部屋を華やかに彩る観葉植物の魅力に迫ってみる!【部屋に緑を】
2015/11/27
zeroko
ベランダや庭などの屋外に緑があると部屋から外を見たときに癒されますよね。屋外でも育てられる観葉植物はあるのでしょうか。今回は、比較的寒さに強く屋外でも育つ観葉植物をで紹介します。併せて、屋外での越冬対策や注意点も見ていきましょう。
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観葉植物と聞くとどんな植物を思い浮かべますか。
大きいものや小さいもの、屋内で楽しむもの、屋外の玄関先やベランダなどで楽しむもの。
様々なタイプがありますが、観葉植物の定義とはどのようなものなのでしょうか?
観葉植物とは、葉やその色合いを楽しむ植物です。
葉の形状、色彩、斑などの模様を観賞することを目的としています。
観葉植物はリラクゼーションの効果がある上、基本的には室内の直射日光が当たらない場所でも育つので、家庭の他にも、ホテルのロビーや美容室、飲食店などの店舗や、オフィスなどに置かれます。
観葉植物は元々暖かい地域のものが多いので、あまり寒さには強くないようです。
しかし、これからの寒い季節でも屋外で楽しめる観葉植物をご紹介します。
観賞用として人気がある観葉植物オリーブ。
シンボルツリーとして庭に植える方もいます。
寒さと乾燥に強いので、ベランダなど屋外で育てるのにおすすめです。
地中海付近の温かい地域で育つイメージが強いオリーブですが、実は冬の寒さにさらされることで花芽が育つ観葉植物です。
夜の冷え込みが厳しい時以外は冬場も室内に取り込まず、そのまま屋外で越冬(えっとう)させて下さい。
ワイヤープランツは、耐寒性があるので屋外で育てることが出来る観葉植物です。
葉が垂れる姿が可愛らしいので、ハンギングバスケットに入れてベランダに飾るのがおすすめです。
ワイヤープランツは、半日陰の場所でも良く育つ観葉植物です。
耐寒性に優れ、-5℃位まで耐えます。
ただし、寒風や霜に当たると葉が落ちてしまうので、寒い冬場は日当たりの良い場所に移しましょう。
ヤシ科の観葉植物であるフェニックス・ロべレニー。
南国の雰囲気を味わえる華やかな観葉植物で人気があります。
フェニックス・ロべレニーは日当たりを好む観葉植物なので、日当たりの良い場所に置いて下さい。
南国の植物ですが、寒さに強いので、屋外で越冬可能です。
乾燥には弱いので、水切れには注意が必要です。
クリスマスツリーのような形の観葉植物ゴールドクレスト。
風水では、屋外の北の方角に植えると子宝運に効果があると言われています。
ゴールドクレストは、寒さには非常に強い屋外向きの観葉植物です。
乾燥には弱いので、日光が十分に当たる風通しの良い場所に置いて下さい。
フイリホンコンカポックは、トップクラスの丈夫さを誇るシェフレラ属の観葉植物で初心者の方にもおすすめです。
斑入りのものや、葉が尖っているものなど多くの種類があります。
耐寒性もあり比較的乾燥にも強い観葉植物なので、屋外でも室内でも育てることが出来ます。
ただし、明るいところで育てていたものを急に室内に入れると落葉することもあるので、年間を通して日の当たる場所に置いておくのが良いでしょう。
シルクジャスミンは夏頃に白い可愛らしい花を咲かせる観葉植物です。
花の香りがジャスミンに似ていて、とても人気があります。
日光を好むので、日当たりの良い屋外で育てましょう。
耐寒温度は0℃以上ですが、霜に当たると痛んで枯れてしまうので、冬場最低気温が10℃を下回る場合は室内へ入れて下さい。
寒さに比較的強い観葉植物を紹介してきましたが、屋外での越冬対策はどうしたら良いのでしょうか?
対策や注意点など見ていきましょう。
冬の寒さや霜対策には、簡易温室が効果的です。
寒さに強い観葉植物であれば日中は問題ありませんが、夜間から早朝にかけては冷え込みが激しいので、簡易温室に入れておくと安心です。
簡易温室代わりに、段ボールや発泡スチロールなどを利用しても良いでしょう。
また、ベランダの床面がコンクリートの場合は、気温の低下とともにコンクリート部分もとても冷たくなります。
観葉植物を守るために、人工芝や発泡スチロールなどを敷いた上に鉢を置くようにして下さい。
寒く冷たい風は、水分の蒸発を早めたり観葉植物を痛める原因になるので、風対策もしっかりと行うことが大切です。
特に、高層階に住んでいる場合は風が強いので、ベランダに防風用ネットを設置すると安心です。
観葉植物を屋外の庭などに直接植えている場合は、根の部分を寒さから守るために敷き藁や、ウッドチップをひいて寒さ対策をしましょう。
屋外で育てることの出来る観葉植物をご紹介しました。
観葉植物は暖かなところを好むものが多いですが、寒さに強いものもあります。
越冬対策をしっかりとして、屋外でも観葉植物を楽しみましょう。
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