもある
・お鍋の大きさピッタリサイズに作れる
・使い捨てで衛生的
・置き場所がいらない
何と言っても、いつもキッチンにあるものを使うので、わざわざ買う必要が無いのが良いですね。
また、普通の落としぶただと小さいお鍋には入りませんが、アルミホイルなら調整可能ですから、お鍋のサイズを選ばず、ぴったりサイズにできるのも利点です。
・軽すぎる・酸や塩分の強い調味料に長時間つけておくと溶けることがあるアルミホイルで代用した落し蓋は軽さの面がデメリットです。軽いので、煮ている間に浮いてきてしまう可能性があります。しかしながら、アルミホイルも手に入りやすく落し蓋を代用するにも手間がかかりませんね。
さらに、長時間使用すると溶けてしまうことがありそう。アルミ成分が溶け出した料理を食べることは体に害になるので避けたいですよね・・・
しかし、通常の加熱調理では人体に害がある量のアルミが溶け出すことはありませんのでご安心を!あくまで、長時間使用を気をつけることが大切です。
続いてご紹介する落し蓋の代用品はクッキングシートです。クッキングシートもアルミホイルと並んで手に入りやすいキッチン用品です。お菓子作りなどをするご家庭によくあるのではないでしょうか。
クッキングシートは油の吸収がよく、揚げ物をした時に良く使いますよね。クッキングシートは落し蓋の代用として使えるのでしょうか?
クッキングシートを落し蓋として使う方法は、アルミホイルと変わりませんが、もう一度おさらいしておきましょう。
1、クッキングシートを鍋の上にかぶせて押し付けます。(鍋の直径の印をつける)
2、印よりも少し小さめにはさみで丸く切ります。
3、真ん中に穴を開けます。
4、食材の上からかぶせます。
アルミホイルがちょうどなかったという家庭はクッキングシートを落し蓋の代用にすると良いですね。
落し蓋の作り方
こちらはクッキングシートで作る落し蓋の代用品を細かく解説した動画です。
動画なのでとても参考になりますね。
クッキングシートを落し蓋の代用として使う家庭はアルミホイルと並んで多いようです。クッキングシートのメリットはアルミホイルと変わりませんが、アルミホイルと違うところは油を吸収する働きや、アクを吸い取ってくれるというところ。
少しでもカロリーを抑えたいという方は、アルミホイルよりもクッキングシートの方がいいかもしれませんね!
さらに、アルミホイルと違い水分を吸収し重くなるので煮ている間でも浮いてくる心配はありません。
大抵の家庭にこちらもあると思いますが、キッチンペーパーも落し蓋として活用できます。
キッチンペーパーは、カラーインクで柄が印刷してあるものでなく、白いものがおすすめ!
ペラペラのものだとボロボロとちぎれてしまい、食べ物に混ざってしまう可能性があるので、ちょっと厚手でしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。
あなたのお家のキッチンペーパーを一度水で濡らしてみて、ボロボロにならないか確認してから使ってみてください!
1、鍋の大きさに合わせて丸く切るか、そのまま鍋に入れて半端部分を折ります。
たったのこれだけでOKです!
キッチンペーパーを落し蓋の代用品にする際には、数枚を少しずつ重ねてお鍋の中にいれましょう。
クッキングシートのメリットにプラスして、表面にピッタリくっつくので、食材の上部にも味がしっかりまわることがキッチンペーパーのメリットです。
デメリットは特にありません。
落し蓋の代用でアルミホイルが使用できるのがわかりましたね。
実際にアルミホイルを代用している家庭も多いでしょう。
では、アルミホイルと同様にご家庭にある定番キッチンアイテムのラップでも落とし蓋の代用はできるのでしょうか?
ラップを落とし蓋の代用として使うと、食材にしっかりくっつくので、味が染み込むという利点があります。
この点ではアルミホイルより良いとも言えます。
ラップを落し蓋の代用として使っても大丈夫なのは、料理にもよるようです。また、ラップによっては熱に弱いものもあるので注意が必要です。
油が多い煮もの料理の時は、ラップの落とし蓋はあまりおすすめできません。
ラップを落とし蓋として代用する時は、数か所に穴を開けて使うとが良いでしょう。
アルミホイルやクッキングシートがちょうどなかった・・・
ラップでは落とし蓋として代用が不安な時は、どんなものを落とし蓋の代用にしたらいいのか悩みますよね。
そんな時はお皿を落し蓋の代用に使うのが良いでしょう。お皿は硬めなので、落とし蓋として使うことができそうですよね。
お皿がご家庭にないという方はほとんどいないと思うので、アルミホイルなどがないときはお皿を活用してみてください!
陶器のお皿を落し蓋の代用として使うこともできますが、紙のお皿でも落し蓋の代用になります。紙のお皿の方が陶器のお皿よりも使いやすいかもしれません。紙皿も落とし蓋になります。
アルミホイルと同じように、穴を空けて使用します。
お皿でも落し蓋として代用できますが、デメリットとなってしまうのがお皿の重さが関係してしまうこと。
重めのお皿を落し蓋として使ってしまうと、食材が潰れてしまうという可能性が!
できるだけ、軽めのものを選ぶようにしてください。
落し蓋は紙皿や鍋より一回り小さいお皿でも代用はできるのですが…
やはりアルミホイルやクッキングシートで落し蓋の代用をする方がおすすめです。
なんとキャベツを落し蓋の代用として使う方法があります!
落し蓋の代用として使うだけでなく、煮物と一緒に食べられるので、エコな落し蓋の代用方法です。できるだけ大きくてきれいな葉っぱを落し蓋の代わりにしましょう。
落し蓋としての使用方法は、大きな葉っぱを何枚か煮物の上にのせるだけです。
とても簡単で、ゴミも出ないのがメリットです!
和食を作る際に必要となってくる落し蓋。
落し蓋を使わなくても美味しいけど、使えば一層美味しくなるレシピをご紹介します。
日本の和食の代表と言っても過言ではない定番メニューの肉じゃが。
落し蓋を使えば、ジャガイモの中までしっかり味のしみた美味しい肉じゃがを作ることができますよ!
肉じゃがを作る上でのポイントは、ジャガイモは小さめよりも大きくカットするとグッド。
中まで味がしみた大根と、ほろほろになったお肉がとっても美味しい鶏肉と大根の煮物。
こちらも落し蓋を使って作りたいレシピです!
鶏肉を豚バラ肉などに変えても絶品のメニューが完成しますよ。
落し蓋の代用ができる身近にあるものをいくつか紹介しました。落し蓋は煮物を作る上ではとても大切なのです。
やはり、落し蓋があるとないとでは煮物の出来上がりに大きく関わってきます。落し蓋がない時は、キッチンにあるもので代用して、美味しい煮物料理を作ってみてくださいね!
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【この記事は2019/10/31に更新されました。】